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あの 人見元基先生 とマイクを分けあったもうすぐ41歳の夜 @高円寺

Ryoji Okada

 

 

昨夜は、日頃からお世話になっているMM女史のお誘いで高円寺のライヴハウスに出掛けました。

主役は、元VOW WOW、現高校の英語教師、という異色のキャリアを誇る、人見元基先生。

 

VOW WOW知ってます???

BOW WOW → VOW WOW → BOWWOWと、微妙に名前とメンバーを変えながらも1976年のデビューから現在まで活動を続ける(解散してないよね?)、日本屈指のハードロックバンドです。

そのVOW WOWが最もワールドワイドマーケットにリーチしていた時期のシンガーが人見先生なのです。

1984年から1990年まで在籍したのかな?

 

1984年、僕は13歳。。。

グラマラスなLAのHMシーンに夢中だった当時の僕は、日本のHM/HRバンドを聴くなんていう選択肢を持っていなかったものです。

でも、友人がLOUDNESSや44 MAGNUMのレコードを貸してくれて、「あら、日本にもかっこいいバンドがあるのね」と思ったのがきっかけで、いろいろなバンド、例えばFLATBACKERやANTHEMなんかも聴き始めたり。。。

でもでも、FLATBACKERが持っていたHard Coreにも通じるアプローチのバンドならともかくとして、他のバンドはシンガーの弱さと日本語歌詞の超絶○○さが気になってもうひとつのめり込めませんでした。

でもでもでも、1985年に、LOUDNESSが本格的にアメリカ進出を狙って生み出した Thunder In The Eastを聴いてから状況は一変、「次はどのバンドが行ってくれるんだろ??」的な期待を抱いて日本のバンドも多いに聴くようになりました。

そんな、うら若きMetal Kidsだった僕ですが、VOW WOWはね〜、当時は「バンド名があんまりかっこよくないな〜」とか「ギターの人、優しそうだな〜」とか「ジャケットがメタルっぽくないな〜」とか「Keyが入ってるバンドは軟弱だよね〜」とか思ってしまい、手が伸びずでした。。。

が、そんな時に幼馴染みが「VOW WOWかっこいいぞ!」とテープだったか?レコードだったか?、とにかくⅢを貸してくれたんですよね〜。

聴いてみたらね、「おお、なかなかかっこい!ちょっと音がべたっとしてるけど。。。でも、しかし、このシンガーすごくない??」というような感想を持ったのを覚えています。

その後、1987年にVをリリース、そのリードトラックであるDon’t Leave Me Nowをラジオで聴いてぶっ飛び、歌番組で見て完全KOされ、速攻でCDを購入、聴きまくりました!

 

 

そうそう、よく考えたら、この年はLOUDNESSもHurricane Eyesを出してるんだよね!!

そして、FLATBACKER改めE・Z・Oが1stを、ANTHEMがBound To Breakを、DEAD ENDがGhost Of Romanceを出しているし、当たり年だったんだね〜。

44 MAGNUMのHM/HR訣別アルバムLove Or Moneyも意外と好きだった記憶があるな(笑)。

 

ただ、その頃から段々とHM/HRに対する興味が減退し始めていたので、以降に発表された上記のバンドのアルバムはほとんど持ってはいるものの、よっぽど気に入ったアルバム以外はほとんど聴かなかったな〜。

VOW WOWの1990年作品にしてV時代の最終作品Mountain Topも力作だけれどほとんど聴いていないもんね。

 

何だか前置きがやたらと長くなってしまいましたが、そんなこんなで人見先生のLiveに行ったのであります!

 

Liveだし、Rockにキメて行くゼ!と思って、ブラックシャツとフラワープリントパンツをピックアップしたのですが、大川さんもフラワープリントパンツでした!

Team “Flower Motif Pants”結成とうことで、パチリ!!

 

 

 

店を18:00頃に出て高円寺へ!

一杯飲んでいざ!

 

 

何とですね、MM女史のご尽力で、整理番号が奇跡の0006番!!!

「え〜、お客が30人ぐらいなんじゃないの?」と思います??

いえいえ、ほぼフルキャパ、100人以上は入っていたんじゃないかな?

という訳で、MM女史が最前列を、僕は女史を守るべくその後ろを陣取ったのです!

廻りは、MM女史を筆頭に人見さんへの思い入れが尋常じゃ無い人ばかり、僕は完全にニワカ(笑)。

 

オープニングアクトとして若くて上手なトリオバンドが30分ほど演奏した後で人見さんバンドが登場!

Yeah!!!!

 

結論から書けば、「もうコマーシャルな世界で歌いたくない」とご自身が公言している通り、「あくまで好きな音楽を楽しく演奏する。みんなも楽しんでくれれば嬉しい!」というスタンスの「趣味の延長のライヴ」みたいな感じでした。

趣味と言ってもね、人見さんの喉はほとんど衰えていないし、バックの演奏は超絶だしね、プロフェッショナルな超強力な趣味なんだけどね。

 

ちなみに1曲目はCommunication Breakdownでありました!

いやぁ、めちゃくちゃかっこよかった!

人見さんもすごいんだけどね、Gの小川銀次仙人がすごいのなんのって、一曲目から釘付けになってしまいましたよ!

様々なミュージシャンのカヴァー曲を披露して、かなりレイドバックしたMCを随時挟んで、ハッピーな空気感の中でライヴは進行して行きました。

凄腕ミュージシャンをバックに、リハーサル無しで臨んだ人見さん、とっても楽しそうでした。

バックの皆さんも、不世出のシンガーを前に立てて、好き勝手にRock Classicsを演奏出来る、ということを楽しみまくっているように見えました。

もちろん、フロアにいる人見ファンの皆さんも本当に幸せそうでした。

MM女史も久し振りの「生」人見元基に感涙なさっていたもんね。。。

その後ろ姿に僕も泣きそうになりました(笑)。

 

というような、定期的な同窓会、というか「幸福指数が尋常じゃなく高いファンの集い」的なライヴでした。

こういうのもアリなんでしょうね。

でも、これだけ歌えるんだもんね、やっぱり「現在進行形のシンガー」としての人見元基を観たい、聴きたいと思っている人、たくさんいるだろうな〜。

いつか、シーンに返り咲いて欲しいものだ!

などと思いながら、心地良く過ごしていたら本編が終了。

 

一発目のアンコールで事件は起こりました(笑)。

どこかで聴いたことのあるような、初めて聴いてみたような、キャッチーな日本語曲のサビ、「スキ、スキ、スキ、スキ!」というサビをですね、最前列の女性に順番に歌わせ始めたのです。

ハートはデッカいけれど、久し振りの「生」元基にキュンとなり可憐かつ無垢で恥ずかしがり屋の少女に戻っていたMM女史はそのマイクから何とか逃れたのであります。

が、その後、「次は男子!男子いないか?」と人見さんが言った時に、「Ryojiイケ!」というメッセージ込みの鋭い眼光とともに振り返ったMM女史の目元にはもう涙がありませんでした(笑)。

僕は苦笑いして逃げようとするも、人見さんにはこのやりとり(?)が見えたのでしょうか?マイクが僕に向かって伸びて来たのであります、嗚呼。。。

 

でも、こうなったら仕方無いね!

・MM女史をガッカリさせる訳にはいかない!

・「男子」を指定した人見さんの意図を汲まなければいかない!

・Ryoji Okadaを売るチャンスかも!

と、瞬時に思い、女性とは異なるアプローチ、つまりシャウトをぶちかましたのであります!!

「スキィ!スキィ!!!スキ、スキ!!」ってね。

しかも、”Everybody come ooooooon!!!”というMCつきで、はっはっは(笑)。

で、その後、「赤ちゃ〜ん」とサビは続くんだけれど、そこは人見さんにマイクを返したのであります。

*後でわかったのですが、「赤ちゃん」ではなく「アッコちゃん」、演奏していた曲は、実は「ひみつのアッコちゃん」のRock versionだったのです(笑)。

 

そうしたらね、何とね、人見さんがね、「One more time!!!!」と言ってくれたのであります!

なので、もう一度ぶちかましたのです!

はっはっは(笑)。

 

しかし、あの不世出の天才シンガー人見元基と、高円寺のライヴハウスで、ひみつのアッコちゃんRock versionのサビの掛け合いをするって、これレアな体験でしょ??

嬉し〜!!

人見さんがThumbs upしてくれたのを俺は忘れないゼィ!

この曲が終わった後、そして終演後に、廻りにいた女性ファンの方たちから「すごかったですね!」「お疲れさまでした」なんて声を掛けてもいただいたりして、何とも温かい「チーム人見元基」なのであります。

MM女史、お誘い感謝です〜〜!!

 

そして、最後にSummertime Bluesを演奏してライヴは終了。

高円寺在住のA WORKROOM時代の朋友楠本君を呼んで、3人で飲んだのであります。

これまた楽しかったです。

人見さん、そしてバンドの皆さん、MM、楠本君、有り難うございました〜!

 

 

 

◆本日の一枚◆

 

 

V

VOW WOW

 

今日はこれしか無いっしょ〜!!!

CDを紛失してしまい、長らく聴けなかったこのアルバム、MM女史の愛の手でまた聴けるようになりました!!

あーざす!

 

 

 

8th. Aug. 2012

Ryoji Okada

 

 

 

 



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