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~ The Ties That Bind ~ 俺のちょっとミリタリーなダブルブレステッドジャケット 2024年秋

Loud Garden / Ryoji Okada / Ryoji's Collection

 

< News! >

  ☑︎ 11月/12月の水曜日は14:00-20:00で営業いたします

  ☑︎ 11.25 Monまで開催!オプションフリーキャンペーン

  ☑︎ Made-to-order “Skull Hat/スカルハット”

  ☑︎ “Robots” Shirting入荷!

  ☑︎ “World Map” Shirting入荷!

  ☑︎ “Polka Dots” Shirting入荷!

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  ☑︎ “Flowers vs Digital Camo” Shirting入荷!

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  ☑︎ 俺のエキサイティングなシャツ2枚 2024秋

  ☑︎ 俺のワイドなカモフラージュパンツ 2024秋

 

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  ☑︎ vol.1: Special Lining

  ☑︎ vol.2: Classic Shetland by W.Bill

  ☑︎ vol.3: Dorchester by Hardy Minnis

  ☑︎ vol.4: Dormeuil / William Halstead etc.

  ☑︎ vol.5: Marling & Evans / Kynoch etc.

  ☑︎ vol.6: Bodega

  ☑︎ vol.7: Fratelli Tallia Di Delfino

  ☑︎ vol.8: Drago

  ☑︎ vol.9: Ermenegildo Zegna

  ☑︎ vol.10: The Album vol.20

  ☑︎ vol.11: Premier Cru by Harrisons

  ☑︎ vol.12: Masquerade by Harrisons

  ☑︎ vol.13: Loro Piana

  ☑︎ vol.14: Marzotto

  ☑︎ vol.15: John Foster / Woodhead

  ☑︎ vol.16: Piacenza / Ferla / Drago etc.

  ☑︎ vol.17: E.Thomas / Dondi / Moon etc.

  ☑︎ vol.18: Di Pray / Redaelli / Sondrio etc.

  ☑︎ vol.19: Novara / Marlane / Sondrio etc.

  ☑︎ vol.20: Darrow Dale 2-1

  ☑︎ vol.21: Darrow Dale 2-2

  ☑︎ vol.22: Plain & Fancy Linings by LBD

  ☑︎ vol.23: Abito & Supersonic by VBC

  ☑︎ vol.24: Flanella, Giacca & Cappotto by VBC

  ☑︎ vol.25: Overcoat

  ☑︎ vol.26: Johnston Of Elgin / Drago

 

 

 

10日ほど前にTHE COLLECTORSの新譜:ハートのキングは口髭がないについてちらっと書きました。

とっくに届いているのですが、IZZY STRADLIN関連音源やECHOESを聴く必要に迫られた(?)もでまだ聴けていません汗。

早く聴かねば!

と思っているのですが、開封するのは明日になりそうです。

今日は「BRUCE SPRINGSTEENのThe Ties That Bindを!」と思ったからです。

The Ties That Bindは傑作2枚組アルバムThe River(1980年作品)のプロトタイプ(?)となった1枚組アルバムに予定されていたタイトルであると同時に、The Riverのオープニングを飾る楽曲のタイトルでもあります。

前者は「幻の未発表アルバム」扱いとなり長らくブートレグでしか聴けなかったのですが、遂にThe Riverリリース35周年記念として2015年に発売された4CDs + 3DVDsの超豪華Boxセット:The Ties That Bind / The River Collectionにオフィシャル音源としてリリースされました。

普段はより深くて慣れ親しんだThe Riverを聴きがちなのですが、気合を入れたい時には軽快なThe Ties That Bindを無性に聴きたくなります。

はい、今日がその時です。

Option free campaign for made-to-measure shirtsは残り4日間!

11月は残り8営業日!!

これから毎日、閉店後はクッタクタのボッロボロになるくらいに頑張り抜くための景気づけには本作が最高だと思った次第です。

という訳で、今日は最後にThe Ties That Bindのライヴ動画を貼ります。

楽しんでいただければと思います。

 

 

 

ところで。

「The Ties That Bind」といえば。

今日は1週間ほど前に仕上がった僕の最新作をご紹介します!

はい、何度もこのDiaryで作ることを予告したVBC謹製Wool & Mohair Flannelのジャケットです。

着分自体は確かお盆前後には着荷していたのですが。。。

あれこれあって完成が11月中旬になってしまいました汗。

仕事が遅過ぎるわ!

でも、結果としてはグッドタイミングだったのかもしれません。

やっと秋らしさが増した時期でしたから。

というジャケットですが、手前味噌ですが最高にナイスに仕上がりました。

そして、The Ties That Bindという刺繍を入れました。

では、ご紹介しましょう。

 

 

 

僕の最新作は ↓こちらのジャケット↓ です。

 

 

 

いかがでしょうか!?

LOUD GARDEN/RYOJI OKADAらしいナイスなジャケットではないでしょうか!?

僕はめちゃくちゃ満足しています!

素材は ↓こんな↓ 特徴を持った逸品です。

—–

VBCの2024-2025 Autumn/Winterシーズンコレクションにはいつも以上にたくさんのウリがあるのですが、その中でも特に白眉なのがこちらを含めた「Mohairブレンド素材のカプセルコレクション:The Mohair Affair!」です。

メンズウエアにおいてはSpring/Summerシーズン向けのマテリアルという印象が強いMohairですが、ウィメンズウエアではニットウエア等で頻繁に使われることもありAutumn/Winterシーズン向けのマテリアルという印象の方が強いようです。

また、何度かこのDiaryでも書いた通り、今シーズン顕著な傾向としてLinenを活用したJacketingやShirtingが飛躍的に増えています。

Mohair以上にSpring/Summerシーズン向けの印象が強いLinenにしか出せない個性を追求してのことです。

このThe Mohair Affair!も似た考え方から生まれたコレクションです。

具体的には、ハードなタッチ、美しい光沢、独特のシャリ感、鮮やかな発色といったMohairが持つユニークかつエモーショナルな特徴・魅力をAutumn/Winterシーズン向けの素材でも表現したい!というシンプルにして新鮮な考え方です。

その代表選手がWool & Mohair PrunelleとこちらのWool & Mohair Flannelです。

とはいえ、同じMohairフレンドでも上記の2者はかなり方向感が異なります。

どちらかといえばMohairが誇るラグジュアリーさとリッチさを追求した前者とどちらかといえばMohairが持つワイルドさとハードさを追求したこちら。

どちらの方向感もスーパーナイスですが。。。

僕はこちらの方が断然好きです。

それが証拠に。。。

夏場にこのバンチブックをプレゼンテーションする目的で問屋M社さんのWさんが僕を訪ねてくれたのですが、あまりの素晴らしさに「じゃあこれでジャケットを作りますわ!」と自分用の着分を購入しました。

そして、先月になってやっとのことで着分と仕様書とデザイン画を工房に送った際に「やっぱりスーツで着たい!!」となりボトムス分の着分も購入しました。

完売していなくてよかったです汗。

という、僕がひと目惚れしたWool & Mohair Flannel!

「たったの4マーク展開というのが寂し過ぎる!」と感じるくらいの傑作です。

*現在は僕がセレクトしたウインドウペーンとグレイ無地のみ在庫アリ(他2マークは完売)です

野趣味あふれるその肌触りは素晴らしい以外の何物でもありませんのでご来店の際にはぜひとも触ってみてください。

ジャケットやスーツはもちろん、コートにも◎だと思います。

品質は70% Wool + 30% Mohair(390g/m)です。

400g/m近いウエイトもいいですよね!

—–

という逸品です。

ハードな肌触りが本当にサイコーです!

という逸品を少々のミリタリーテイストをまぶして「料理」したのがこちらのジャケットです。

具体的には「ハイゴージーライン&ややワイド巾:9.0cm巾のピークトラペル + 6ボタン3つがけのダブルブレステッド + 急アングル:前後差6.0cmかつややハイポジションのハッキング/スランテッドポケット + アウトサイドチケットポケット(チェンジポケット)つき + やや深め:27.5cm長のサイドヴェンツ + ターンバックカフス 」で作りました。

「ウインドウペーンのカラーを拾ったネイヴィブルーのPure Cashmere素材を使用したカラー(上衿)+ チェストポケット + ウエストポケット/アウトサイドチケットポケット/ヒドゥンポケットの両玉縁 + ターンバックカフス + くるみボタン」や「ロック過ぎるプリントライニング」や「遊び心を凝縮したスリーヴボタン」といったオーダーメイドならではのエキサイティングディテイルも見逃せません!

続いて、そのエキサイティングディテイルを「寄り画像」で見ていきましょう。

 

 

バストアップの「寄り画像」です。

 

 

上述したネイヴィブルーのPure Cashmere素材使い。

実際に細いロープを入れて構築するマスキュリンなロープドショルダー(この画像では切れ気味です汗)。

ウインドペーンのネイヴィブルーに呼応したフラワーホール(衿穴)。

ライニングを使用しポケットスクウェア(チーフ)代わりに出せるようにした胸ポケットの袋地。

バストアップだけでも楽しいギミックがてんこ盛りです!

特にこの中だと。。。

胸ポケット袋地のポケットスクウェア仕様は「極めて小粋な便利ディテイル」としてとっても好評です。

もちろんポケットとしても機能しますので、例えばホワイト無地のポケットスクウェアやペンを入れることも可能です。

ペンは胸ポケットに入れない方がいいのですけれど。

 

 

カラークロス(上衿裏のフェルト生地)はオレンジにしました。

 

 

ネイヴィブルーにする。

表素材にする。

オレンジにする。

ロックな残布にする。

上記の4択だったのですが。。。

ネイヴィブルーだと裏表が同じ/似たカラーになるので面白くないかな?

表素材だと地味かな?

ロックな残布は「なかなかバッチリ合う物が見つからない」。

ということでオレンジにしました。

オレンジは、ライニングでアクセントカラーとして使われているので、そことの「ストーリー」です。

結果。。。

ご覧の通り、なかなかのインパクトとなり大満足です!

思わず衿立てをしたくなりますね。

 

 

The Ties That Bind刺繍です。

 

 

上前(ウワマエ:左手側の前身頃)のラペル(下衿)裏に入れました。

筆記体の方がクールな気もするのですが、視認性の高さをとって僕はいつもブロック体にしています。

糸はウインドウペーンのネイヴィブルーを拾ったのですが。。。

カラークロスとのストーリーで燃えるオレンジにすればよかったかな?と少し後悔。。。

その方がより視認性も高まりますもんね〜!

でも、ネイヴィブルーの方がキレイかな?と思ったり。

こういう「あれこれ」もオーダーメイドの楽しみですよね!

 

 

ポケットです。

 

 

 

前後差6.0cmの急アングルがとってもシャープですよね〜!

*ハッキング/スランテッドポケットのアングルは0.5cm単位で決めています

また、Pure Cashmereを使用した両玉縁もすごく効いていると思います!

左右ウエストポケット下につけたヒドゥンポケットもオーダーメイドならではだと思います。

 

 

ライニングです。

 

 

2年くらい前に自分用に購入してなかなか使えないでいたロックな「燃えるスカルロッカー」ライニングです!

デザインとの意外性、表素材との親和性、僕との相性。。。

色々と考えたらこのジャケットにはこのライニングが「最強」だと思いました!

「チラ見せ」どころかジャケットを裏表逆にして着たいくらいです。

 

 

スリーヴボタンです

 

 

  •  ☑︎ ターンバックカフス
  •  ☑︎ くるみボタン
  •  ☑︎ 6個ボタン
  •  ☑︎ 大きさ違いボタン
  •  ☑︎ リアルボタンホール(本開き切羽)
  •  ☑︎ スランテッドボタンホール
  •  ☑︎ カラー違いボタンホール

 

はい、いずれアップチャージ不要のディテイルです。

*最後のカラー違いボタンホールは「1番下のみネイヴィブルーでそれ以外の5個はブラウン」になっているのですがこの画像ではかなり分かりにくいです汗。。。

 

 

着るとこうなります。

 

 

シャツは前回の2枚キャンペーン時に作ったタブカラーシャツでボトムスはチノクロスのグルカパンツです。

このスタイルも悪くない(ので今日もこのスタイルで出勤予定です!)のですが。。。

早くスーツで着たいぜ!!

そして、いい加減に散髪しなきゃ汗。

お目汚し失礼しました!

 

以上です。

 

この素材。。。

残り在庫がもう10m程度しかないらしいです。

どなたか、ぜひとも「お揃い」やりましょう!!

ご注文を心よりお待ちもう仕上げております。

 

 

 

◆本日の一曲◆

 

 

The Ties That Bind

BRUCE SPRINGSTEEN & THE E STREET BAND

 

カッコよすぎる!!!

これで今日も気合十分です。

Go! LOUD GARDEN!

Go! RYOJI!

 

 

 

22nd. Nov. 2024

Ryoji Okada

 

 

 



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