今日は諸般の事情で竹林君がお休みします。
ということは。。。
はい、僕ひとり体制です。
水曜日はいつもそうですから、ひとり体制には慣れっこですがそれでもやっぱりちょっと寂しいのも事実です。
水曜日より月曜日の方が営業時間が長いですしね。
という訳で。。。
お近くまでいらした折にはぜひとも激励にお立ち寄りください!
今日もお天気は良好のようです。
そして、先日ご紹介した通り明治神宮外苑ではとてもナイスなイヴェント:Tokyo Christams Market 2024が開催されていますし外苑イチョウ並木の美しい黄葉もまだ見頃をキープしていると思います。
そしてそして、LOUD GARDENでは2,200yen off for “Wrinkle Free Shirt” campaignが開催されています。
皆さんのご来店を心よりお待ち申し上げております。
ところで。
「美しい」といえば。
今日は最高に美しい100% Cashmere Collectionをご紹介します。
6年前にLoro Piana謹製の極上100% Camelhairでダブルブレステッドのチェスターフィールドコートを作って以来コートを作っていない僕です。。。
その6年の間に既製品のコートは複数着買っているにも関わらずオーダーメイドのコートは1着も作っていない僕です。。。
2024年は「絶対にコートを作るぞ!」と年始に思ったのにまだ仕込めていない僕です。。。
テイラーの店主としてはまったくもってダメダメですね汗。。。
そんな僕ですが「次は100% Cashmereで作りたいかも」と思っています。
そんな時に懐具合と合わせても候補に上がるのが今日ご紹介するMTRことManifattura Tessile Risaliti/マニファットゥーラ・テッシーレ・リサリーティのPure Cashmereコレクションです。
5年ほど定番として扱っているのですがここ数年まったくご紹介できていなかったのと、先日「MTRでしたっけ?あのカシミアはまだ取り扱っていますか?」というお問い合わせをお得意様からいただいたので今回改めてご紹介します。
素晴らしいクオリティかつ見事なカラーヴァリエーション、そして嬉しいハイコストパフォーマンスのナイスコレクションですのでご来店の際にはぜひともじっくりとご覧ください。
では、早速ご紹介します。
今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブック(というかブックレット)です。
シックなブラウンカヴァーがナイスな見開き2ページのブックレットです。
MTRはイタリアンミルの聖地とも呼ばれるBiella/ビエッラ(我々はビエラと呼びます)ではなく、トスカーナ州にある産地Prato/プラート(我々はプラトーと呼びます)に拠点を置いています。
made in Firenzeという表記もそれゆえです。
紡績メーカーをルーツに持つ同社は大手の傘下に入ることが少なくないイタリアンミル業界では珍しくなりつつある家族経営の(現在は2代目だそうです)「高級かつ貴重な繊維を確保すること」と「優れた素材を生産するための企業努力を決して怠らないこと」を信念に掲げている企業です。
また、モンゴル、南アメリカ、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドなど世界中から調達される原毛はすべてトレサビリティを意識しているという現代的な側面も特徴的です。
特にカシミアなどの高級素材を得意としていて、その品質の高さは「世界を代表するフランスのラグジュアリーメゾンHがMTRのカシミアを重用している」ことからもお分かり頂けると思います。
続いて、肝心の中身を見てみましょう。
ブラック(上画像)とそれ以外の8カラー(下画像)の9カラー展開です。
優雅な毛並みと高級感あふれる光沢が見事極まりない逸品です!
あのHが重用するのも納得です。
なだけでなく、リーズナブルというのも嬉しい限りです!
あれはあれで超最高に素晴らしいのですが。。。
例えば、Colomboの100% Cashmereシリーズとこちらとだと。。。
コートの場合、税込¥132,000もこちらがお安いです!?
しつこいようですが、あのHも重用しているPure Cashmereなのに!です。
天下のHだったら当然税込¥1,000,000は軽く超えてくることでしょう!?
よそ様はよそ様ですけれどね。。
ウェイトは440g/m、打ち込みも素晴らしく、王道デザインのコートをお作りいただければ「一生物」に近い1着が仕上がることと思います。
クラシカルなダークカラーもいい(以前に左上のチャーコールグレイでご注文をいただきましたが最高にラグジュアリーでした!)ですけれど、ライトカラーもスタイリッシュですよね。
皆さんはどのカラーがお好きですか?
僕は ↓こちらの↓ シルヴァーグレイ?オフホワイト?がすごく気になっています。
久し振りにポロコートを作りたいですね!
あるいは、ダブルブレステッドのブレザーを作ってもスーパークールかもしれません!!
これだけライトなカラーの、しかもPure Cashmereのダブルブレステッドブレザーって。。。
カッコいいこと間違いありませんよね〜!
以上です。
2024-2025 Autumn/Winterシーズンのバンチブック紹介も残すところあと2回!
まだご紹介できていない新作バンチブックが8冊ほどあるのですが。。。
どれとどれをセレクトするか!?
乞うご期待ください。
9th. Dec. 2024
Ryoji Okada