今日から5月の後半戦です!
坂倉選手に続いて秋山選手とモンテロ選手が合流しチーム状態がかなり上がっている今日この頃のカープです。
昨日もイヤな空気を吹き飛ばす小園選手の満塁弾で快勝しました!
今日から始まるTとの3連戦@甲子園はもし勝ち越せれば首位に立つ「首位攻防戦」です。
甲子園で勝ち越すのは簡単ではないでしょうし、まだまだ先は長いですし、むしろこの時期は2位の方がイイくらいなのかもしれません。
が、ゲーム差が開くのもよろしくないです。
という訳で、なんとか勝ち越しをしてさらにチーム状態を上向かさせて欲しいです!
明日は雨天中止の可能性もありますのでその場合はなんとか最低でもタイで終えたいですね。
そして、LOUD GARDENもなんとか今日から再浮上できるように頑張りたいです!!
なお、さきおととい体調不良に陥って早退した竹林君は日曜日に復帰予定です。
コロナ等ではなく風邪のようです。
よかった!
Go! LOUD GARDEN!
ところで。
「今日」といえば。
今日はおとといご紹介したバンチブックのトリを飾っているmade in Wakayamaの極上ヘヴィ級Jersey素材でお作りしたダブルブレステッドジャケット/ブレザーをご紹介します。
はい、おとといも文中でちらっと(いや、「まあまあしっかりと」の方が正しいかな?)触れた強烈なこだわりとミリタリーウエアに対する飽くなき情熱および深い造詣をお持ちのダンディなお得意様T様がご注文くださったスーパークール&カリスマティックな1着です!
そして、僕も「ダブルブレステッドブレザーを作るならこのデザインにしてみたい!」と強く思った1着です!
では、早速ご紹介しましょう。
今日ご紹介するジャケットは ↓こちら↓ です。
素材はmade in Wakayamaのパッと見はラグジュアリーな(織物の)Wool素材にも見えるJersey素材です。
おとといも書きましたが、言葉で表現すると割と普通になってしまうのですが実際の素材はめちゃくちゃイイです!
品質は80% Polyester + 20% Wool(550g/m *140cm巾)。
はい、超スーパーヘヴィなJersey素材です。
オーダーメイド用でここまでヘヴィなJersey素材って僕の記憶では皆無なので、「こだわりの塊」のようなT様が「むむ!?」と心惹かれたのも納得です。
また、Jersey素材なので優れた伸縮性ももちろんメリットですけれど、ヘヴィさに加えてかなり強く打ち込んでいるがゆえの極めてしっかりとした素材感もイイですね!
Jersey素材なのに頼り甲斐があるという!!
素晴らしい!!!
また、深く豊かな一方でやや控えめな光沢も◎だと思います。
加えて、ディープながらもキレイな、なんともいえない独特のNavy Blueもすごく魅力的です。
万人受けする素材では決してありませんが、とっても奥深くて超スーパーカッコいい逸品だと思います。
そんな謳い文句に満ち満ちた逸品を「ワイド巾:10.5cm巾&ラウンドシェイプのセミピークトラペル + マニカカミーチャ(シャツ袖) + ダブルブレステッド6ボタン×ふたつがけ + ウェルト(箱)仕様のチェストポケット + アウト/パッチ仕様のウエストポケット + アウト/パッチ仕様のアウトサイドティケットポケット(チェンジポケット)つき + サイドヴェンツ + ノーキャンヴァス(毛芯)/ノーパッド/ノーライニング/大身返しのアンコンストラクテッド仕立て」で「料理」したのがこちらのジャケットです。
ボタンは3月から取扱開始したmade in Japanのヴィンテージ加工を施したレーザー彫刻入りブラック&ホワイトボタン、胸ポケットの袋地や内ポケットのフラップ&両玉縁等にだけ使用したライニングは残布として確保していた “♡ Camo” silk c/# FYをセレクトいただきました。
いやはやサイコーです!
繰り返しになりますが、僕もダブルブレステッドブレザーを作るならこのデザインにしてみたいです。
続いて、ディテイルを「寄り画像」で見ていきましょう。
バストアップの「寄り画像」です。
ほのかなミリタリーテイストを感じさせるシャープ&エレガント&モダンレトロな「エッヂラインを少しラウンドシェイプさせたセミピークトラペル」。
*この画像だとエッヂラインは分かりないくいです汗
柔らかで快適な着心地を生み出している「ノーキャンヴァス&ノーパッド仕様とマニカカミーチャ」。
ライニングを使用しポケットスクウェア(チーフ)代わりに出せるようにした「チェストポケットの袋地」。
バストアップだけでも楽しいギミックがてんこ盛りです!
特にこの中だと。。。
チェストポケット袋地のポケットスクウェア仕様は「極めて小粋な便利ディテイル」としてとっても好評です。
もちろんポケットとしても機能しますので、例えばWhite無地のポケットスクウェアやペンを入れることも可能です。
ペンは胸ポケットに入れない方がイイですけれど。
ショルダーの「寄り画像」です。
LOUD GARDEN/RYOJI OKADAではあまりやらない仕様なのでマニカカミーチャは結構新鮮ですよね!
T様はご自宅でガンガン洗うことも想定していつもノーキャンヴァス/ノーパッド/ノーライニング/大身返しのアンコンストラクテッド仕立てになさっているのですが、その仕立てとの相性も考えて毎回マニカカミーチャを採用くださっています。
もちろん、ミリタリーウエアにはこのタイプの袖つけをしているアイテムが多いということも理由だと思います。
また、ここ数回はハードな打ち込みの100% Cotton素材でお作りいただいたのですが今回はこちらのJersey素材です!
ガンガン洗うとどういう感じに「育つ」のか、僕も興味津々です!!
しかし。。。
これだけすっかりしたボディだとJersey素材にも関わらず、いわゆる「雨降り」があまり出ませんね!
それもまた素材の特徴が色濃く出ていてオツだと思います。
ポケットです。
ウエストポケットの中につけられて3.0cmほど顔を出しているアウトサイドティケットポケットがとてもナイスなデザインアクセントになっていますよね!
ん?
これだとアウトサイドというかインサイドですね笑。
それはともかく、さりげない遊び心が光るディテイルだと思います。
また、グルリ一周に入れられた美しいピックステッチも見逃せません!
インサイドです。
上画像:大身返しです。ノーキャンヴァスでお仕立てする際はこちらにする場合が多いです。表地を通常より多めに使う分ノーキャンヴァスでもフロントにそこそこのハリが担保されるためです。「超クタクタにさせたい」「『気持ち』かもしれないけれどちょっとでも涼しくしたい」という方にはこの構造で表素材を大胆にカットした「小身返し」なる仕様をオススメしています。右上に見えている “♡ Camo” silk c/# FYはアームピット(脇あて)です。
下画像:背中の内面です。背中からはライニングを完全に排除しました。丁寧なパイピング処理が◎だと思います。
スリーヴボタンです。
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はい、いずれもアップチャージ不要のディテイルです。
以上です。
T様、いつも本当にありがとうございます。
心より御礼を申し上げます。
ソックスが仕上がりましたらまたご連絡いたします。
16th. May. 2025
Ryoji Okada