中山美穂さんの訃報にはショックを受けました。
完全な同世代ですし、スーパースターでしたし、僕が通っていた中学校のすぐ近く(というか横)で「毎度おさわがせします」というTVドラマの撮影があり学校中が上を下への大騒ぎになったことがあるのですがその時にチラッと見た中山さんが神々しいほど光り輝いていましたから、なんというかずっと勝手に親近感を覚えていました。
ご冥福をお祈りします。
ところで。
「同世代」といえば。
今日は僕と同世代にして、同じ町田エリアのご出身で、(恐らく)日本で最も有名かつ最高に美味しいパン屋さんを経営なさっているロックなお得意様O様からご注文いただいたクール&カリスマティックなジャケットをご紹介します!
数日前に某SNSにて今日ご紹介するジャケットをお召しになっている時にお撮りになったお写真を拝見しましたが超スーパーお似合いでした!
このジャケットは。。。
くどくど能書きや前説を書く必要はないと思います。
という訳で、早速ご紹介します!
↓こちら↓ です。
デニムの聖地として世界的に有名な岡山県産のカモフラージュデニムでお作りしたジャケットです。
素材は「ジャカードで表現した精緻なカモフラージュ柄」と「美しいブルーグラデーション」が絶妙なハーモニーを奏でると同時に強烈なインパクトを放つ傑作デニムです。
デザインは「素材のミリタリーテイストやインパクトの強さをより引き立てるべくアヴァンギャルドに」という考えもありましたが、敢えてややフォーマルテイストのあるモダンクラシックスタイルでまとめました。
その成果がこのクール&シャープ&スタイリッシュな佇まいです。
具体的には「ハイゴージーライン&8.0cm巾のピークトラペル + 絶妙なポジションのシングルブレステッド2ボタン + 前後差4.5cmとやや急アングルのハッキング/スランテッドポケット + ややディープ:25.0cm長のセンターヴェント」といったデザインでお作りしました。
「ウインドウペーンのカラークロス(上衿裏のフェルト生地)」「カラークロス左前ハシに筆記体でお入れしたネーム刺繍」「made in Japanのファンシーボタン」「表素材とロックなハーモニーを奏でている100% Cuproのレオパードプリントライニング」「5個ボタン/リアルボタンホール(本開き切羽)/スランテッドボタンホール/色違いボタンホールと “遊び心の宝庫” なスリーヴボタン」といったオーダーメイドならではの遊び心溢れるエキサイティングなディテイルも見逃せません。
「アヴァンギャルドな素材でディテイルにこだわって作るジャケットってかっこいいなぁ!」としみじみ思った1着、超スーパー自信作です!
では、そのディテイルを「寄り画像」で見てみましょう。
カラークロスです。
表素材とカラークロスとネーム刺繍のカラーが見事なハーモニーを奏でていますよね!
こういうさりげないこだわり。。。
とってもいいですよね〜!
そして、思わず「衿立て」をしたくなりますね。
ポケットです。
前後差4.5cmのアングル(LOUD GARDENではポケットの角度を前後差・0.5cm単位で決めます)がすごくいい感じです!
アングルが緩やかな方が作りやすいためか一般的な既製服やシンプルないわゆるパターンオーダーのジャケット/スーツだと3.0cm程度のアングルが多いようですが、それだとちょっと物足りない。。。ですよね。
LOUD GARDEN/RYOJI OKADAでは4.5cmが最も多く、最大は9.0cm(!?)までいくお得意様もいらっしゃいます。
という細かなディテイルもやっぱり大事だと思います。
ライニングです。
こちらは今秋デビューしたmade in Japanの100% Cuproプリントライニングからセレクトいただきました。
カモフラージュとレオパード!
最高にロックなコンビネーションだと思います。
しかし。。。
ブルーのレオパードプリントとはゴキゲンですよね〜!
このライニングは僕もいつか使ってみたいです。
スリーヴボタンです。
はい、いずれもアップチャージ不要のディテイルです。
以上です。
ご記憶がある方もいらっしゃるかもしれませんが、僕もこの素材でゴキゲンなブツを作ったんですね〜!
はい、ワイドシルエットのボトムスです。
このジャケットを見たら。。。
スーツにしたくなりますね。
O様、いつも本当にありがとうございます。
心より御礼を申し上げます。
また、ロックなアイテムをよろしくお願いいたします。
8th. Dec. 2024
Ryoji Okada