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Rome, day #3. 「奇跡の夜」 LEONARD COHEN @Foro Italico, Rome.

Ryoji Okada

 

 

 

< LOUD GARDEN 臨時休業のお知らせ >

7.2 tueから7.11 thuまで臨時休業をいただきます。

ご不便をお掛けいたしますが何卒ご了承下さいませ。 

誠に申し訳ございません。

 

< Special Campaign!:オーダーシャツ × 2枚 = ¥13,650〜 >

7.12 friよりスタート!

 

 

 

 

昨夜は、「あの」LEONARD COHENのライヴを観に行きました。

御歳77歳にして最高に美しい傑作を生み出した、詩人にして小説家にしてSSW、カナダ随一の伊達男にして才人、LEONARD COHEN。

一度は来日公演が決定していたもののキャンセルとなったらしく、結局日本ではライヴを行ったことが無い偉大な音楽家、LEONARD COHEN。

そんなLEONARD COHENのライヴがある、それが今回の旅でフレンツェの後にローマに入った理由のひとつです。

昨年リリースされた12枚目のアルバムOld Ideas。

本当に素晴らしい作品なのです!

が、でも、しかし、無論、もちろん、当たり前ですが、最大の理由は仕事ですよ〜〜!

初めてのローマで、他に類を見ない偉大な歴史が残した諸々に触れることにより創造力に新しいエッセンスを加えたいと思ったし、A WORKROOM時代もお得意様にとても喜ばれたアンティークのアクセサリー(カフリンクスなど)をローマ最大のフリーマーケットであるMercato Di Porta Portese/ポルタ・ポルテーゼ・マーケットあたりで仕込みたいと思ったし、知らない街のファッション事情やウィンドウを見て歩くのはいつだって勉強になると考えているし。。。

そういう訳でローマを選んだのです!

えへんっ!

実際にね、言葉に出来ない程の感動に僕を誘ってくれたローマが語りかけてきた諸々がですね、これから生み出す作品に何らかのいい影響を与えてくれるのは、それが直接的であれ間接的であれ、すぐにであれ長いスパンであれ、間違いないです。

それほどのインパクトでした!

そして、多くのイタリア人デザイナーが古代ローマやギリシャ時代のモチーフを自然かつ巧妙に、時には大胆に作品に散りばめることが少なくない理由も分かるような気がしました。

あのように巨大なインスピレーションの源のような遺跡たちが、首都のいたるところにあるんですもんね。

そんな遺跡に囲まれた首都が存在する日常と栄光のローマ時代への誇りがそうさせるのかもな〜?と肌身で感じました。

僕も昨日カラカラ浴場の中心付近に立って目を閉じてみたら走馬灯の如く当時のローマ市民の生活が頭を巡りましたからね。

まぁ、もちろん、ローマ帝国史については不勉強だから著しく正確性に欠く妄想でしょうけれど(笑)。

なにはともあれ、これだけの刺激に影響を受けない方が有り得ないでしょうし、今後はちょっとローマの歴史も勉強してみたくなりましたよ!

どのように僕の作品に影響を与えてくれるのか、僕自身も楽しみです。

とにもかくにも、ローマ万歳!

同じ歴史を感じる街でもね〜、我が国の愛すべき京都とはちょっと違うんだよな〜〜。

時代が違うのと「とにかく巨大!壮大!!」というせいかな??

京都はどちらかといえば、フィレンツェの方が近い感じがします。

そう考えたら、イタリアにはかように歴史をダイナミックに感じさせてくれる大きな都市がいくつもあるんだな〜と再認識。

クリエイティヴであり続ける材料に事欠かない国なのかも。

いずれにせよ、こういった刺激だけでもローマに来て良かったと痛感しています!

そして、幸いなことに、ポルタ・ポルテーゼではアンティークのカフリンクスの入手にも成功しました!

かように充実したローマ滞在の「締めに出来れば楽しいだろうな〜」という位置付けがLEONARD COHENのライヴだったのです。

あくまで主目的ではありません(笑)。

でもね、今日はそのライヴについて書きます!

え〜っと、まだヴァチカン博物館のことも書いてないし、フリーマーケットについても書きたいし、カラカラ浴場についても書かなきゃだし、ローマパワーで持ち込んだ仕事がはかどったことなんかも書きたいかも。。。

え〜い!

でも、それらは全部後回し!!!!

何故ならば「奇跡」が幾つも連なった昨晩について書きたいから!

では、LEONARD COHENライヴ観戦珍道中のダイジェストをどうぞ。

 

 

 

< 前提 >

ローマに入ってもまだチケットは購入していませんでした。

ネットで買おうと思ったのですが「面倒だな〜、しかもイタリア語わからん!まぁ、当日券もあるでしょ」と思ってしまったのと、21:00という開演時間がひっかかって。。。

後者については「終演後どうやって帰るの?」なんて不安がよぎって。。。

ローマ出身の友達のフーちゃんは「前座あるでしょ?77歳のおじいさんだもん、きっと21:00過ぎに始めて1時間ぐらいで終わるからバスで帰れるよ」だって。

ほんとかよ〜〜?

でも、そんな短いライヴなら微妙だな、行くの。。。

とにもかくにも、そんなこんなで、前提は「どうしても行きたければ行こう。行けば何とかなるでしょう」でした。

でもね、はい、やっぱり、「どうしても」行きたくなりましたよ!

旅の途中で、Old Ideasを聴いていたら尚更ね!

が、このいい加減な「前提」故にか?

ライヴを観て帰るまでに幾つもの困難が待ち受けていたのです。

いや、本当に何度諦めようと思ったことか!

でも、いずれのシーンでも「奇跡」が起きて僕を救ってくれたのです。

 

 

 

< 奇跡その1 >

会場に辿り着ける。

行き方は調べていた(前日にだけれど笑)ので、余裕を持って1時間以上前には着いておこうと19:00前にテルミナ駅に来たら。

地下鉄のLinea Aが止まっていました。。。

ガーン。

どうやって行くの???

タクシー!

長蛇の列。。。

バス、バス!!!

どれに乗っていいか分からん。。。

いろいろインフォメーションで聞いても、僕が行きたい駅へ辿り着くのは難しいらしく、地下鉄が動いたかな?などと確認をしに行ったりしている内に小一時間。。。

行きたい駅から15分くらい歩かなきゃいけない計算なのに〜〜!!!

え〜い、ままよ!

ここは勘を信じる!!

多分同じ方向のバス910に乗るぞ!

と乗りました。。。

でも、なかなか発車しない。。。

20:10頃に発車。。。

そして、冷房無し、満員、車内の電光掲示板に次の停車場所の情報などが一切出ないバスに揺られること約35分、終点の一駅手前(だったと思う)で、ネットで調べていたのと同じ風景が見えて来ました!

下車下車〜〜!!!

下車成功、汗だくで(笑)。

降りたら、バス停の看板の駅名の下に「Foro Italico」と会場の名前が!

やった〜〜!

何とですね、勘が正しくてね、後で調べてみたら最寄りのバス停で降りることに成功したのです!

素晴らしい。

 

 

 

バス停の目の前にあるこの橋を渡ると。

 

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オリンピックで使用するために作った(?)複合施設、Foro Italicoが目の前に!

 

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その右奥の小さめのスタディアムが会場(といってもフルキャパなら6,000人くらいはいるのかな?)でした!

 

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でも、LEONARD COHENのLの字も無いし、人もまばらだし、「当日券売場」らしきものも道中に無かったし不安。。。

 

 

 

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これを見てやっと一安心!

しかし、結構ナイスなメンツがやるんだね〜、ここで!

という訳で、何とか奇跡的に21:00ジャストくらいに会場に辿り着けました!

それにしても、始めからバスでの行き方も調べておけばこんなことには。。。

まぁ、いいや(笑)。

 

 

 

< 奇跡その2 >

雨が上がる。

 

 

 

一昨日も昨日もスコールのような、日本でいえばゲリラ豪雨のような激しい雨に襲われたローマ。

 

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30分くらいで上がった一昨日と違い、昨日は3時間くらい降っていたんじゃないかな??

で、ですね、会場はオープンエアなんですよね。。。

ははは、こんな豪雨じゃライヴ出来ないよね???

でも、奇跡的に20:30頃に雨が上がったのです!

素晴らしい!!

 

 

 

< 奇跡その3 >

当日券が買える。

「当日券が無かったらやだな〜」と思い、どこかで売っていないか親切なホテルのフロントのジェントルマンに聞いたら「日曜はチケットオフィスはどこも閉まっているから会場に行くしかないよ」と教えてくれました。

そして、会場に着いたら「Ticket」の文字がどこにも見当たりませ〜ん!

ここも勘!

「ここだろうな」と思った列の最後尾の人に「これ当日券の列?」と聞いたら「そうだよ」とのこと。

正解!

でもね、20人くらいの列で対応しているスタッフは1人、時間はすでに21:00。。。

いかにもイタリアです。。。

でも、何とかかんとかチケットを購入出来ました、やった〜!

 

 

 

素晴らしい。

 

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次回はちゃんと買ってから行きます。。。

 

 

 

< 奇跡その4 >

オフィシャルTが買える!

なんと、LEONARD COHENのライヴにofficial goodsがあるとは!

しかも、メンバーがほぼ全員スーツ姿なのにTシャツがあるとは!!

そして、Sサイズが残っているとは!!!

 

 

 

即購入、€30。

 

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ちょっと大きめのSだし、LOUD GARDENの1周年記念Tよりもボディがチープだけれど大満足!!

素晴らしい!

 

 

 

オフィシャルTならではのツアーデータが背中に!

 

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おいおいおい、小さな都市でもやってるじゃん!

日本に呼んでくれ〜!

 

 

 

< 奇跡その5 >

最後のビールにありつける。

チケットとTシャツを買った後、振り返った時に視界に入ってきたのが飲食の物販のテント。

あまりに昂揚して来たのでお酒飲みたい!

で、ダッシュ!

「ビールある???」。

「へい、ラスト1本、カールスバーグしか無いけどいい???」。

「もちろん」。

素晴らしい!

 

 

 

< 奇跡その6 >

開演時間が押してライヴを頭から観られる。

中規模以上のホールのライヴとしては、21:00という日本では考えにくい開演時間なのに、なんと25分押し。

僕がTシャツを買いビールを飲み終わるまでを待っていてくれたかのような押し時間、席に着いた瞬間に御大が登場したのです!

 

 

 

素晴らしい!!!

 

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会場は満員ではなかったけれど、3,000人くらいは入っていたんじゃないかな??

日本だったら。。。

え〜っと、マックスで500人くらいか。。。

来日公演は無理だな。。。

実現してもチケットは¥13,000くらいかな?

でも、この日は遠い席だったけれど€50!

そういう意味でも行って大正解!!!!!

 

 

 

< 奇跡その7 >

ライヴが最高過ぎる!

もうね、本当に言葉が無いです!

最高でした。

 

 

 

素晴らしかい、なんてものじゃないです。

 

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粋なダンディーおじいちゃん、LEONARD COHEN。

見事に会場を魅了しました!

いい塩梅に力が抜けたスーツ姿、ウィットに富んだMC、チャーミングなスキップ、時折奏でる達者なギター、そして説得力のある声、すべてが最高、夢のようでした。

ダブルブレステッドで決めた3人の女性シンガーたちもね〜、素晴らしかった!

そしてそして、ギター、ベース、ヴァイオリン、ブズーキ、ドラム、オルガン&キーボードという布陣のバック。

この人たちだけのフルライヴが観たい程のエモーショナルな演奏でした。

脱帽です。

こんなライヴにそうそう出会えるもんじゃないよ。

あ、ちなみに、演奏時間ですけど。

3曲目にA Bird On Wireが披露された時には「ん、フーちゃんの言ってた通りの短い展開?」と思いましたがそんなことはありませんでした。

いや、逆にですね、途中20分近い休憩を挟んでの二部構成ながら3時間弱もやってくれましたよ!!!!

アンコールも2回、しかも合計で7曲くらいやったんじゃないかな!?

本人もきっとノリノリだったんでしょうね〜 🙄

質量ともに超濃厚な3時間だったのです!!!

Grazie Mille, Mr. COHEN!

貴方の音楽が好きで良かった!!!

 

 

 

< 奇跡その8 >

無事に終演後30分以内にホテルに帰れる!

質量ともに超濃厚だった故に、終演は24:20頃。。。

深夜バスらしきものは走っているはずなのですが。。。

という訳で、2回目のアンコールくらいから出口付近に移動開始。

そして、「これが終わりだ!もし、もう1曲始まったらダッシュで戻ってもいいし」とまたまた勘を頼りに脱出。

実際に最後の曲でした。

誰よりも早く会場を出た(正確には僕の前に10人くらいはいたけれど)日本人、勘を頼りに人とは違う方向へ小走り。

すると、なんと、運良くタクシーが!!!!

「テルミニ近くのホテルに行きたいの!」。

「OK! 今夜はフットボールの試合かい?」。

「いや、コンサート。レナードコーエン知ってる?」。

「。。。。」。

という感じで、ナイスなおじさまが15分くらいでホテルまで連れて帰ってくれました!

僕がタクシーを拾って発車した瞬間くらいかな、会場を後にしたお客さんたちがたくさん出て来ました。

一足早くて正解!

素晴らしい!!

 

 

 

以上、駆け足のダイジェストでした。

日本人が初めてのローマで、カナダ人の大御所SSWのライヴを観る。

ただそれだけのことだけれど、今回の諸条件です、途中で「や〜めた!」となってもおかしくなかった気がするけれど、今となってはね、もし、13時間前に戻ったら「Ryoj、絶対に行けよ!」ということでしょう。

本当に最高の得難い体験でした。

ローマ、有り難う!!!

そして、優しくいろいろ教えてくれたローマの皆さん、有り難う!!!!

また来ます、近い内に♡

では、今日、帰路に着きます。

 

 

 

 

8th. Jul. 2013

Ryoji Okada

 

 

 

 



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