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Super cool and stylish sailor pants!

Loud Garden / Ryoji Okada

 

< News! >

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金曜日の午前中のこと。

ウエイトトレーニングをやっていたら腰にピキッとイヤ〜な痛みが走りました。

ベンチプレスをやっている時。。。ではなくって、ウエイトをラックに戻すときにピキッ!

なんというか情けない限りです。

15年くらい前に人生で一度だけやったぎっくり腰が相当しんどかったので「あの再現だけは何としても回避したい」と思い、金曜日は湿布薬した上でコルセットをギッシギシに巻いてなるべく動かないように(竹林君に手足となってもらい)、どうしても移動が必要な際はソロソロ歩きながら過ごしました。

金曜日はいわば「ぎっくり腰寸前の攻防」を繰り広げていたイメージです笑。

その成果か土曜日の朝にはだいぶ楽になっていましたが、まだ違和感が残っていたのと当然油断禁物なので念のために土日は「湿布薬 + コルセット + 腰を圧迫しないややゆったりサイズのオーヴァーオール + ラバーソールのドレスシューズ」で働きました。

金土日、つまり3連休中にご来店いただいたお客様にはみっともない姿をお見せしてしまい面目ない限りです。

が、ぎっくり腰にビビりまくった結果、そして昨日も比較的慎重に過ごした結果、現在はほぼほぼ回復しました。

という訳で、今日からまたしっかりGGに出動してウエイトトレーニングを再開したいと思います。

今後はあまり好きではないデッドリフト等もしっかりやってぎっくり腰になりにくい筋肉も作りたいと思います。

いや、今朝はMIN@LARを観戦したいから自宅でやろうかな?

とにもかくにも。。。

皆さんもどうぞお気をつけください!

 

 

 

ところで。

「腰」といえば。

今日は最近お作りした、そして腰と腰の下(骨盤あたり)にゴキゲンな個性を持つボトムスをご紹介します。

クラシックファッションに精通したロックマインドあふれるダンディなお得意様I様からご注文いただいたセイラーパンツ/マリンパンツです。

2023年の春にモードファッションを愛する淑女からご注文いただいた2本のセイラーパンツをInstagramにアップしたところ、「あれ、イイですね」「ブラックで作ります!」と仰っていただきお作りした1本です。

「フロントの形状が普通のボトムスとちょっと違うだけ」に見えるかもしれませんが、これがまたパターンおよび縫製上はそうでもなくメンズウエアを主体とするテイラーからするとなかなかどうして難しいアイテムです。

それが証拠にでもないのですが、僕の想像だと相談しても「お断り」なテイラーさんが少なくないと思います。

2023年に初めてセイラーパンツを承った時はお客様から「こういう感じ」という見本をお預かりできたので2.5ヶ月ほどで仕上げることができましたが、もし見本がなければ間違いなく最低でも3ヶ月以上はかかったと思います。

ちなみに、今回も2ヶ月ほどいただきました。

前回の経験が活きた部分も大いにあるのですが、ウイメンズとメンズではやっぱり異なる部分が少なくないので通常のボトムスほどには短縮できませんでした。

でも、確かな進歩です!

そして、仕上がりは作り手の僕も思わず「よくできてるな〜!」と思える高い精度でした。

そしてそして、お渡し時にご試着いただきましたが最高にお似合いでした!!

はい、自信作です!

では、ご紹介しましょう。

 

 

 

↓こちら↓ です。

 

 

 

いかがでしょうか?

上の画像は写真の撮り方がいまひとつ(もう少し撮り方を学びたいです!)なので全貌を伝えきれていない気がするのですが、個人的には超スーパースタイリッシュだと思います。

素材はStronaのAll Season向けコレクションからセレクトいただきました。

はい、定番のクリアカットツイル(綾織)組織でウエイトは270g/mです。

美しいピュアブラックと細番手糸を使用したクリアカットツイル由来の気品ある光沢が魅力の逸品です。

デザイン面における最大のポイントは細部まで(僕が)計算したフロントボタンの位置です。

I様はたまたまウエストサイズが僕とほぼ一緒なので、僕をボディ代わりにして仮の型紙を作ってあれこれ検証してから決めました。

結果、ご覧の通り完璧なバランスになりました!

よかったです!

また、テイパードシルエットとやや深めの股上とやや短めな丈にもかなりこだわりました。

具体的には渡り巾34.5cm・膝巾24.5cm・裾巾20.0cm・股上27.0cm・股下69.0cmにしました。

僕がテイパードシルエットにする時の膝巾と裾巾はもっと細いのですが、I様はふくらはぎの筋肉がとても発達しているので上記の寸法がベストバランスでした。

また、膝位置を股下28.0cmとやや高めに設定したのもこだわりポイントでしょうか。

いずれにしても、たくさんのこだわりを満載にしてお作りしました!

 

 

続いて、このボトムスの「キモ」であるサイドボタンを「寄り画像」でご紹介します。

 

 

金ボタンはI様のご希望でしたが、あまりヘヴィな金ボタンだと表素材との相性がよろしくないと考えたので中が空洞の軽いタイプをご提案しました。

上記の相性面はもちろんですが、デザインもカラーコントラストも抜群にイイ感じですよね?

すごくカッコいい!

 

以上です。

 

I様、いつも本当にありがとうございます。

心より御礼を申し上げます。

次はぜひとも構想なさっているアヴァンギャルドなシャツをお願いいたします!

ご来店を心よりお待ち申し上げております。

 

 

 

14th. Jan. 2025

Ryoji Okada

 



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