昨日はシャツファクトリーさんの東京オフィオスで5分ほど商談した以外は完全に仕事を忘れてオフ!
トレーニングにも行かず、妻と出掛けてショッピングをしたり、街を散策したり、美味しいご飯を食べたりしました。
スーパーナイスなリフレッシュデイとなりました。
やっぱり生活にはメリハリが必要ですね!
皆さんもどうぞお休みする時はしっかりお休みしてください。
ところで。
「スーパーナイス」といえば。
今日は5日振りに新作バンチブックをご紹介します。
新作バンチブックのご紹介は「4月中に20回まで終わらせる」ことを目標にしているのですが、逆算すると遅くともこの週末までに18回を終えていないと目標達成が困難になりそうです。
というのも、間もなくオーダーメイドシャツの新作コレクションが入荷するのでそのご紹介も頑張りたいし、オーダーメイドシャツのオプションフリーキャンペーンやRumi Rock × LOUD GARDEN vol.2を筆頭に様々な告知も行いたいし、ご紹介したい「作品」のストックもかなり溜まっているんですよね〜。
なので、4月終盤に入ると「新作バンチブックのご紹介は5日に1度が限界かな?」と思っています。
新作バンチブックのご紹介は時間と労力が最もかかりますし。。。
ただ、幸いなことに今のところ「遅れ」は出ていません!
この調子で今月中に20回、あるいは21回を達成できればと思います。
応援よろしくお願いします!
18回目にご紹介するのはNikke/ニッケのDesginです。
Japanが誇るNikke(←詳細は後述します)のクリエイティヴ極まりないモダンレトロな逸品がコンパイルされたスーパーナイスな極上バンチブックです。
ご来店の際にはぜひともじっくりとチェックをしてみてください。
もちろんお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも可能です。
例えば「Mock LenoのBrownとGreenをもう少し質感が分かりやすい画像で見てみたい」とか「Broken TwillのRedがすごくよさそうなので前回と同じサイズ/デザインでジャケットを作っておいて!ライニングはお任せで!」といったご質問やご要望がありましたらどうぞお気軽にお申し付けください。
すぐにご対応します!
では、早速ご紹介しましょう。
*これまでにご紹介した17回(+ 番外編2回)分のリンク集は最後にあります
今日ご紹介するのは ↓こちらのバンチブック↓ です。

まずはNikkeについて簡単にご説明します。
このバンチブックを生み出した株式会社ニッケテキスタイルは日本毛織株式会社の子会社として2014年にファッション向けテキスタイルの企画・製造・販売を目的に設立されました。
親会社の日本毛織株式会社は1896年に神戸で創業された老舗テキスタイルメーカーです。
日本初の毛織物工場を加古川に作る。
国内で初めて毛織物服地を成功する。
日本におけるWoolマーク承認第1号となる。
等々の逸話を数多持つレジェンド的存在です。
現在は多角化経営に成功しておりWikipediaによれば1980年代以降の主力は不動産事業のようですが、それでもルーツの毛織物を基幹から外すことはなくしっかりとその伝統と歴史を守り抜いています。
その証拠が依然として国内トップクラスを維持している生産㍍実績であり、1999年代以降にも複数行った紡績会社等の子会社化であり、ニッケテキスタイルの設立です。
Gieves & Hawkes時代にまったくおつきあいがなかった(恐らく僕がお世話になっていたアパレル会社自体が日本毛織さんからは直接仕入れていなかったんじゃないかな?)ので僕は日本毛織さんのコレクションを見たことはありませんでしたが、以前から紡績でもかなりの規模を誇っているはずなのでよく機屋(ハタヤ:ミル)さんから「ウチの糸はニッケさんが多いよ」といった話を聞いていました。
なので、名前自体にはかなりの馴染みがあります。
ニッケテキスタイルは、親会社が誇る紡績・織絨から染色・整理までの一貫生産を行う日本屈指の生産背景をベースに「130年におよぶ歴史が蓄積してきたアーカイヴを現在のフィルターに通して復刻させたヘリテイジシリーズ」や「最新の製織技術および加工技術が生み出したWool Denimや高機能シリーズ」に代表される高付加価値コレクションを世界中のファッション関係者に向け発信しています。
今日ご紹介するバンチブックはそんなニッケテキスタイルが約4年前に展開をスタートした6冊のうちの1冊:Designです。
不勉強なことに僕はその存在を知らず、昨年お得意様T様から教えていただきました。
今回はT様からご注文が入ったこともありこちらのDesignのみ入手しましたが、どうやら他のバンチブックもすごくよさそうなので「近く全コレクション取り扱ってみようかな?」と思っています。
ご縁に感謝です!
そのDesignですが。。。
これがまた本当に素晴らしいコレクションです!
上記したヘリテイジシリーズに該当する超スーパークリエイティヴ&モダンレトロな傑作。
「ノットとネップによる個性的な表情」「1960年代のアーカイヴを再現した独特の杢糸」「しっかりとた打ち込みに由来するウエイト」等々の特徴・魅力が凝縮された1冊。
「日本らしくてNikkeらしくて世界に向けて発信できるWoolを作る!」といった目標を掲げて生まれたNikkeのバンチブックコレクションの「Nikkeの膨大なアーカイヴをベースに日々刻々と変化するファッショントレンドを巧みに加えることで日本人ならではの繊細な感性を駆使したと胸を張れる最先端のテキスタイルを生み出す」というコンセプトを持つ特別なコレクション。
文章だけでもロマンがあふれ出ますよね!
サイコーです。
日本毛織さんはまだ登記上は神戸市中央区に本社があり、実際には大阪市中央区に本社を構えているようです。
が、Nikkeのコレクションは日本における毛織物の聖地である尾張一宮にて企画されているというのも嬉しい「隠れエピソード」ではないでしょうか!?
では、その内容を見ていきましょう。
今日も魂を込めて全マークを出来るだけ丁寧にご紹介します!
そして、最後に「僕のオススメBest 3」を披露します。
皆さんが「おっ!?」と思う素材がありますように!
T13361/T13360


冒頭にコンパイルされているのはモダンヴィンテージというワードがピッタリくる、カラフルなネップ入りのグレンチェックコレクションです。
品質は99% Wool + 1% Nylon(271g/m *147cm巾)で組織はツイル(綾織)です。
もちろんそのこだわりの品質と色柄が最大の魅力ですが、その前にまず「271g/m」という細やかなウエイト表記がイイですよね〜!
さすがJapaneseミルです!
T13361(上):独自の撚糸技術を駆使して作り上げた多色使いのノットヤーンをクラシックなバーズアイグレンチェックに乗せた冒頭を飾るのに相応しい傑作です!しっかりと打ち込んでいることに由来する豊かなハリコシと仕立映えも自慢です。そしてもちろん豪快に散りばめられたネップも素晴らしいと思います。このバンチブックを教えてくださったT様はまずはこちらの上2マークに魅了されたそうです。こだわりの塊のようなダンディT様を魅了したのも納得の逸品だと思います。
T13360(下):こちらはクラシカルなグレンチェックボディです。が、かなり大量&濃厚なネップによりとっても個性的な「顔」に仕上がっていると思います。T様は上画像の上2マークとこちらの1番上の3素材を巧みに使用したスーツをご注文くださいました!
皆さんはどのグレンチェックが最もお好きですか?
僕は。。。
どれも素敵ですけれど。。。
昨今はほとんど見ることがなくなったバーズアイグレンチェックになんだかドキドキしています!
T13358

我々がポーラあるいはポーラタイプと呼ぶ3plyプレインウィーヴ(平織)ボディのグレンチェックです。
こちらも先にご紹介した2ボディと同じくトラディショナルなパターンであるグレンチェックをカラーリングとネップでモダンレトロに「料理」したナイス素材です。
品質は99% Wool + 1% Nylon(337g/m *147cm巾)です。
ポーラタイプならではのかなりのシャリ感がイイ感です!!
もちろんネップもイイ感じ!!
先にご紹介した2マークと異なりネップはベースカラーの同系色でまとめていますが、それでもかなりの存在感ですよね。
僕はこちらも大好きです!
T13353


このバンチブックの中で最もハリのあるボディです。
それもそのはず、こちらはストロングウールヤーンを強めに打ち込んで織り上げたプレインウィーヴボディなのであります!
とはいえ、いわゆる「バシバシ」ではありません。
スーパーニッチ層を狙うのではなくワールドワイドな展開を目指している訳ですからね。
これくらいがベストだと僕も思います。
もちろんその素材感に加えてかなりの密度で表現されたネップも◎だし、(Linenブレンドではありませんが)少々Linenっぽさも感じさせる野趣味も最高ではないでしょうか!?
品質は99% Wool + 1% Nylon(312g/m *147cm巾)です。
上:ライトカラー5マークです。スーツはもちろんワイドシルエットのトラウザースを作っても間違いないと思います!
下:ダークカラー5マークです。ダークカラーでこの「顔」!素晴らしくクリエイティヴだと思います。
T13230

ポーラ撚と呼ばれる撚糸手法を用いた多彩使いの3ply糸で複雑な「ミックス感」を表現したプレインウィーヴボディです。
ネップがないのと巻末にコンパイルされているのでで少し地味に映るのは否めませんが、かなりのこだわりが詰まった個性派だと思います。
特にLight Pinkのランダムマイクロウインドウペーンがゴキゲン過ぎる1番下なんて超スーパー個性派ですよね!
品質は99% Wool + 1% Nylon(339g/m *147cm巾)です。
全マークのご紹介は以上です。
最後に、今日の「僕のオススメBest 3」をご紹介します。
初めはMock Lenoから1マーク・Broken Twillから1マークにしようかと思いましたが。。。
無理でした!
いつも書いていますけれど、あくまで「今日の」なので、そしてどれも素晴らしい素材なので明日には変わっているかもしれません。
T13361/T13360からは ↓こちら↓ をセレクトしました。

はい、F様がご注文くださったスーツ用の3素材です。
この3素材と水曜日に決定して来週に届くと思われるLibertyのフローラルプリントライニングを駆使して超越One of akindなスーツをお作りします!
あっと驚く、そして渾身の1着に仕上がるはずです。
仕上がり次第またこのDiaryでご紹介しますので乞うご期待ください!
T13358からは ↓こちら↓ をセレクトしました。

T様がセレクトなさってT13361のバーズアイグレンチェック2マークは僕もすごく作ってみたいです!
華やかなネップも素敵で素敵ですもんね。
特にYellowネップが効いている1番上が好きです!
が、しかし、それと同じくらいこの2マークにも心惹かれました。
僕はこちらの2マークを巧みに使ってミリタリーテイストあり&MODなダブルブレステッドスーツを作りたいです。
はい、昨春Dark GreyのヴィンテージTonikで作ったダブルブレステッドスーツと同じデザイン/スタイルです。
具体的なデザインは、ジャケットが「8.5cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×3がけ + ロープドショルダー + ウェルト(箱0仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケット(チェンジポケット)つき + フレアスリーヴ + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、トラウザースが「ハイライズ + ベルトループレス + ピストル型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム」です。
ボタンはくるみボタン、ライニングはLiberty LinigsからキレイなBlue系のフローラルプリントライニングをセレクトしたいです!
また、「2素材の巧みな使い方」ですが、メインで使うのは左のGreyにして、カラー(上衿)やターンバックカフスやくるみボタン等のパーツを右のBlueにしたいです。
そして、パーツ使いをしたBlueでもトラウザースを作っておいて時々ジャケット単品とセットアップして愉しみたいですね。
そのBlueやライニングとの「ストーリー」でカラークロス(上衿裏のフェルト生地)やフラワーホール(衿穴)や一部ボタンホールはBlueにしたいです。
T13358からは ↓こちら↓ をセレクトしました。

この角度によってはBlackに見えなくもないDark Brown!
Redのネップ!!
ややワイルドな素材感!!!
三拍子揃ったサイコーにカッコいい素材だと思います。
ほのかに薫るロックテイストも堪りません!
僕はこちらならフォーマルテイストが強めのスリーピーススーツを作りたいです。
具体的にはジャケットを「ワイド巾:11.0cm巾&ラウンドシェイプのピークトラペル + ややハイポジションのシングルブレステッド1ボタン + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.5cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + クラシックフロント + フレアスリーヴ + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ヴェストを「ラペルレス + ダブルブレステッド8ボタン」で、トラウザースを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + ストレートヘム」で作りたいです。
ボタンはくるみボタン、ライニングはRedが効いたロックなプリントライニングをセレクトしたいです。
そして、ネップおよびライニングとの「ストーリー」でカラークロスやフラワーホールや一部ボタンホールはRedにしたいです。
実はこのバンチブックの中でこちらが一番気になっています!
以上です。
次回は今シーズンもめちゃくちゃカッコいいコレクションに仕上がっていながらもヴォリュームが膨大過ぎて後回しになっているDrrow Daleにするか。。。
考え中です。
乞うご期待ください。
17th. Apr. 2026
Ryoji Okada