今日はゴールデンウィーク最終日ですね。
皆さんはどんなゴールデンウィークをお過ごしですか?
楽しいことや嬉しいことが盛りだくさんのゴールデンウィークをお過ごしだったら僕も嬉しいです。
LOUD GARDENは例年よりご来店/オーダー/セールスに恵まれたゴールデンウィークを過ごしています。
本当にありがたいです。
なので、トータルではとてもハッピーです。
が、その一方で、Rumi Rock × LOUD GARDEN vol.2の受注枚数が1年前を下回ったのがやっぱり痛恨(最終日の翌日に1枚ご注文が入ったのはすごくハッピーでした!)です。
もう少し早く僕が柿柄ファブリックのシャツを仕込むべきだったし。。。
Rumi Rockさんとの打ち合わせをよりディープにすべきだったし。。。
もっともっとPRを頑張るべきだったし。。。
などなどモヤモヤが残っています。
もしまた来年もやれるとすれば決まった時点でこの忘備録的記述を読み返して準備を進めたいと思います。
また、恒常的にRumi Rockさんの素材で受注ができるような仕組みも考えたいと思います。
あと、コラボレーションアイテム(脳内でイメージしているのは “♡ Camo” 浴衣)なんかも考えてみたいです。
ところで。
「最終」といえば。
2日連続で新作Shirting(シャーティング:シャツ向けテキスタイル)コレクションをご紹介します。
最終回となる6回目の今日ご紹介するのはBookⅡの新作です。
BookⅡは「定番Shirtingとデニム系Shirting専用のBasics」「高機能Shirtingとニット/ジャージーShirting専用のBookⅠ」「Linen系Shirtingとジャカード無地Shirting専用のBookⅢ」「形態安定Shirting専用のWrinkle Free」「国産Shirtingの最高峰コレクションThe Royal Caribbean Cotton」以外の国産Shirtingがコンパイルされているバンチブックです。
はい、つまりBookⅡは「唯一明確なコンセプトがない」バンチブック、「枠にはまらない素材が集まる」バンチブック、「その他諸々な」バンチブックです!
それゆえにとにかくあれこれ楽しいです!!
「今日はノープラン。シャツを作ることだけは決めている」といったお客様はまずBookⅡからチェックするというのもアリかもしれません。
間違いなく最後まで飽きることなくご覧いただけると思いますし、きっと「これだ!」という素材が見つかると思います。
というBookⅡには今回9マークの新作が入荷しました。
質量ともに超濃厚なBookⅡの新作!
ご来店の際にはぜひともじっくりとご堪能ください。
もちろん、引き続きお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも絶賛承っています。
その際には「寄り画像」の左上に記す「FMから始まる品番」でご依頼ください。
では、早速ご紹介しましょう。
今回入荷したBookⅡの新作は ↓こちらの9マーク↓ です。

The States MadeのトラディショナルなSeersucker。
超高級細番手のヴォイル/Voile糸を使用したSeersucker。
Made in IndiaのリアルIndian Madras。
*詳細はいずれも後述します
硬軟織り交ぜたワイドレンジな9マーク!
「これぞBookⅡ!」なラインナップだと思います。
続いて、左から「寄り画像」とともにより詳しいご説明を加えていきます。
FM12953/954/955

通好み極まりないThe States Madeシリーズのスーパートラディショナルな「正しい」Seersuckerです。
品質は100% Cottonで糸番手は経糸(タテイト)・緯糸(ヨコイト)ともに40番手単糸(タンシ)です。
The States Madeはリリース時にファッション業界内で少なからぬ話題となった「厳選したUS Cottonを使用してヴィンテージの名素材を復刻する!」というホット&ディープなコンセプトを持つテキスタイルブランドです。
手掛けたのは7年?8年くらいまでLOUD GARDENの裏にある一棟貸しの一軒家に入居なさっていたC社さんです。
C社さんは3年か4年くらいの間あの一軒家をオフィスとしていらっしゃいました。
その間、何人かの社員さんとちょっとだけ交流を持ち時々サンプル品等を見せてもらったりしていたのですが、トラッド系ファッションに精通した強いこだわりのある会社でした。
皆さん、お元気でいらっしゃるかな?
こんなにも「こだわりの塊」なテキスタイルブランドを展開している訳ですから会社自体はめちゃくちゃ元気なんだと思います。
素晴らしいことです!
僕も頑張らなくては!!
そのC社さんはThe States Madeブランドを立ち上げるにあたり、現代の技術を駆使してヴィンテージ素材の糸(太さや形状)、組成、密度といった特徴を徹底的に分析したそうです。
例えばベストセラーを記録している(と聞いている)オックスフォードは、歴史ある某USブランドに供給されていた1980年代の素材を忠実に復刻しています。
ちなみに復刻を目指した素材の製織工場は既に廃業しているため同じ素材は二度と入手することができません。
そこで、復刻に際して某USブランドのヴィンテージシャツを複数枚入手し徹底的に分析したそうです。
また、今回入荷したSeersuckerも1990年代に製造されたヴィンテージトラウザースを徹底分析した上で、太さや密度を忠実に再現するため糸自体を別注したそうです。
ロマン溢れるストーリーですよね〜!
もう少し突っ込んでご説明すると、C社さんが厳選しているUS Cottonは油分が少ないことに由来するドライな風合いが特徴だそうです。
その原綿を使わないと、いくら昔ながらの紡績・製織を行っても彼らが求める独特の素材感と頑強な仕上がりは再現できないそうです。
確かに、今回入荷したSeersuckerも同じBookⅡにコンパイルされている他の100% Cotton Seersuckerに比べてハードタッチだしハリコシが強いです。
これならシャツはもちろん、シャツジャケットやパンツにもバッチリそうですね!
また、ガンガン着て少しへたってきてからの風合いもすごくよさそうです!!
ロマン、独特の素材感、高い堅牢度、そして徐々に起こるであろうイイ具合の経年変化。。。
加えて、人と環境に配慮した安全で持続可能なCotton生産システムを導入し後世に残る素材を開発しようという心意気を持つC社さんの作品であること。
たくさんの魅力が詰まった素晴らしい新作だと思います。
ご来店の際にはぜひとも実際に触って脈打つロマンを感じてください!
カラーは上からBlue × White、Navy Blue × White、Beige × Whiteです。
僕はBeige × Whiteでシャツとサファリジャケットのセットを作りたいです!
シャツにもサファリテイストを入れたいのでボタンどめフラップ&アウトボックスプリーツつきパッチ/アウトポケット左右仕様にしたり、エポーレットをつけたりしたいですね。
なお、今まで入荷したThe States Madeシリーズの新作はすべてBasicsにコンパイルされてきました。
が、今回はBookⅡです。
つまり、こちらはBasicsのように「定番として長く完売することなく展開することは考えていない」ということを意味します。
まあ、晩秋から冬にかけては着ることがないSeersuckerですからね。
それも納得です。
という訳で、割と早い段階で完売することが予想されます。
気になる方はどうぞお早めにお願いします!
長くなったので、Seersuckerについては次でご紹介します。
オーダーメイドシャツ:¥20,900~
*5.24 SunまでOption free campaign for made-to-measure shirtsを開催中です!
FM12957/958

超細番手のヴォイル糸で織り上げられた繊細至極なSeersuckerです。
我々はヴォイル糸で織り上げた素材をヴォイル/Voileと呼びます。
ヴォイルの語源は結婚式で新婦がまとうヴェイル/VeilのFrenchで、ファッションテキスタイル業界では「強撚糸を使ってヴェイルのように透けるほど薄くやや粗めに織り上げられたハリとシャリ感のある素材」を指します。
が、こちらは典型的なヴォイルではなく上記の通りヴォイル糸を使ったSeersuckerです。
これは新しい!
と同時に、「夏場でも快適なドレスシャツ」を作るのにこれ以上相応しい素材はないかもしれません!!
なにしろ典型的なヴォイルのような透け感はなく、(先にご紹介した3マークを筆頭にした)典型的なSeersuckerよりもかなり薄いですから!!!
品質は100% Cottonで糸番手は経糸・緯糸ともに200番手双糸(ソウシ)です。
200番手という一般的なShirtingでは最も細番手ともいえるヴォイル糸で織り上げたSeersucker!
いやはや、これは本当に素晴らしい発想の逸品だと思います。
ご覧の通り、超細番手糸を使うことで典型的なSeersuckerのようなカジュアル感が控えめになっている、つまりドレスシャツに◎な「顔」になっているのも嬉しい限りでではないでしょうか。
それでいて、後述するSeersuckerならではの「涼しさ」がほとんど損なわれていないのもイイ!
という訳で、何度もこのDiaryでは書いていますが、Seersuckerについてご説明します。
Seersuckerとは「しじら(縞状のしぼ)」の入った織物のことです。
もう少し具体的に書くと「波状の凹凸のある部分」と「平らな部分」を交互に表現することで縦方向に縞状のしぼを走らせた織物のことです。
このしじらにより肌への接地面積が少なくなること、つまり「肌へのベトつきが少なくなり」「通気性に富み」「さらっとした肌触りに恵まれる」ことこそがSeersuckerの真髄です。
毎年さまざまな高機能素材がリリースされる昨今ですが、Linenとともに100年以上に渡って「メンズファッションにおけるSpring/Summerシーズン向け素材の代名詞的存在」として君臨し続けているSeersuckerこそが現代のSpring/Summerシーズンにおいても「本命」なのかもしれません。
加えて、Seersuckerは「しじらによってシワになりにくい/元からシワ(というかしぼ)があるので仮にシワになっても目立ちにくい」「見た目にも涼しげである」「色鮮やかなストライプやチェックも存在する」といった魅力も併せ持っています。
また、日本ではシンプルに「サッカー」と表現されることも少なくありません。
Seersuckerの主な品質は100% Cottonで、我々はウールやシルクで作られたSeersuckerを便宜上「ウールサッカー」「シルクサッカー」などと呼ぶことが多いです。
ということは、こちらなら「ヴォイルサッカー」と呼ぶのが日本風でしょうか?
盛夏でも快適に過ごせるドレスシャツ用の素材といえば、LinenブレンドとLeno Cloth(絡み織り)が真っ先に頭に浮かびますが今後はこちらがイチオシになるかもしれません!
200番手双糸という超細番手糸を使用した素材にも関わらず2万円台前半というリーズナブルなプライスも嬉しい限りです。
オーダーメイドシャツ:¥23,100~
*5.24 SunまでOption free campaign for made-to-measure shirtsを開催中です!
FM12958/9579/960/961






Made in IndiaのMadrasチェックです。
いずれも品質は100% Cottonで糸番手は経糸・緯糸ともに40番手単糸でややざっくりとしたプレインウィーヴ(平織)組織が心地よい本格的なIndian Madrasです!
というか。。。
Made in Indiaなので本格的どころか「ホンモノ」でした笑。
しかし。。。
昨年も書いた記憶があるけれど。。。
リアルIndian MadrasがなぜにImported FabricsではなくBookⅡ向けなんでしょうか?
Europe産ではないからでしょうか。
それに加えて、プライスが国産素材に近いからでしょうか。
ちょっとだけ不思議な気もしましたがまあヨシとしましょう。
2024 Spring/Summerシーズンも2025 Spring/Summerシーズンも同じようにBookⅡの新作として入荷してスマッシュヒットを記録、そのうち現在も残っているのは1マークだけという「人気銘柄」ですしね。
今回入荷した4マークもそうなのですが、リピートが大きいチェックはバンチブック用のカット見本だけだとその全貌が分かりにくいので今回はシャツファクトリーさんの展示会で撮ってきた写真もあわせてご紹介します。
ご参考になれば幸いです!
さて、かつてはサマーカジュアルシャツの「大定番」素材だったIndian Madrasとは ↓こんな素材↓ です。
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India南東部のMadras地方に伝わるMadrasは何世代にも渡って、具体的には約400年にも渡って受け継がれてきた伝統的な織物です。
昔ながらの織機によりゆっくりと糸を傷めないように織り上げていくことにより生まれる「味わいのある表面感と独特の風合い」は長きに渡って世界中の人々から愛され続けています。
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*素材特性上、多少の色落ち・縮みがありますのでご注意ください
「単独画像」の上から更なるご説明を加えていきます!
FM12958:Madrasとしてはあまり多くないWhiteベースです。また、かなりきめ細かな構図もMadrasとしては比較的珍しいでしょうか?なので、Madrasならではの安心感があると同時に少し新鮮な感じもしますよね!?Red + Yellow + Green + Navy Blueというカラーリングもサイコーだと思います。4マークともすごく好きですが今日の僕にはこちらが最も刺さりました!敢えて超ドレッシーなシャツを作りたいです。
FM12959:優しいカラーリングが印象的なMadrasです。このカラーもすごく素敵ですよね!また、一般的なMadrasよりも縦長というのも面白いと思います。ご覧の通り鮮やかながらも柔和な印象を持つ逸品なので淑女にも大オススメです。今日FM12958の次に刺さったのはこちらです。こちらならサファリジャケットを作ってみたいです。
FM12960:ヴィヴィッドなGreenがとてもナイスなMadrasです。「これぞ!」といった感じの大胆なカラーリングもイイですよね!今回入荷した4マークの中では最もカジュアル度が高いのでひょっとするとこちらが一番人気に躍り出るかもしれません!?
FM12961:最も落ち着いたカラーリングのTartan風Madrasです。こちらはベースカラーがBeigeというのがナイスだと思います。それにより絶妙にカジュアル感が増していますので。僕はこちらならAmericanトラディショナルなシャツジャケットを作ってみたいです。
皆さんはどのMadrasがお好きですか?
オーダーメイドシャツ:¥19,800~
*5.24 SunまでOption free campaign for made-to-measure shirtsを開催中です!
以上です。
4月に入荷した新作Shirtingのご紹介は以上です。
次回の入荷は8月末の予定です。
ということは。。。
はい、少なくともシャツファクトリーさんが在庫を積んでいるバンチブックコレクション:レギュラーコレクションに関しては、2026 Spring/Summerシーズン向けの新作入荷はこれで終了です!
そして、まだあまり完売品番は出ていません!!
つまり、2026 Spring/Summerシーズンで最もShirtigコレクションが充実していのは「今」です!
そして、現在Option free campaign for made-to-measure shirtsを絶賛開催中です!
つきましては、今シーズンまだシャツをご新調なさっていない方がいらっしゃいましたらぜひともこの機会によろしくお願いします。
26th. Apr. 2026
Ryoji Okada