*8.23 Sunは19:45に閉店いたします
NFLの開幕が近づいてきました。
現在はプレシーズンゲームを行なっています。
キックオフゲームはNE@SEAで現地時間の9.9 Wed 20:20 KO予定です。
Super Bowlのリマッチで開幕するのは10年振りだとか。
リマッチ!
とってもイイですよね!!
ちなみに僕は今シーズンもAFCはBUFをNFCはLARを応援します。
より強く応援したいのはBUFですが、LARは昨シーズンもSuper Bowl出場へ肉薄した上に驚きのトレードで今オフM.Garrettを獲得しているんですよね。
それに加えてこの2ヶ月半くらいの間、A.Donaldの電撃復帰が囁かれています。
なので、期待値はLARの方が高いかな?
各社が報じているNFL Power RankingでもLARは必ずTOP 3以内に入っているし。
そのLARは初陣が開幕2ゲーム目。
AustraliaはMelbourneで行われるインターナショナルゲームです。
マッチアップするのは同じNFC Westの古豪SFです。
このゲームは個人的にめちゃくちゃ楽しみです。
BUFの初陣は現地時間9.13 Sun 13:00 KO予定の@HOU戦です。
HOUも侮れないチームではあるけれど、なんとかJ.Brady新HCの手腕で白星スタートを飾って欲しいです。
NPB(というかカープ)への興味はかつてないくらい減退しているし、NBAの開幕はまだ先だし、現在最も見ているMLBもポストシーズンにならないとイマイチ盛り上がらないし、アジア大会も見るとは思うけれど。。。
という感じなので、この3週間くらいはNFLが最も楽しみかな?
Go! BILLS!
Go! RAMS!
ところで。
「2」といえば。
2日連続で新作バンチブックをご紹介します!
2回目の今日は「UKを代表するマーチャントグループであるHarrisons Groupが自慢のスペシャルファブリックを独自セレクトしたバンチブック/ブックレット:The Album」のvol.24です。
The Album vol.24にはW.BillのCorduroy & Moleskinコレクションがコンパイルされています。
「同じボディあるいは比較的似たボディの無地が複数コンパイルされているコレクションの場合はいちいち素材をめくる必要があるバンチブックより全マークを俯瞰で比較できるブックレットの方が見やすい」という持論を持つ僕です。
今回はブックレットの入荷が嬉しい限りです!
*柄物の場合はカット見本が小さいブックレットよりバンチブックの方が見やすいのは間違いありません
なお、The Albumは複数マーチャントのバンチブックから、あるいは同一マーチャントでも異なるバンチブックから抜粋された素材がコンパイルされるケースが多いのですがvol.24は「Corduroy & Moleskin 1本」です。
なので、僕は「Harrisons Groupは今夏リリースしたCorduroy & Moleskin by W.Billに相当の自信を持っているんじゃないかな?」と想像しています。
もちろん、実際に素晴らしいコレクションに仕上がっています。
ついては、ご来店の際にぜひともじっくりとチェックをしてみてください。
お電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも引き続き大歓迎で承っています。
気になる素材があってご来店が難しいようでしたらどうぞお気軽にご連絡をください。
ご来店なしでもお作りいただけるように工夫をします。
では、早速ご紹介しましょう。
今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブック/ブックレットです。


まずは簡単にW.Billのご説明から。
W.Billの歴史は創業者のWilliam BillがWales北部にある賑やかな市場町Moldに小さな店舗をオープンさせたことで幕を開けます。
TweedやWoolのブランケットを販売していたその店舗を息子のWilliam Bill Jr.が継ぐ頃にはLondonでTweedが大流行していました。
そこで、彼は一攫千金を夢見てLondonに渡ります。
その夢は見事に結実します。
取り扱う上質なTweedとCashmereのおかげでW.Billの名声は一気に高まり世界有数の高級マーチャントとしての地位を確固たるものとしたのです。
例えば「冒険家E.Shackleton卿が南極探検時にW.Billのプルオーヴォーを着用していた」「E.Hillary卿が1953年に人類初のEverest登頂を果たした時にW.Billのウエアを身につけていた」「粋人としても有名だった巨匠P.PicassoがW.Billのジャケットを愛用していた」等々、数多くの強力な逸話をW.Billは持っています。
また、現代においてもVivian Westwoodを筆頭にしたビッグデザイナーやP.Capaldi主演のTVドラマシリーズDoctor Whoや2013年版の映画The Great Gatsby等々にも自慢のカントリー素材を提供しています。
現在のW Billが取り揃えるWalesとScotland、そしてIrelandで織られた贅沢なカントリー素材の多彩かつ個性的なラインナップを見ると目の肥えたデザイナーや衣裳担当者が重宝するのも納得です。
もちろんSavile Rowの名門テイラーからも絶大な信頼を得ています。
そういえば僕がGieves & Hawkesで仕事をしていた時にもSavile Rowの本店で同社のバンチブックを見た記憶があります。
そんな華麗にして重厚な歴史を誇るW.Billですが、このCorduroy & Moleskinのリリースを受けて「今、私たちは自らの歴史に新たな一歩を刻み、伝統的なScottish Tweedsと並ぶ新しく現代的なコレクションを高い感性が特徴のニュージェネレイションに向けてご紹介できることを大変嬉しく思っています」と述べています。
「ん???CorduroyとMoleskinが新しく現代的?」とお思いの方も少なくないと思います。
確かにいずれもかなり伝統的な素材です。
ですが、中表紙(下画像)の最下段にも表記されている通りこちらのCorduroy & Moleskinはすべてmade in Italy(「織元」はあそこのミルかな?)なのです。
made in Italyの素材を取り扱うUKマーチャントは珍しくなくなりましたが、W.Billは今回が初めてじゃないでしょうか?
そう考えると確かに「新たな一歩」なコレクションですよね。
加えて、とっても洗練されたカラーヴァーリエーションも印象的です。
そして、Moleskinは100% CottonではなくElastaneブレンドです。
はい、横方向にかなり伸びます。
というあれこれを総合すると「新しく現代的なコレクション」とW.Billが考えるのも納得です。
では、早速全ページを個別に見ていきましょう!
Needlecord

Needlecord/ニードルコードは、縦方向に走る畝(うね)が文字通りニードル(針)のように細くてピッチが狭い比較的ライトウエイトなCorduroyです。
一般的なCorduroyに比べてヴォリュームが出にくいことに由来するスマートなアピアランスと目の詰まった縦方向の畝が生み出すしなやかさと適度な保温性がその特徴です。
一般的には1インチ(約2.5cm)の間に約15〜21本の畝があるCorduroyをNeedlecordと呼びますが、こちらは12.5本程度なので「ややヘヴィなNeedlecord」といった感じでしょうか。
具体的な品質は100% Cotton(440/460g/m *148cm巾)です。
Needlecordを名乗っていても440/460g/m!!
Made in Italyでも440/460g/m!!
もっと薄くて軽いボディを別注することも可能だったはずですが440/460g/m!!
これはやっぱりW.Billのこだわりなんでしょうね。
素晴らしいと思います!!
個人的には左上のPink/Redでスリーピーススーツを作ってみたいです。
Corduroy

「W.Bill目線」では最も一般的なCorduroyです。
品質は100% Cotton(490/510g/m)です。
490/510g/mって。。。
最近のCorduroyだとかなりヘヴィウエイトですが。。。
これもやっぱり「本物のカントリー素材」専業マーチャントW.Billならではのこだわりなのでしょう!
なかなか出てこないウエイトなのでが嬉しい限りです!!
また、すごくキレイな毛並もとても印象深いです。
個人的には左列上から3番目のBlueが気になります!
ミリタリテーストあふれるダブルブレステッドブレザーを作ってみたいです。
Jumbo Cord

Jumbo Cord/ジャンボコードは別名Elephant Cord/エレファントコードとも呼ばれる「極めて太くはっきりとした畝が特徴のCorduroy」です。
レトロで豊かな温もりを感じる独特の質感が好まれファッションアイテムからインテリアまで幅広く使われています。
その最大の特徴は極太の畝が生み出す並外れた立体感と存在感とヴォリューム感です。
そして、優れた保温性やタフさを持ち合わせているのも大きな魅力です。
品質は100% Cotton(480/500g/m)です。
ウエイトは先にご紹介したCorduroyの方が少しだけヘヴィですが、「感覚的な厚さ」はこちらの方が「上」だと思います。
また、Corduroyは畝の隙間に空気を蓄えるため温かくなる訳ですが、こちらは先にご紹介したCorduroyよりも畝の隙間が深い、つまり、より多くの空気を蓄えられます。
なので、少しだけライトウエイトにも関わらず、先にご紹介したCorduroyよりこちらの方がより一層温かいと思います。
僕は上のBrownでゆったりフィットのバルマカーンコートを作ってみたいです。
Moleskin

Moleskin /モールスキンは特に経糸(タテイト)を高密度に打ち込んで織り上げると同時に表面をわずかに起毛させた厚手で丈夫なCotton素材です。
名前は「モグラの毛皮(Mole’s skin)」に由来し、マットでありながらもシルクのような上品な光沢とスエードのような滑らかな肌触りと優れた耐久性を兼ね備えています。
非常に頑丈で擦れや破れに強い上に優れた保温性と防風性を持っているためコートやトラウザースなど防寒衣類に使われることが多い素材です。
また、デニムのように着込むほどに色落ちやアタリが出てくるためエイジングが愉しめるのもポイントです。
従来は100% Cottonが多かったのですが、昨今はこちらのようにElastaneを筆頭にした高い伸縮性を有する繊維をブレンドすることで快適さを担保したMoleskinが一般的になりつつあります。
というか。。。
Moleskin自体がかなり世の中から少なくなっています。
先日もBrisbane MossのPure Cotton Moleskinをなんとかかんとか見つけたばかりです!
こちらの品質は97% Cotton + 3% Elastane(445/465g/m *125cm巾)です。
上記のウエイトは125cm巾での計算ですから通常巾:150cm巾換算だと550g/m前後になります。
ということは上述したBrisbane Moss(540g/m)とほぼ同じですね。
あれもまだ在庫が少しあると聞いているのでMoleskinをご希望の方には両方を見ていただこう!
個人的には上から2番目と3番目を巧みにミックスしてダブルブレステッドコートを作りたいです。
以上です。
新作バンチブックは今月中にできるだけ多くご紹介するつもりです!
次回はおそらくHFWのBamboo: The Next Generationになると思います。
超スーパー魅惑のコレクションなので乞うご期待ください!
19th. Aug. 2026
Ryoji Okada