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We made this beautiful velvet mantle!

Loud Garden / Ryoji Okada / Ryoji's Collection

 

 

 

 

 

 

 

 

2月の水曜日は13:00-20:00で営業致します。

 

 

“♡ Camo”シャツ素材の新色追加投入が決定しました!!*来春の予定です。

 

 

♡プロポーズをするならRYOJI OKADAのジャケットで♡

 

 

オーダーメイドのスーツやジャケットはスペシャルなギフトにも喜ばれております!

 

 

 

 

昨日は美しい再会がありました!

あのTHE WATERBOYSのMIKE SCOTTさんが奥様とスーパー可愛いお子様と3人でいらして下さったのです!!

初来店の2016年10月以来二回目、実に約1年半振りの再会でした!!!

様々なジャンルの音楽に興味を持ち始め、お小遣いを片手にレコード店に通い詰めていた(といっても、バンドとバスケットボールと女の子にも夢中になっていたから、レコード店に行っていたのは週1くらいだったかも。。。)高校生時代、僕の魂を撃ち抜いた何組かのミュージシャン/バンドの中にTHE WATERBOYSがいました。

THE WATERBOYSのFisherman’s Blues(1988年作品)、THE POGUESのIf I Should Fall from Grace with God(1988年作品)、HOTHOUSE FLOWERSのPeople(1988年作品)、特にこの3枚の「1988年作品」には心底から驚き、感動し、勇気をもらいました。

僕は彼らの音楽にロックンロールの未来と理想郷を確かに見たし、メインストリームとは違っていたとしても自身の信念を貫いた路を往く尊さや貴重さやかっこよさを体験として感じました。

その後、ジャズやブルース、アフリカの音楽やレゲエ等々に興味が拡散しても、この原体験は色褪せることがまったくなく、VAN MORRISONやPAUL BRADYやHEATWAVEへと繋がっていきます。

あ、でも当時は、上記3音源のキーワードが”Irish”なことはほとんど意識にありませんでした。

それはともかく、いずれの3バンドもシンガーが傑出している訳ですが、その中でもMIKE SCOTTのかっこよさは際立っていました!

THE POGUESのSHANE MACGOWANももちろんかっこいいんですけれど、彼はパンクロックの要素が強い人だから当時の僕の好みとは少しだけ違う位置にいる人でした。

その点MIKE SCOTTは、ミュージックヴィデオやレコードのアートワークや雑誌からすると、だいたいいつも洒落たハットを被って、テイラードスタイルのファッションでキメていたので僕の好みドンズバでした!

しかも「こぎれいに」ではなく崩した感じのスタイルなんですよね〜〜〜!

こんなファッションスタイルで、こんな音楽を僕なりにアレンジを加えてやってみたい!と思ったものです!!

という具合に、MIKE SCOTTさんは僕のヒーローのひとりでした。

方向感がまったく違うJAKE E. LEEやユカイさんもヒーローでしたけど。

とにもかくにも、そんな人物がある日突然僕の店に入って来たのだからびっくり仰天しました!!

HEATWAVEの山口洋先輩がいらした時にも大緊張しましたけれど、あの時は前段があって近いうちにご来店があるという感じがあったのでびっくり仰天ではなかったんですよね。。。

そして、あの日MIKE SCOTTさんはシャツをオーダーしてくれたんですよね、嬉しかったなぁ。。。

そしてそして、昨日の来店!

新譜Out Of All This Blueの簡単な感想やその後のシャツのお召し具合の確認等で、数回のメールのやり取りはしていたのですが、そして、そのメールで「日本に行く時はまた行くよ!」と仰ってくれていたのですが、やっぱりびっくり&嬉しかったです!!

ちなみに昨日はシャツとソックスを買ってくれました〜〜〜〜。

加えて、「いつかスーツを作りたい。でも、今はムードじゃないんだ」とも。

やっぱりムードですよね!

さすがアーティスト、出てくるワードが違うわ!!!

そして「次回来日した時にもまたいらして下さいね!」とお願いしたら「日本に来たら必ず来るよ!」「そういえば、最近Twitterフォローしておいたよ!」「一緒に写真撮ろう!!」等々。。。

超感激でした!!!

音楽を愛していて、音楽好きらしい店をやっていて、ロックな服作りをしていて、本当に良かったと思いました。

 

図々しいその① 新譜Out Of All This Blueにサインをいただきました。
図々しいその② 月末までいらっしゃるというので「一緒にご飯行きましょうよ〜〜!」と誘ったら快諾していただきました。
図々しいその③ 次に日本でライヴをやる時(残念ながらまだ予定はないようです)には招待してあげるから来てよね!と仰って下さったので思わず「店を閉めてでも行きます!」と口走ってしまいました。。。

 

という訳で、どこかでディナーに行けるかも!!!

Fisherman’s Bluesの感動をきちんと思い出してきちんと英語で伝えたい!!!

緊張するとアルコールが進むので、べろべろにならないように気をつけなきゃ(笑)。

ともあれ、最高に嬉しい月曜日となりました!!!

続きがあればまた今度。

乞うご期待!!!

 

ちなみに、昨夜はThe Whole Of The Moonを聴きながらアイリッシュウィスキーをバカみたいに飲んでベロベロになりました笑

Mikeさん、昨日は本当にありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

ところで。

「美しい」といえば。

今日は一昨日完成してお渡ししたばかりのとっても美しいヴェルヴェットのマントをご紹介いたします。

マントは非常にシンプルなデザインなので「遊びどころ」が多くないアイテムなのですが、カラーにだけ色違いのヴェルヴェットを使用したりとオーダーメイドらしいディテイルを出来る限りでそこここに散りばめてみました。

とはいえ、そもそも「ヴェルヴェットのマント」という時点で珍しいし遊び心がありますよね

では、早速ご紹介しましょう!

 

 

 

こちらです!

 

 

英国を代表する名門マーチャントHarrisons of EdinburghのVelvetを使用して作ったのですが、毛足が長く、糸に深みがあるのでやっぱり優美ですよね!

ボディはネイヴィでカラーはパープルを使用しているのですが、カラーのパープルがとてもいいアクセントになっていると思います!

また、裾形状はストレートではなく「バットマン」をモチーフにしたアーチ形状で仕上げております

 

 

 

ライニングはこれまた美しいチェスの駒柄にしました!

 

 

知性溢れるU様にぴったりのライニングですね!

「時々は裏返しで着てみたくなりますね」とはU様の談です。

確かに!

 

 

 

以上です。

マント。

最近はほとんど見かけないアイテムとなりましたが、意外と便利で色々な着回しが愉しめます!

2着持っている僕がいうのですから間違いありません!

あ、U様もこれが2着目でした!

U様、いつも本当にありがとうございます。

新たにご注文いただいたスーツが仕上がりましたらまたご連絡をお入れいたします!

 

 

 

 

◆本日の一枚◆

 

 

COREY HARTの4thアルバムYoung Man Runningはとても好きなアルバムなのでぜひとも連続していきたかったのですが、やっぱり今日は(というか昨日の途中から)THE WATERBOYSしかあるまい!

でも、大名曲The Whole Of The Moonを聴きたかったので収録アルバムThis Is The Seaを流してみたら途中で音飛びをしていた(書い直さなきゃ〜〜〜〜泣)ので、このベスト盤を。

デビュー作からRoom To Roam(1990年作品)までの超極上12曲が収録されております。

どちらかとえいばアルバム毎に聴いた方がより愉しいバンドですが、ベスト盤も悪かろうはずがありませんよね〜〜〜!

 

 

 

では、そのThe Whole of The Moonのミュージックヴィデオを!

 

 

いつ聴いても最高!!!!

こんな曲を書けたら「俺は天才!」と思うだろうね〜〜〜〜(笑)。

 

偶然にも僕が敬愛すると同時にTHE WATERBOYSと同じくらい好きなバンドHEATWAVEの山口洋先輩がこの曲についてのコラムを某サイトに最近書きました。

こちらをどうぞ。

山口さんにはこういう曲なんだなぁ、と興味深く読みました。

 

余談ながら。。。

MIKE SCOTTさんは「ディナーに行きましょうよ!」と気軽に誘えても、山口さんにはそんな言葉を発せられない僕。。。

同じ日本人ということもあるのかな、山口さんの存在って僕にとっては本当にちょっと特別な存在なんですよね。

そのせいか、今のところ一緒に呑んでいる風景がイメージ出来ないので、そして、今までは何度か機会はあったと思われるのですが、「一献お願いします」という言葉を発せられずにいます(笑)

でも、いつか盃を交わしたいと熱望しているのも事実!

 

 

 

 

20th. Feb. 2018

Ryoji Okada

 

 

 

 



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