Ryoji Okada Official Website

Diary

New shirting collection, Mar. 2025, vol.2: Thomas Mason / Alumo

Loud Garden / Ryoji Okada

 

< News! >

  ☑︎ 3月の水曜日は「14:00-20:00」で営業いたします

  ☑︎ Made-to-order “Skull Hat/スカルハット”

  ☑︎ “Polka Dots” Shirting入荷!

  ☑︎ “Music Legends on Cards!” Shirting入荷!

  ☑︎ “Dinosaurs” Shirting入荷!

  ☑︎ 俺のMODなダブルブレステッドスーツ

  ☑︎ 俺のNo Surrenderなツイードジャケット

  ☑︎ 俺のMake a splashなシャツ

  ☑︎ 新たな “♡ Camo” socks を作ります!

  ☑︎ The Loudest Voice vol.39 in store now!

 

< New bunch book collection >

  ☑︎ vol.1: William Halstead

  ☑︎ vol.2: Holland & Sherry – Crystal Springs –

  ☑︎ vol.3: Smith Woollens – Abacus –

  ☑︎ vol.4: TCS

  ☑︎ vol.5: Drago

  ☑︎ vol.6: Fratelli Tallia Di Delfino

  ☑︎ vol.7: Bower Roebuck / Lassiere Mills etc.

  ☑︎ vol.8: E.Thomas / Dondi / Marlene etc.

  ☑︎ vol.9: Novara / Baird McNutt / Drago etc.

  ☑︎ vol.10: Dormeuil – Celebration –

  ☑︎ vol.11: Holland & Sherry – Bespoke #31 –

 

 

 

JESSE COLIN YOUNGが亡くなりました。

83歳だったそうです。

ということは、BOB DYLANと同年齢ですね。

僕はほとんどこの人の関連音源を聴いたことがないのですが、The Highway Is For Heroes(1987年作品)というソロアルバムだけはよく聴きました。

結構ワイルド目なジャケットのアートワークとタイトル、8曲目でT-Bone Shuffleがカヴァーされているという情報を見てホワイトブルースマンだと思い購入したはずです。

が、しかし、蓋を開けてみたら。。。

そのとってもソフトな楽曲群と繊細なヴォーカルにズッコケました

ジャケットに写るJESSE COLIN YOUNGは髭面 + ブラックのタンクトップ + ブーツカットのボトムスという装いなんですよね。

そして、ガソリンスタンドに停めた恐らく古いピックアップトラックの前にギターを持って座り込んでいるんですよね。

JESSE COLIN YOUNGのキャリアを知らなければ、どこにも小洒落た音楽性を想像させる情報がないんですよ〜。

あ、改めて見てみるとギターはアコースティックギターなのでそこに違和感を感じるべきだったかもしれません。。。

とにもかくにも予想とはかけ離れた音楽でした。

なので、購入した当時は「なんじゃこれ!」と半ば詐欺にあったような気分になった記憶があります。

ですが、何度か聴いてみたらその爽快感がクセになってかなり愛聴しました。

というエピソードがこの人が作った音楽と僕の最も強いつながりなのでBOB DYLANと同年齢とはとても思えませんでした。

具体的にはひと世代くらい若いイメージを勝手に持っていました。

それはともかく、亡くなったということで久し振りにそのThe Highway Is For Heroesを聴いてみたところやっぱりナイスなアルバムでした

という訳で、今日は最後にJESSE COLIN YOUNGがフロントマンを務めたTHE YOUNGBLOODSの代表曲Get Togetherを貼ります。

素晴らしい曲なのでお時間がある時に愉しんでもらえたら嬉しいです。

ご冥福を!

 

 

 

ところで。

「ナイス」といえば。

2日振りにオーダーメイドシャツ用の新作コレクションをご紹介します。

新作バンチブックのご紹介もまだまだしたいですし、まだご紹介できていない最近お作りした「自信作」もたくさんありますし、僕が作った最新のスーツも披露したいですし、エトセトラ。。。。

でも、ひとまず先にオーダーメイドシャツ用の新作コレクションを終えたいと思います!

なにせ。。。

The Loudest Voice vol.39がお手元に届いた方はご覧いただいたかと思いますが、明日3.22 Satからオーダーメイドシャツ¥3,300offキャンペーンを開催しますから!

*今日3.21  Friのご注文分も先行受注ということでキャンペーン対象とします

2回目の今日は「LOUD GARDENにいらしてくださるこだわりが強いお得意様にもファンが多いThomas Mason」と「世界最高峰のShiring(シャーティング:シャツ向けテキスタイル)メーカーとして誉れ高いAlumo」の新作をご紹介します。

いずれの新作もリアルに見て、触っていただいた方がそのナイスさをより実感できると思いますので、ご来店の際にはぜひともじっくりとチェックをしてください。

なお、お電話・e-mail・SNSのメッセージ等でご注文・お問い合わせをなさる際には「寄り画像」の左上に記すFMから始まる品番でご依頼ください。

では、早速ご紹介しましょう!

 

 

 

今日ご紹介するのは ↓こちらの4マーク↓ です。

 

 

上段2マークがAlumoの新作で下段2マークがThomas Masonの新作です。

いずれもドレッシーな極上素材です!

そして、いずれも上述した明日からスタートする「オーダーメイドシャツ¥3,300offキャンペーン」の対象素材です。

このキャンペーンはシャツファクトリーさんとの共同開催なのですが。。。

入荷したタイミングでキャンペーン対象とは!?

なかなか太っ腹ですよね!!

素晴らしい。

では、それぞれを「寄り画像」で見ていきましょう。

 

 

FM89719/720

 

 

スイスの雄。

世界最高峰のShirtingメーカー。

そして我々洋服屋の憧れでもあるAlumoの新作です!

悪かろうはずがありません。

が、先入観は禁物ですので目線をフラットにしてから見て触りました。

して、その結果は。。。

やっぱり最高ですね〜!

優れたShirtingを「シルクのような肌触り」と表現するのは我々の定番ですが、これぞまさに「それ」です!

誇張抜きに「極上を超えた肌触り」ですのでご来店の際にはぜひともお触りください。

かなり高価なため、恥ずかしながら僕はまだ作ったことがありませんがこれを機会に作ってみたい気もしています。

そのAlumoについて簡単にご説明します。

—–

1918年に創業されたAlumoは世界屈指の高級Shirtingメーカーとして100年以上の伝統を紡いできました。

「100年以上に渡って連綿と積み重ねられてきた技術とノウハウと矜持」「澄み切った山の湧き水と空気」「世界で最も厳格なスイスの自然環境に対するサステイナビリティの基準に対応した製造工程」が三位一体となって生み出されるAlumoのコレクションは、その発色の素晴らしさや豊かな光沢、シルクのような滑らかさ、適度なしなやかさによるハリとコシなど、高級シャツに求められる要素をすべて併せ持っています。

世界中の一流テイラーはもとより、ラグジュアリーメゾンのHやLV等が好んでAlumoの素材を取り扱っている事実がその何より証左ではないでしょうか。

また、Alumoは高い品質を維持するために原料選定、紡績、組織設計、製織、整理にいたるまでの全工程を一貫して自社のマネジメント下で実行していることも有名です。

—–

LOUD GARDENのお得意様の中にはAlumoに馴染みがある方も多くいらっしゃると思います。

それもそのはず、(シャツファクトリーが在庫を積んでいる)通常コレクションではなく(問屋が在庫を積んでいる)スペシャルコレクションにAlumo専用のバンチブックが存在するのです。

が、こちらの2マークは通常コレクション向けの新作です。

ちなみに、僕の記憶が正しければAlumoが通常コレクションに登場するのは今回が初めてだと思います!

ということもあり、僕にとってもすごく嬉しい今回の入荷です。

品質は100% Cotton、組織はポプリン/ブロード(平織)、糸番手は経糸(タテイト)・緯糸(ヨコイト)ともに120番手双糸(ソウシ)です。

一般的な120番手双糸のポプリン/ブロード素材ももちろん肌触りはとってもイイです。

しかしながら、こちらは一般的なそれを遥かに凌駕する圧倒的に贅沢な肌触りです。

繰り返しになりますが「極上を超えた肌触り」です!

なので、ぜひとも皆さんにもご体験いただきたいです。

僕はこちらなら「ギャザースタイル + ループ仕様のNewラウンドタブカラー + ラウンドフレンチカフス(ダブルカフス)+ フライフロント(比翼仕立)+ 胸ポケットレス仕様 + 二重タライデザインのマザーオブパール(白蝶貝)ボタン」で作りたいです。

最近何枚かこのデザインで作ったのですがすごく具合がイイんです!

そして、現在クラシックスタイル/デザインのホワイトシャツとサックスブルーシャツがワードローブにないんです!!

かくかくしかじかで、こちらの素材で「初Alumo」をするのもアリかなと考えています。

もちろんいずれのカラーも作りたいのですが。。。

どちらかに絞るならば父親の7回忌法事でも着用できるし「ホワイトがいいかな?」と考えています。

ここまで圧倒的に贅沢な素材なので「カラー&カフスは表裏ともに素材を変えなくていいかな?」と思います。

でも、バックヨークあたりに刺繍は入れたいですね!

 

オーダーメイドシャツ(税込):¥38,500~

*オーダーメイドシャツ¥3,300offキャンペーン期間中は上記金額から¥3,300offとなります

 

 

FM89284/285

 

 

何回も書いた記憶がありますが。。。

Thomas Masonは「イングランド北西部に位置するかつて綿産業で栄えたランカシャー」にて1796年に生まれたブランドです。

実に229年もの長い歴史を誇ります。

すごいですよね。

現在は世界最大手のイタリアンShirtingメーカーAlbiniの傘下に入っているため全素材がmade in Italyですが、そのコレクションには「ルーツであるイングリッシュテイストが色濃く残る個性的な素材」が数多く展開されています。

LOUD GARDENにThomas Masonファンのお得意様が多くいらっしゃるのは上記の歴史・背景とイングリッシュテイスト強めのコレクションゆえだと思います。

もちろん僕も大好きです!

しかし。。。

1796年といえばナポレオンの全盛期、我が国は文化文政時代の直前でした。

いやはや、本当にすごい歴史、強烈な歴史ですよね!

「13周年まであと2.5ヶ月!」などと喜んでいるようではまだまだです汗。

あと2.5ヶ月でやらねばないことが山ほどあるので喜ぶより焦るのが先ですし汗汗。

それはともかく!

今回入荷した2マークはいずれも100% Cotton、マイクロツイル(平織)組織の細番手ボディです。

具体的には経糸・緯糸はともに120番手双糸です。

「上品なトーンのサックスブルー」と「極めて繊細な柄」と「細番手糸&マイクロツイル組織に由来する美しい光沢」により高貴な「顔」に仕上がった逸品だと思います。

右のストライプは「間違いない」ですし、左のタッタソールで使われるタイプのチェックもカラーとボディのおかげですごく端正に仕上がっていますよね。

肌触りも抜群にイイです!

が、こちらの2マークが誇る魅力はそれだけではありません。

Thomas Masonが得意としているEasy Care機能が付加されているのです!

我々は天然素材オンリーで実現した「Wrinkle Free機能ほど強くはないけれど確かな形状記憶性・形態安定性を発揮する機能」のことをEasy Care機能と呼んでいます。

Easy Care機能がついている素材で作ったシャツは、ご自宅でのお洗濯時にアイロンがけがほぼ不要(お洗濯後にパンパンっとシワを伸ばしてから干していただくとほぼほぼシワなしで乾きます)ですし着用時にもシワになりにくいです。

これだけ高貴な素材で作ったシャツにたくさんのシワが入っていると「ガックリ。。。」という感じですしね、これは嬉しい機能ではないでしょうか。

僕の予想ではこの2マークは比較的早い段階で完売になると思います!

つきましては、気になる方はぜひともお早めにチェックをお願いします。

僕はこちらならモダンクラシックなデザインで「料理」したいですね。

具体的には「ギャザースタイル + ユーロクラシックワイドスプレッドカラー + ミラノカフス + フレンチフロント(裏前立)+ 胸ポケットレス仕様 + 二重タライデザインのマザーオブパールボタン + カラー&カフスの裏面はサックスブルー系のLibertyプリント素材」で作りたいです。

モダンかつクラシックかつダンディかつクラッシーかつコンフォタブルな1枚が仕上がると思います。

ミラノカフスは通常の着方をしていても裏面/内側が少し見えるゆえ別布オプションを使うと個性が際立つので「ミラノカフス + 別布オプション」は大オススメの組み合わせです。

どちらの素材もすごく素敵ですが。。。

今日の気分はストライプかもしれません。

 

オーダーメイドシャツ(税込):¥30,800~

*オーダーメイドシャツ¥3,300offキャンペーン期間中は上記金額から¥3,300offとなります

 

以上です。

 

次回はAlbiniとSidograsの新作をご紹介予定です。

乞うご期待ください!

 

 

 

◆本日の一曲◆

 

 

Get Together

THE YOUNGBLOODS

 

素晴らしい楽曲ですよね!

THE YOUNGBLOODSも音源を持っていないので買ってみようかな?

 

 

 

21st. Mar. 2025

Ryoji Okada

 



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