おととい:8.23 Sunはいつもより15分だけ早い19:45に閉店しました。
なんだかんだと退店したのは19:50を過ぎていましたがそれでもいつもより10分弱早い。
もしも19:45閉店告知によってご来店が難しくなった方がいらっしゃいましたらこの場を借りてお詫びします。
申し訳ありませんでした。
なお、今後は15分早い閉店なんてことは二度としないと決めました。
なにしろ、15分早く閉店するために公式websiteや各種SNSやこのDiaryで告知したり、その告知で使う画像を生成AIに作ってもらったり、退店後にご来店くださったお客様向けの貼り紙を作って貼ったり、この2週間くらいの間仕上がり報告に一言添えたり、日曜日の遅い時間帯にご来店・お電話くださることが多い方にご一報を入れたりエトセトラ。
上記のあれこれに15分以上を費やしたので「15分だけ早く閉店するためにそれ以上の時間を費やすなんてバカげていないか?」と思ったのであります!
しかも15分くらいの調整(= 通常通り閉店できる調整)はしようと思えばできた気がするからです。
やんごとなき事由で1時間早く閉店するとかなら今後もあり得るけれど。。。
15分はもうしません!
でも、19:45閉店にした理由である「久し振りに来日した旧友Italianとの再会」はとてもハッピーでした。
本当は昨日帰国予定だったけれど航空会社の都合で今朝の10:00に帰るとのことでした。
帰りのフライトも楽しんで!!
また会えるとイイな!!
Ciao! Nick and Silvia!
ところで。
「Italian」といえば。
2日連続で新作バンチブックをご紹介します!
残り1週間となった閑散期の8月ですが「このままでは終われない」状況です汗。。。
なので、まずRyoji Okada weekを月末まで緊急延長することにしました!
夏ドリンクもまだ少し残っているし、Sample Saleは引き続き入店促進効果が少しはある(ご新規のお客様もパラパラご購入くださったいます)し、もう1回だけ週末もありますから!!
つきましては、ぜひともご来店をお願いします。
加えて、この時期最もお得意様のハートに刺さるネタである新作バンチブックのご紹介を今日も敢行することにしました!
もし可能なら今月中にもう1回やりたいです。
乞うご期待ください。
6回目の今日ご紹介するのはItalian Velvet and Corduroy Collectionです!
バンチブック形式ではなく見開き3ページのブックレット形式のコレクションですが全19マークと充実の内容に仕上がっています。
「同じボディあるいは比較的似たボディの無地が複数コンパイルされていて総マーク数が多くないコレクションの場合はいちいち素材をめくる必要があるバンチブックより全マークを俯瞰で比較できるブックレットの方が見やすい」という持論を持つ僕です。
なので、このコレクションならブックレットの方が絶対にイイと思います!
*柄物の場合はどうしてもカット見本が小さくなってしまうブックレットよりバンチブックの方が見やすいのは間違いありません
とにもかくにも極上コレクションなので、ご来店の際にはぜひとも全マークをじっくりご覧になってください。
もちろんお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも可能です。
例えば「Duca Viscontiの最初のCorduroyとW.BillのCorduroyだったらどっちがオススメ?」とか「Velvetのイチオシがすごくよさそうなので前回と同じサイズ/デザインでジャケットを作っておいて!ライニングはお任せで!」といったご質問やご要望がありましたらどうぞお気軽にお申しつけください。
すぐにご対応します!
なお、これまでにご紹介した5回分のリンク集は最後にあります。
それではご紹介します!
今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のブックレットです。

Italyの名門2社:Duca ViscontiとPontoglioの珠玉のCorduroyとVelvetが網羅された一冊です。
本当に素晴らしいビューティフルコレクションに仕上がっています!!
なので、今日も魂を込めて全マークを出来るだけ丁寧にご紹介します!
そして、最後に「僕のオススメBest 3」を披露します。
皆さんのハートに刺さる素材がありますように!
Duca Visconti 2-1

まずは、Duca Visconti di Modrone/ドゥカヴィスコンティディモドローネ(以下Duca Visconti)についてご説明を。
Duca Viscontiは1838年のMilanにて「Italy初となるCottonミルの建設と運営」を目的として設立されました。
当時はUK企業が機械織りCottonのマーケットを独占していました。
そのような状況下において、創業者であるDuca Viscontiが抱いた「Italy初のCottonミルが世界中で信頼を得られる製品を生産し世界中で販売する」という野望は大半の人々にとって無謀に見えました。
しかし彼は程なくして「自分が未来を正しく見通していた」ことを証明します。
Duca ViscontiのCotton素材はUKを筆頭にしたEuropeマーケットですぐに大きな支持を得たのです。
それこそが、のちに「Italian Cottonの誇り」と謳われた産業活動の始まりでした。
ちなみに、正式名称であるDuca Visconti di ModroneとはMilanの貴族Visconti家の分家筋の称号だそうです。
「Ossessione/郵便配達は二度ベルを鳴らす(1943年作品)」や「Rocco e i suoi fratelli/若者のすべて(1960年作品)」や「Death in Venice/Morte a Venezia/ヴェニスに死す」で有名な映画監督のLuchino Visconti/ルキノヴィスコンティも同貴族家門の出身として知られています。
大変な血筋ですね!
もちろん初代の情熱と才覚も大きく寄与したこととは思いますが、血筋の背景があってこその成功といった側面もあったに違いありません。
熟練した技術による滑らかな肌ざわりと深みのある美しい発色を誇るCorduroyやVelevetやMoleskinがDuca Viscontiの代名詞で、それらは特に「Cotton織物の最高峰」として広く知られています。
主要なクライアントとしてLouis VuittonやHermes、Giorgio Armani、Boglioli、Cornelianiといった凄まじくハイレヴェルな名前があがる事実もDuca Viscontiの実力が「本物」であること裏づけていると思います。
現在は、190年近い歴史が積み重ねてきたアーカイヴと伝統技術を守りながらも最先端のテクノロジーを躊躇なく投入すると同時に、高品質の厳選された原料のみを使用しマーケットの動きを注視しながらファッショントレンドに即したボディや色柄を提案する「Italian Cottonの重鎮」としてそのプレゼンスを高め続けています。
また、今世紀に入ったあたりからSea Island CottonやSupima Cotton、Woolブレンド、Cashmereブレンドといったよりハイエンドな素材も展開している点も見逃せません
こちらは近年におけるDuca Viscontiのベストセラーボディです。
品質は98% Cotton + 2% Polyurethane(430g/m *148cm巾)です。
比較的一般的なストレッチCorduroyですが、その一方でDuca Viscontiならではの気品あるカラーがなんとも素敵な逸品です。
Duca Visconti 2-2

こちらもDuca Vicsontiのページです。
いずれもDuca Viscontiならではの「高貴な洗練」が見事なボディだと思います。
上7マークは98% Cotton + 2% Polyurethane(370g/m *140cm巾)のNeedlochord/ニードルコードです。
Needlecordは、縦方向に走る畝(うね)が文字通りニードル(針)のように細くてピッチが狭い比較的ライトウエイトなCorduroyです。
一般的なCorduroyに比べてヴォリュームが出にくいことに由来するスマートなアピアランスと目の詰まった縦方向の畝が生み出すしなやかさと適度な保温性がその特徴です。
下2マークは98% Cotton + 2% Polyurethane(320g/m *140cm巾)の型押しCorduroyです。
ドット?スクウェア?の型押しがすごくクリエイティヴですよね!
すごくカッコいいと思います!!
なお、いずれもPolyuethaneブレンドなので高いストレッチ性を誇ります。
Pontoglio

Pontoglio 1883/ポントリオ 1883(以下Pontoglio)は1883年にItaly北部のBergamo近郊で設立されたVelvetやCorduroyといったミルド/起毛加工を施した素材を専門とする老舗Cottonメーカーです。
高い技術力(独自の剪毛:センモウ工程やプリント技術)を誇り、それが彼らのVelvetやCorduroyに美しい光沢感と滑らかな肌触りをもたらすと同時にクリエイティヴなルックを生み出すことから各国のビッグメゾンや高級アパレルブランドから高い支持を得ています。
また、140年以上途切れることなく運営されているマニュファクチュール(製造工場)が周辺地域の5世代に渡る住人たちへ多くの仕事を提供してきた点も見逃せません。
このブックレットには、創業以来「最も豪華で独創的、そして最高のVelvet」と称賛されてきたVelvetが3マークコンパイルされています。
品質は100% Cotton(360g/m)です。
その美しさを静止画像のみでお伝えするのは不可能です汗。
ついては、気になる方はぜひとも店頭でじっくりご覧になってみてください。
もちろんSNSのメッセージやLINEで動画をお送りすることも可能です。
*動画の方が静止画像よりは美しさの真髄に迫れると思います
ご希望の方はどうぞお気軽にご連絡ください!
全マークのご紹介は以上です。
最後に今日の「僕のBest 3」をご紹介します。
なお、毎回書いている通り、あくまで「今日の」なので、そして惜しくも今日は選外になった素材も素晴らしい色柄ばかりなので明日には変わっているかもしれません、念のため!
Duca Viscontiからは ↓こちら↓ をセレクトしました。

White Corduroy!
Corduroyが持つカントリータッチとDuca Viscontiの貴族的なWhiteの化学反応!!
サイコーです!!
僕はこちらならフォーマルテイストが薫るスリーピーススーツを作りたいです。
まあね。。。
汚れが目立ちますけどね。。。
それは仕方がないです!!
もし実際に作ったら丁寧に着るしかありませんね!!
具体的にはジャケットを「ワイド巾:11.0cm巾&ラウンドシェイプのピークトラペル + ロープドショルダー + シングルブレステッド1ボタン + クラシックフロント + ウェルト(箱)仕様のチェストポケット + 前後差8.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケット(チェンジポケット)つき + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、ヴェストを「ラペルレス + ダブルブレステッド8ボタン」で、ボトムスを「ハイライズ + ベルトループレス + 剣型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.0cm巾のターンナップヘム」で作りたいです。
ライニングは100% Cupro & Pure Whiteのペイズリージャカードにしてボタンはくるみボタンにしたいです。
ニュースボーイキャップも作ってフォーピーススーツにしてもよさそうですね!!
いや、もしそうするならばボウタイとチェスターフィールドコートも作ってシックスピーススーツにしたいかも!?
Duca Viscontiからは ↓こちら↓ もセレクトしました。

この素晴らしくクリエイティヴな「表現」に惚れました!
めちゃくちゃカッコいいですよね〜!!
僕はこちらならミリタリーテイストあり&MODなダブルブレステッドスーツを作りたいです。
はい、1.5年前にDark GreyのヴィンテージTonikで作ったダブルブレステッドスーツと同じデザイン/スタイルです。
具体的なデザインは、ジャケットが「8.5cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×3がけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差8.5cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + アウトサイドティケットポケットつき + フレアスリーヴ + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で、トラウザースが「ハイライズ + ベルトループレス + ピストル型サイドアジャスターつき + 2インプリーツ + テイパードシルエット + ボタンフライ + 6.5cm巾のターンナップヘム」です。
ライニングは “♡ Camo” silk c/# BGRⅡにしてボタンはくるみボタンにしたいです。
そして、ライニングとの「ストーリー」でカラークロス(上衿裏のフェルト生地)やフラワーホール(衿穴)や一部ボタンホールをRedにしたいです。
Pontoglioからは ↓こちら↓ をセレクトしました。

Wine Red Velvet!
これも超スーパーカッコいい!!
19マークと少なめなマーク数ながら作ってみたい素材だらけのブックレット。。。
Duca ViscontiおよびPontoglio。。。
恐るべし!!
僕はこちらならクラシカル&タイトフィットなダブルブレステッドジャケットを作りたいです。
具体的には「10.0cm巾のピークトラペル + ダブルブレステッド6ボタン×2つがけ + ロープドショルダー + ウェルト仕様のチェストポケット + 前後差6.0cmの急アングルハッキング/スランテッドウエストポケット + ターンバックカフス仕様 + サイドヴェンツ」で作りたいです。
ライニングは “♡ Camo” silkのc/# BGRⅡにしてボタンはくるみボタンにしたいです。
そして、カラー(上衿)やくるみボタン、胸ポケット、ターンバックカフスはカラー違いのBlackにしたいです。
となると、ライニングおよびそのパーツ使いするカラー違いのBlackとの「ストーリー」で、カラークロスやフラワーホールや一部ボタンホールをBlackにしたいですね!
ショウルカラーにしてもめちゃくちゃカッコよさそうです。
以上です。
こうなれば。。。
今月中にもう1回くらいは新作バンチブックのご紹介をしたいかも!?
できるかな?
それはともかく、次回はそろそろItalianミルかな?
乞うご期待ください。
25th. Aug. 2026
Ryoji Okada