カープは昨日のT戦で惜敗、遂に終戦の日が訪れました。
昨日の試合前には7%まで上がっていたCS進出可能性もまたして1%くらいになったことでしょう。
1%ということはまだ数字上は可能性があるのですが完全に不可能ですねぇ。。。
残念!
でも、ここまで楽しませてもらったのでよしとしましょう。
昨日は勝てるチャンスがなかったことはないけれど、カープサイドからするとどうしようもない不運もあり納得出来る敗戦でしたしね。
そしてちょうどいいというか、いよいよというか、NBAが日本時間の明日遂に開幕しましね🏀
NFLも熱く盛り上がっていますしね🏈
今シーズンはMLBも結構チェックしてますしね⚾️
という訳で、今日からNPBは暇つぶし程度に見ることにします!
さてさてそのNFLですが今日はMNF: BUF@TENが行われます。
BUFはかなり好調ですからね、楽しみです😊
それから、今シーズンはNBAの戦力分布等々をあまり予習していないのこれから急いで勉強しなきゃ!!
ところで。
「勉強」といえば。
今日は土曜日にお渡ししたばかりのジャケットをご紹介します。
インディゴブルーとオレンジのダブルフェイスがとてもクールな岡山デニムでお作りしたスタンドカラージャケットです。
そして、今はなき(ですよね?)フランスの名ブランドArnysのForestière/フォレスティエールをモチーフにお作りした1着です。
Arnys。。。
「遊び心と凝った意匠に溢れたデザイン」は若かりし頃から大好きでかつてはよく研究したものです。
そして、割と「通好み」的な立ち位置のブランドだったので、服屋同士の宴席等で「やっぱりArnysのクリエイションはいいよね〜」などと嘯いていたものです。
実際は深く知りもしないのにね(笑)。
結局所有出来たアイテムはネクタイとポケットスクウェアくらいでしたし、セーヌ川左岸のブティックに行くことも出来ませんでしたが常にすごく気になるブランドでした。
そんなArnysを代表するアイテムのひとつがフォレスティエールです。
あのLe Corbusierに作ったジャケットがルーツとされる逸品です。
今日ご紹介するジャケットはいつも粋なご注文をなさるお得意様S様から「Arnysのフォレスティエールみたいなジャケットも作れる?」というご依頼をいただいてお作りしました。
もちろんフォレスティエールは認識していましたが、これまでに作ったことがなかったのはもちろんのこと正直なところぼんやりとしか思い出せなかった(ダメですね!)ので、「再度研究/勉強を重ねて」「僕なりの解釈/アレンジ/アイディアをたくさん加えて」「たっぷりお時間をいただいて」お作りしました。
結果。。。
まったくもって手前味噌ですが素晴らしい仕上がりとなりました!
フレンチテイストとLOUD GARDEN/RYOJI OKADAテイストが高い次元で見事に融合した傑作ではないかな?くらいに思っております!!
それが証拠にSNSで先にアップしたところ、友人のフランス人女性が「素晴らしく素敵よ!これはフランスでも売れるわよ!」とコメントしてくれました。
とにもかくにも超自信作です😎
ではご紹介しましょう!!
↓こちら↓です。
素材のダブルフェイス構造を活かしながら練りに練って、凝りに凝ってお作りしました!
ご覧の通りに美しくもエレガントなデザイン、凛とした佇まいがとても素敵な1着に仕上がりました。
「背中上部のインボックスプリーツ、」「デニムの裏面:オレンジ面を使用したバックベルト」「深いセンターベントといった」個性あふれるディテールが満載となったバックもクラシカルですごくいいですよね!
それにしても、このようなジャケットををハード目なデニムで作るという発想が素敵ではないでしょうか。
さすがは伊達な粋人S様です😊
土曜日にご試着いただきましたがとってもお似合いでした!
残念なのは。。。
バックの写真/下の写真がピンボケしていますね。。。
痛恨のミスです(汗)。
でもそれ以外は本当に素晴らしく素敵に仕上がりました!!
LOUD GARDEN/RYOJI OKADAの無理難題にしっかりと応えてくれる工房/職人さんの腕が誇らしいです!!
という訳でこだわりのディテイルを「寄り画像」で見てみましょう。
カラーです。
美しいスタンドカラーですよね!
「木を使った空間作りを得意とする建築家・インダストリアルデザイナーのS様を表すWood Master刺繍」や「デニムの裏面:オレンジ面を表使いにした内側(肌に触れる部分)」といったギミックも極めて「効いている」と思います!
ポケットも極めて手の込んだ仕様にしました。
具体的にはデニムの裏面:オレンジ面をパイピング状に挟み込んで作ったアウト/パッチポケットです。
エッジに入ったオレンジのピックステッチもとってもキレイですよね😉
袖先です。
デニムの裏面:オレンジ面を表使いした細めのターンナップカフス、ブルーのボタンホール、ブルーのピックステッチ、ヴィンテージのメタルボタン等々、遊び心が凝縮された自慢の袖先であります!!
ライニングは “♡ Camo” silkのc/#purpleにしました。
インディゴブルーとの相性も抜群にナイスですよね😉
ちなみに。。。
1週間ほど前にもお知らせしました通り「こちらのライニングは残り在庫が1着分となっております」ので気になる方はどうぞお早めにお願いいたします😌
以上です。
スポーティにしてそこはかとなくエレガントなフォレスティエール。
僕もすごく作りたくなりました!!
「お!」と思った皆さまもぜひご依頼下さいませ。
一度取り組んで成功したアイテムですので次回以降はさほどお時間がかからないと思います😊
S様、いつも本当にありがとうございます。
心より御礼を申し上げます。
ぜひとも年内に例のバーにお供させて下さいませ。
そして今後とも当店を何卒よろしくお願い申し上げます。
次はシャツジャケット2枚が仕上がりましたらお知らせいたします。
◆本日の一枚◆
引き続きTHE CHIEFTAINS音源、今日はSantiago(1996年作品)です。
タイトルはチリの都市名ではなく「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」のことですね。
僕は行ったことがないのですがスペインのガリシア地方にある名所らしいです。
ガリシア地方といえばフランスのブルターニュ地方とともにケルト文化圏/諸語圏を構成するエリアですよね。
あ、もちろんケルト諸語圏の中心はアイルランドやスコットランド、ウェールズになります。
アイルランドやスコットランドには行ったことがありますけれどガリシアやブルターニュはもちろんのことウェールズにも行ったことがないのでぜひとも機会があれば行ってみたいですねぇ。
それはともかく、そういったルーツ的なつながりにフォーカスしたアルバムということです。
ガリシア出身のCARLOS NúñEZをフューチャーするなどそちらの音楽にはまったく詳しくない僕のようなリスナーにも優しい作品です。
RY COODERとLOS LOBOSがゲストで招かれているのも嬉しい限りです。
楽曲はインストゥルメンタルがほとんどでガリシアのトラッドを中心にキューバやメキシコなどラテンアメリカのトラッドも取り上げています。
ほぼ全編歌付きでかなりポピュラーミュージック寄りの昨日聴いたThe Long Black Veil(1995年作品)も素晴らしいですが、本作が醸す深みのある佇まいもとても良いですよね。
なんとも心安らかになります。
では、そのCARLOS NúñEZとのライヴ動画をどうぞ。
ガリシアでのライヴのようです。
いいですね〜〜!
そしてすごいオーディエンスの数ですね〜〜!!
19th. Oct. 2021
Ryoji Okada