いよいよもって!
「南青山 EAT & JAZZ ストリート 2024」の開催日が迫ってきました!
開催日は明日9.7 Satです!
僕もすご〜〜〜くワクワクしています。
ぜひとも皆さん、南青山に集合して下さい。
皆さんにお会いできることを心より楽しみにしています。
明日のBGMは何にしようかな〜〜〜?
「こんな日に聴く決定的名盤」「Jazzを代表する音源」といえば。。。
僕なら。。。
あれとかあれとかが思い浮かびます。
でも、もし演者さんやJazz玄人な方がパンフレット/店舗マップを見てふらりとLOUD GARDENを訪ねてくれた時に「おお、センスいいな」と思ってくれそうな音源にしたいとも思ったり。
などと考えていたら楽しくなってきてあれこれ聴き直してしまいました。
そして、音源は決まりました!
それはまた明日発表します。
では、皆さんまた明日お会いしましょう。
明日はお忙しいという方はぜひとも今日か明日にご来店ください。
スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
ところで。
「玄人」といえば
今日は2日振りにオーダーメイドシャツ用の新作コレクションをご紹介します。
4回目の今日は「国産素材の最高峰コレクション:The Royal Caribbean Cotton」の新作です。
何度もこのDiaryに書いている通り、The Royal Caribbean Cottonは「肌触りが抜群にいい!」「この素材でないとダメだね」「信頼のクオリティ!」と仰ってくださるファンがたくさんいらっしゃる、そして我々玄人もそのクオリティの高さに思わず脱帽したくなるとってもスペシャルなコレクションです。
実に手間のかかるこだわりの工程を経て作られている素材なのでそれも納得なのですが、その素晴らしさをまだご存じない方が多数いらっしゃるのもまた事実だと思います。
つきましては、ご来店の際にぜひともその優れたクオリティをじっくりとご確認ください。
*こだわりの工程等は最後にご説明します
もちろん、引き続きお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも絶賛承っております。
その際には個別画像左上に記す「FMから始まる品番」でご依頼ください。
では、早速ご紹介しましょう。
まずはThe Royal Caribbean Cotton Gold Lineの新作12マークから。
The Royal Caribbean Cottonには2冊のバンチブックが存在します。
120番手双糸(ソウシ)を基本としたGold Lineと100番手双糸を基本としたSilver Lineです。
*Gold Line以上のシリーズ:Platinum LineもありますがそちらはGold Lineの巻末にコンパイルされています
こちらは前者:Gold Lineの新作です。
ご記憶がある方もいらっしゃるかもしれませんが、シャツファクトリーさんの「The Royal Caribbean Cottonコレクションのクラシックストライプとギンガムチェックはこれまで新色をチョロチョロ補強しては完売を繰り返していたので今回思い切って定番化を図りました」という意向のもと、今春Silver Lineに定番柄の新作が大量投入されました。
その結果、今春はGold LineとSilver Lineの合計で33マークもの新作が投入されたんじゃなかったかな?
しかもそのほとんどが定番柄。
素晴らしい!
そして、今秋はGold Lineに定番柄の大量投入が敢行されました。
それがこちらの12マークです。
これまた素晴らしいですしなんとも嬉しい限りです。
なにしろ。。。
これまで、「細番手の方(Gold Line)にはクラシカルなストライプがないの?」「そうなんです。申し訳ありません汗」というやりとりを何度もしましたし、「The Royal Caribbean Cottonってシックなチェックがないの?」というお問い合わせもしばしばいただきました。
そして、そういったやり取りを繰り返す度に、そういったお問い合わせをいただく度に残念かつ面目ない気持ちでいっぱいになりました。
それも(前回:今春と)今回の入荷で相当程度解消します。
繰り返しになりますが。。。
嬉しい限りです!
続いて、いつもの通り「寄り画像」で詳細のご説明を加えていきます。
FM85629/630/631/632
The Royal Caribbean Cotton Gold Lineにシック&エレガントなペンシルストライプが登場しました!
今までありそうでなかった、そして実際に他のバンチブックを見てみると全然見つからないタイプのストライプがすごくいい感じだと思います。
しかもThe Royal Caribbean Cotton Gold Line(= スーパーハイクオリティボディ)です。
4カラーとも作るお客様がいらっしゃってもまったく不思議ではありません。
品質は100% Cotton、糸番手は経糸(タテイト)が120番手双糸で緯糸(ヨコイト)が70番手単糸(タンシ)、組織はポプリン/ブロード(平織)です。
Gold Lineには経糸・緯糸ともに120番手双糸の素材も存在します(というか、そちらがメインです)が、こちらは緯糸に単糸を打つことでよりソフトな肌触りを実現しています。
皆さんご存知の通り、糸番手は数字が多くなるほど糸が細くなることを意味するのですが、双糸は2本の糸を撚り合わせて作られるため「実質的に70番手単糸と140番手双糸は同じ細さ」になります。
なので、経糸・緯糸ともに120番手双糸の素材よりもソフト感が増す訳です。
ストライプのカラーは左からグレイ、ブラウン、ブルー、ブラックです。
意外と探している方が多いグレイが入っているのがナイスですし、トレンドカラーでもあるブラウンがきっちり抑えられているの◎だと思います。
どれもグッドカラーですが。。。
僕はこの中ならブルーで作ってみたいです。
こちらなら間違いなくドレッシーに作るのがいいでしょうね
僕は「ワイドピンホールカラー + ラウンドフレンチカフス(ダブルカフス)+ フライフロント(比翼仕立)+ 胸ポケットレス仕様 + ギャザー仕様 + 二重タライデザインのマザーオブパールボタン + カラー&カフス裏はネイヴィブルー×ホワイトのミニドットプリント素材」といった感じでさりげない遊び心が効いたスーパードレッシー&エレガントな1枚を作りたいです。
ギャザー仕様なので少しゆったり目に作ってフワッと仕上げるのもアイディアかもしれません。
最高にダンディな1枚が仕上がることでしょう!
オーダーメイドシャツ(税込):¥23,100~
FM85633/634/635/636
ひとつ上でご紹介したペンシルストライプのカラー違い、グラフチェックです。
カラーヴァリエーションもペンシルストライプと同じで、左からグレイ、ブラウン、ブルー、ブラックです。
グラフチェックも最近見なくなりましたからこの新入荷は素晴らしい「補強」になったと思います。
カープも来季は素晴らしい助っ人補強に成功して欲しいものです笑。
僕は希少(だと思います)なグレイが気に入りました。
こちらなら知的なドレスシャツを作りたいです
具体的には「ループ仕様のラウンドタブカラー + 大丸シングルボタンカフス + フレンチフロント(裏前立)+ 胸ポケットレス仕様 + 二重タライデザインのマザーオブパールボタン + カラー&カフス裏はグレイ無地素材」といった感じでしょうか。
皆さんはどのカラーがお好きですか?
オーダーメイドシャツ(税込):¥23,100~
FM85637/638/639/640
上でご紹介したペンシルストライプ・グラフチェックの柄違い、ヴァーティカルストライプです。
カラーヴァリエーションもペンシルストライプ・グラフチェックと同じで、左からグレイ、ブラウン、ブルー、ブラックです。
今回入荷した3柄の中で僕が最も好きなのはこちらです!
なので、正直4マークとも作りたい気持ちでいっぱいなのですが
おとといも書いた通り、今夏既に4枚のシャツを作っていて&勉強も兼ねて他社さんの既製品を1枚買っていて&追加で最低でも2枚は作ろうと考えている零細小売店主の懐事情で 「4マークとも」はとっても不可能なので作るとしたら「どれかに絞らなければいかん!」です。。。
もし1マークに絞るとしたら、悩みますが。。。
ブラウンですかね〜。
ブルーも相当カッコいいですけれど今回入荷した12マークは一応「定番」ですから。。。
「少なくともブルーがすぐにソールドアウトすることはないだろう(いつでも作れるだろう)!」と思いますし、先に1マークだけ作るとすればブラウンにしたいです。
僕はブラウンなら最近お気に入りのモダンクラシックなデザインで作りたいです
具体的には「ラージラウンドカッタウェイカラー + 大丸シングルボタンカフス + フライフロント + 胸ポケットレス仕様」で作りたいです。
「ボタンは二重タライデザインのマザーオブパールボタン」「カラー&カフスのエッヂはブラウンのハンドスティッチ入り」「カラー&カフス裏はブラウン系のフローラルプリント素材」にしたいです。
ショルダーヨーク右後ろにゴールド糸でスパイダー刺繍を入れても楽しいかな?
とにもかくにも。。。
とっても作ってみたいです。
オーダーメイドシャツ(税込):¥23,100
続いてThe Royal Caribbean Cotton Silver Lineの新作3マークを。
モダンクラシックな「顔」がとてもスタイリッシュなタッタソールがThe Royal Caribbean Cottonコレクションに仲間入りました!
品質は100% Cotton、糸番手は経糸・緯糸ともに100番手双糸、組織はツイル(綾織)です。
「典型的なタッタソールとは少し違う都会的なカラーリング」「細番手素材のきめ細かなツイル組織ならではの高貴な光沢と美しい表面」「The Royal Caribbean Cottonならではの極上の肌触り」が三位一体となった素晴らしい逸品だと思います!
タッタソールって。。。
決して大人気という訳ではありませんが、しばしば探している方がいらっしゃるんですよね。
そして、そういう場合に必ずしも「これぞ!」というご提案ができないケースが多い素材/柄の代表格です。
なので、今回の入荷はすごく喜ばしいです!
では、こちらも「寄り画像」で見てみましょう。
FM84744/745/743
見れば見るほど素晴らしくキレイな素材ですよね!
カラーは左がネイヴィブルー×ブラウン、中央がブラック×グレイ、右がネイヴィブルー×レッドです。
*写真を撮る時に順番を入れ替えてしまったようで画像左上の品番が若い番号順になっていません(が、この番号が正しいです)
どれも素敵ですが。。。
ブラック×グレイのタッタソールはとっても新鮮ですね〜!
すごくスタイリッシュですし発想自体がナイスだと思います。
が、僕はやっぱりベースのホワイトを数えたらRed, White and Blueの右:ネイヴィブルー×レッドがお気に入りです。
こちらでスマートなドレスシャツを作ってみたいです。
皆さんはどのカラーがお好きですか?
オーダーメイドシャツ(税込):¥19,800~
最後にThe Royal Caribbean Cottonコレクションがいかに素晴らしいか、いかにこだわった素材かをご紹介します。
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まずは原材料です。
良質の綿花のみを手摘みで収穫、38㎜以上の超長繊維綿のみを選りすぐっております。
これが上品な光沢としなやかさを持ち自然な肌触りを感じ取ることが出来る素材の「土壌」となります。
続いてThe Royal Caribbean Cottonの最重要ポイントともいえる「ガス焼き」です。
「ガス焼き」とは、紡績の段階で「糸の1本1本を2回に分けてガス管に通して焼くことで余計な毛羽を除去する工程」のことです。
この工程により、素材の表面が均一化し染色性が向上、繊細な色合いを表現する事が可能になります。
また、糸ムラが抑えられるため素材表面が一層美しく仕上がります。
某俳優さんを筆頭にした数々のファッション上級者をも魅了してきた滑らかな肌触りと上品な光沢は、原材料の品質の高さとこのガス焼き工程に由来します。
最後に製織です。
昔ながらの低速のシャトル織機を用いて丁寧に織られていることと、製織段階での糊付けを行っていないことから素材本来の豊かな風合いを失うことなく仕上がります。
かように原材料、紡績工程、製織工程の3段階、すべてにおいてこだわりを凝縮した素材がThe Royal Caribbean Cottonなのです!
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素晴らしい!
以上です。
次回は国産高機能素材&ニット/ジャージー素材専用バンチブックBook Ⅰの新作をご紹介予定です。
乞うご期待ください!
6th. Sep. 2024
Ryoji Okada