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New shirting collection, Sep. 2023, vol.5: The Royal Caribbean Cotton

Loud Garden / Ryoji Okada

 

 

お電話(03-6438-9563)、e-mail(info@loudgarden.com)、SNS(FacebookInstagramのメッセージやコメント等)でのご注文も可能です!

 

 

< News! >

  ☑︎ 9月~11月の水曜日は「14:00-20:00」で営業いたします

  ☑︎ オーダーメイドシャツ¥3,300 offキャンペーン開催中!

  ☑︎ “♡ Camo” socks c/# khaki残り3足です!

  ☑︎ Made-to-order “Skull Hat/スカルハット”

  ☑︎ リペア・リメイク(お直し)はしばらくお休みします

 

 

 

昨日もちらっとこのDiaryで書きましたが昨晩は会食かつそこそこ飲んだので4:00起床ができませんでした。。。

はい、ラグビーワールドカップの日本対イングランドは生観戦できませんでした。。。

大事な第3戦も4:00KOだけれど前の晩に会食入れていないし比較的時間を自由に使える(早く寝られる)定休日の翌早朝なので、なんとか生観戦したいですね。

Go! JAPAN!

 

 

 

ところで。

「日本」といえば。

今日もオーダーメイドシャツ用の新作コレクションをご紹介します。

5回目の今日からは我が国日本製の新作素材をご紹介します。

今回入荷した新作は1回目のLiberty2回目のThomas Mason4回目のAlbini/Söktaş/Albiateがとりわけ格別に良かったので「さすがに今回に限れば国産はちょっと劣勢かな?」と思いました。

が、それは完全に僕の思い過ごし、見誤りでした。。。

今日から多分3回か4回に分けてのご紹介になると思いますが、いずれの日も見どころ/読みどころたっぷりになると思いますので乞うご期待ください。

という国産素材の新作ですが、トップバッターはやっぱり「国産素材の最高峰コレクションThe Royal Caribbean Cotton」ですよね!

何度もこのDiaryに書いてきた通り、The Royal Caribbean Cottonには「肌触りが抜群にいい!」「この素材でないとダメだね」と仰ってくださるファンの方がたくさんいらっしゃいます。

実に手間のかかるこだわりの工程を経て作られている素材なのでそれも納得なのですが、その素晴らしさをまだご存じない方が多数いらっしゃるのもまた事実だと思います。

つきましては、ご来店の際にぜひともその優れたクオリティをじっくりとご確認ください。

*こだわりの工程等は最後にご説明します

ちなみに、先日もお知らせした通りThe Royal Caribbean Cottonシリーズも金曜日からスタートした<オーダーメイドシャツ ¥3,300 off キャンペーン>の対象です!

つきましては、「お!」とお思いでしたらぜひともこのお得な機会にご注文くださいませ。

もちろん、引き続きお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも絶賛承っております。

その際には個別画像左上に記します品番にてご依頼ください。

では、早速ご紹介しましょう。

 

 

 

今回入荷したThe Royal Caribbean Cottonの新作は ↓こちらの6マーク↓ です。

 

 

左の3マークが経糸(タテイト)・緯糸(ヨコイト)ともに120番手双糸(ソウシ)を基本としたGold Lineの新作で、右の3マークが経糸・緯糸ともに100番手双糸を基本としたSiver Lineの新作です。

The Royal Caribbean Cottonコレクションにダークトーンの素材はほぼ皆無なので特に右マークの入荷は嬉しい限りです!

数年前までのThe Royal Caribbean Cottonコレクションは「生真面目なクラシック柄の極めて上質なドレスシャツ向け素材」だけがコンパイルされていましたが、ここ最近はこういったより付加価値の高いユニークな新作も投入されるようになりました。

先月入荷したAmerican Sea Island Cottonシリーズもそうですよね!

かような「一定の場所にとどまらず前に進む姿勢」。

やっぱり大事ですよね!

それが証拠にここ最近、The Royal Caribbean Cottonをオススメする頻度がより増加している気がしますし、ご注文自体も確かに増えています😊

いつも書いていますけれど。。。

僕も大いに見習わなくては(汗)!

続いて、「個別画像」とともにご説明をしていきましょう!

 

 

上:FM 84617/中:FM 84618/下:FM 84619

 

 

極めてシックかつラグジュアリーなシャドウストライプ素材です。

こちらの3マークはサテン(朱子織)組織なのですが、ストライプ部分だけ組織を反転させています。

つまり、ベース部分はサテンの表面が見えていて、ストライプ部分はサテンの裏面が見えています。

サテンは一般的に表面はシルキーな光沢に恵まれるのですが裏面はマットになります。

その個性をうまく活用することで、このような「独特の立体感」と「ベース部分の光沢がより映える効果」を実現したという訳です。

なにしろこの美しさですからね、グレートアイディアだと思います。

上:ホワイトです。

中:サックスブルーです。

下:シルヴァーグレイです。

どれも甲乙付け難い逸品ですが。。。

僕なら下のグレイで作るでしょうか。。。

「ワイドピンホールカラー + スクウェアフレンチカフス + フライフロント + ポケットレス仕様」あたりでダンディにキメたいですね!

ボタンは二重タライデザインのマザーオブパールボタン、カラー&カフスはポプリン/ブロードのライトグレイ無地にしたいです。

素晴らしくラグジュアリーなシャドウストライプ素材!

オススメです。

こちらはThe Royal Caribbean Cotton Silver Lineの定番クオリティ:経糸・緯糸ともに120番手双糸使いと思いきや、経糸は120番手双糸で緯糸は70番手単糸(タンシ)でした。

70番手単糸ということは140番手双糸と同じ細さということですね。

なるほど、それゆえの際立つソフトさなのですね!

品質は100% Cottonです。

 

オーダーメイドシャツ:¥19,800~

*10.4 Wedまで上記プライスから¥3,300offになるお得なキャンペーンを開催中です!

 

 

上:FM 84716/中:FM 84717/下:FM 84718

 

 

エンドオンエンド(ハケ目)組織のダークトーン無地です。

エンドオンエンドとはサラリとした着心地と和名の通り刷毛で掃いたよう織り模様が特徴的な平織組織のことを指します。

一般的にエンドオンエンドはホワイト糸とライトカラー糸を混ぜて織り上げることが多いのですが、こちらはトーンの異なるダークカラー糸を混ぜて織り上げられています。

ちょっとレアなエンドオンエンドですね。

「ダークカラーのシャツを作りたい」と思っていても。

オックスフォード素材だとカジュアル過ぎる。。。

ポプリン/ブロード素材だとカチッとし過ぎる。。。

その間くらいの素材ってないの?

という方にぜひともオススメしたいナイス素材です。

上:ネイヴィブルー。

中:ブラウンです。

下:チャーコールグレイです。

いずれもドレス/カジュアル兼用のハンサムシャツが「本命」だと思います。

具体的には「ユーロボタンダウンカラー + 大丸シングルボタンカフス + フレンチフロント(裏前立)+ ポケットレス仕様」といったデザインでしょうか。

が、敢えてルーズフィットのバンドカラーシャツやロングシャツを作ってアウター使いするのもアリじゃないかな?と思ったりもします。

ちなみに僕はチャーコールグレイでモダンクラシックなドレスシャツを、具体的には「ラウンドカラー + ラウンドフレンチカフス(ダブルカフス)+ フライフロント(比翼仕立)+ ポケットレス仕様」といったデザインのシャツを作ってみたいです。

ボタンはブラックマザーオブパール(黒蝶貝)ボタン、カラーとカフスの裏面にはさりげなくブラック&ホワイトのドット素材を使いたいです。

こちらはThe Royal Caribbean Cotton Silver Lineの定番クオリティ:経糸・緯糸ともに100番手双糸使いの100% Cottonです。

 

オーダーメイドシャツ:¥17,600~

*10.4 Wedまで上記プライスから¥3,300offになるお得なキャンペーンを開催中です!

 

最後にThe Royal Caribbean Cottonコレクションがいかに素晴らしいか、いかにこだわった素材かをご紹介します。

 

—–
まずは原材料です。
良質の綿花のみを手摘みで収穫、38㎜以上の超長繊維綿のみを選りすぐっております。
これが上品な光沢としなやかさを持ち自然な肌触りを感じ取ることが出来る素材の「土壌」となります。
続いてThe Royal Caribbean Cottonの最重要ポイントともいえる「ガス焼き」です。
「ガス焼き」とは、紡績の段階で「糸の1本1本を2回に分けてガス管に通して焼くことで余計な毛羽を除去する工程」のことです。
この工程により、素材の表面が均一化し染色性が向上、繊細な色合いを表現する事が可能になります。
また、糸ムラが抑えられるため素材表面が一層美しく仕上がります。
某俳優さんを筆頭にした数々のファッション上級者をも魅了してきた滑らかな肌触りと上品な光沢は、原材料の品質の高さとこのガス焼き工程に由来します。
最後に製織です。
昔ながらの低速のシャトル織機を用いて丁寧に織られていることと、製織段階での糊付けを行っていないことから素材本来の豊かな風合いを失うことなく仕上がります。
かように原材料、紡績工程、製織工程の3段階、すべてにおいてこだわりを凝縮した素材がThe Royal Caribbean Cottonなのです!
—–

 

素晴らしい!

 

以上です。

 

次回はBook Ⅰの新作をご紹介予定です。

もしかしたらBasicsになるかも。。。

いずれにしても乞うご期待ください!

 

 

 

18th. Sep. 2023

Ryoji Okada

 

 

 



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