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Diary

Introducing new bunch book collection for 2022 Spring/Summer. vol.5: British suiting collection 2-1

Loud Garden / Ryoji Okada

 

 

 

 

 

 

 

 

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2月第3週まで「水曜日・木曜日定休」に戻して営業いたします。

*天皇誕生日(2.23 Wed)は14:00-20:00で営業いたします!

 

 

Benedict Cumberbatchの「Sherlock coat / シャーロックコート」を(ほぼ)完全再現しました! vol.3

 

 

ミリタリーコートの傑作:Motorcycle Coatを作りました!

 

 

Arnys/アルニスの銘ジャケット:Forestière/フォレスティエールをRYOJI OKADA流に再現しました!

 

 

I’m a rocker:私の最新スーツ!

 

 

LOUD GARDENの新websiteリリースしました

 

 

<新作バンチブックのご紹介>

 vol.1: Darrow Dale 2-1

 vol.2: Darrow Dale 2-2

 vol.3: Ermenegildo Zegna

 vol.4: Trabaldo Togna / Drago

 

 

 

 

北米最強のスポーツイヴェントNFL Super Bowlはいよいいよ今朝8:30にKOです🏈

LARはCC途中で負傷退場したTEのT.HigbeeがIR登録されました。

つまりSB出場が叶わないということになります。

CCではT.Higbeeの代役として出場したK.Blantonがきっちり仕事をしたのですが今日はどうでしょうか。

好きなプレイヤーでもあリマスシT.Higbeeの欠場は残念ですが、RBのD.Hendersonが出場出来そうなのは朗報ですね。

C.Akers、S.Michelとうまく使い分けてオフェンスに厚みを増して欲しいところです。

一方のCINは同じくCC途中で負傷退場したTEのC.J.Uzomahがアクティヴ登録されているので出場するようですね。

彼が万全に近い状態で出場出来るとなるとやっかいかもしれません。

ですが、A.Donaldを筆頭にV.MillerやJ.Ramseyを擁する豪華LAR D#ですから、きっとCINの攻撃をうまく封じてくれることでしょう!

いやはや。。。

とにもかくにも。。。

楽しみです!!

Go! RAMS!

 

 

 

 

ところで。

「豪華」といえば。

今日も新作バンチブックのご紹介をしたいと思います!

未紹介のバンチブックが10冊以上ありますのでどれにしようか悩みましたが、今日は5回目ということで「豪華5ブランドのmade in UK素材をコンパイルしたバンチブック」をご紹介します!

具体的にはDormeuil、Taylor & Lodge、William Halstead、Savile Clifford、Kynochのスーツ素材が収録されたバンチブックです。

いずれも個性あふれるナイス素材ばかりがセレクトされております。

という訳で、今日も魂を込めて全マークを出来るだけ丁寧にご紹介します💪

タイトルに「2-1」とありますが、2-2は別のUK素材をコンパイルしたバンチブックのご紹介を予定しております🇬🇧

では、早速いきましょう。

 

 

 

 

今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです。

 

 

錚々たるビッグネームが並ぶ表紙がまず壮観ですよね!

もちろん内容も壮観、各社の「いいところ取り」をしたような素晴らしいコレクションに仕上がっています。

これまでの4回と同じように冒頭から「複数素材を撮ったグループ写真」と「グループ写真の中で僕が最もオススメしたいイチオシ素材」を1セットとしてご紹介していきますね😊

まずはDormeuilからいきましょう!

 

 

 

Dormeuil/ドーメルはMohair混紡素材のトップクオリティSuper Brioが収録されています。

 

 

1842年創業のDormeuilは「世界最古の服地マーチャント」「1927年に世界で初めて服地にセルヴィッヂ(耳)を採用」「それまでは難しいとされていたMohair原料を使用した服地の製造に成功」といった数々の伝説を誇る老舗マーチャントです。

英国製の上質な服地をフランスに輸入することから始めたフランス企業ながらも、創業ほどなくして独自の感性を反映したオリジナルファブリックを英国のミルに織らせたり、1971年にはロンドンに1号店をオープンさせたり、英国ミルを傘下に収めたりとかなり英国色が強く、そのコレクションのほとんどはmade in Englandです。

このSuper Brioももちろんmade in Englandです!

そんなDormeuilですが、創業以来多くの個性あふれるベストセラーをリリースし続けることで名声を築き上げてきました。

その代表格が1922年リリースのSportexと1957年リリースのTonik、そして1958年リリースのSuper Brioです。

今日ご紹介するSuper Brioは、Dormeuil史上最大のヒット作であるTonikと並び称されるMohair混紡素材です。

リリース当初のTonikはWool 50% + Mohair 50%(390g/m)というクオリティでした。

21世紀だとコート用の素材にも見つけられるほどのウエイトではありますが、当時は現在と気候も人々のマインドも異なる時代だったため、「Mohair由来の通気性に優れながらも質実剛健」「暑い夏でも快適!」ということで大人気を博します。

Dormeuilの開発部門も相当の自信があったようです。

「それが証拠に」という訳でもありませんが、完成時にそのあまりの素晴らしさを祝し皆でジントニックで乾杯をしたことからこの名前がつけられたという逸話が残っているほどです。

そしてその自信が証明されたかのような大ヒット、当時のDormeuil本社にはジントニックがいくらあっても足りなかったことでしょう😎

Super Brioは、Summer Kid Mohairを60%使用すると同時に40%のWoolをより細番手にして完成させたTonikの進化系、軽量版ともいえる素材です。

ちなみに、Summer Kid Mohairとは生まれた年の夏に初めて刈り取られた仔山羊の毛を指します。

つまりは一生に一度しか刈り取れない希少価値の高い、そして(赤ちゃんの毛と同様に)繊細で柔らかい毛を使っている訳です。

柔らかいといっても極上Mohairですからね、かなりのシャリ感とハリですけれど!

正確な品質は60% Summer Kid Mohair +40% Wool(250g/m)です。

数多くのヴィンテージ素材を見てきた僕ですが、当時の素材で250g/mというウエイトは相当にライトだったはずです。

Tonikに次ぐヒット商品になったのも納得です!

僕も2年連続で大ヒットを飛ばしたいものです。。。

それはともかく、今回収録されているのは完全な無地が3マーク、シャドウストライプが入った無地が2マークの計5マークです。

一番上がブラックでそれ以外はブルーです。

いろいろ書きましたけれどSuper Brioですからね〜〜〜。

やっぱり最高です!!

昨日「近々でMohair素材のスーツを作る場合、現状の巨大化が止まらない僕の体型を考慮すればナチュラルストレッチ以外は考えられない」という趣旨を記しましたが、やっぱりこうして銘品中の銘品を見ると作りたくなりますね〜〜😊

 

 

 

という「僕のイチオシ」はこちらです。

 

 

シャドウストライプのネイヴィブルーです。

超さりげないシャドウストライプとなんともキレイなネイヴィブルーが最高にクールではないでしょうか!

僕はピークトラペル1ボタンスタイル等々、かなりフォーマルウェアっぽくしたスリーピーススーツを作りたいですね😉

いやぁ、これは本当にとっても作りたいです!!

 

 

 

次はTaylor & Lodge/テイラー&ロッヂです。

 

 

1883年、イタリアのビエラ地方と並ぶ高級毛織物産地の聖地(といっても両方訪れたことがある僕からするとかなり風情が違いました!)ハダースフィールドにて創業した英国ミルの最高峰がTaylor & Lodgeです。

1960年代までは低速織機の代名詞的存在「ドブクロス織機」を使用していましたが、現在では高効率化と昔ながらのクオリティー保持を両立させるためにスピードを約7割まで落とした自動織機で製織をしています。

一方で昔ながらのフィニッシング技法:ペーパープレスは現在でも行なっています。

「ペーパープレス」とは、水を含ませた生地の間に厚さ4.0~5.0mmほどの厚紙をジグザグ状に手作業で挟み込み、その間に電流を流しながら油圧による重しを落として一昼夜置くという工程を指します。

この手間の掛かる工程により素材に深みのある上品な艶と滑らかな肌触りが生まれます。

僕はかつてTaylor & Lodgeの工場にも2度だけですが訪れています。

その時にペーパープレス工程を見せてもらいましたが、英語での説明だったのと当時はまだ不勉強だったので初回はよく理解出来なかった記憶があります(笑)。

でも、2度目には予習をしていったので、そして見学が2回目だったのでしっかり理解出来ました!

今はもうその記憶もぼんやりとしか残っていませんけれど。。。

まあ、25年前後は昔のことですから仕方がないですよね(笑)。

という僕のことは置いておいて、まずもってご紹介するこちらは柄物の「グループ」です。

1番下のストライプはフレスコタイプのやや粗い強撚糸素材で、それ以外はすべてしっとりとした肌触りが特徴のトロピカル(平織)素材です。

クオリティは前者が100% Wool(310g/m)で後者は100% Wool(280g/m)です。

 

 

 

「僕のイチオシ(というかニオシ)」は ↓こちら↓ です。

 

 

絶妙なブルーグレイが最高に素敵ですよね!

スーツを作ってよし、ジャケットを作ってよし、ボトムスを作ってよし、そしてヴェストを作ってよしなナイス素材だと思います。

ちなみに僕はグレンチェック(上)とハウンズトゥース(下)をうまくミックスさせたクラシカルデザインのスリーピーススーツを作るか、グレンチェックでジャケットをハウンズトゥースでボトムスを作ってセットアップにしたいです!

その際にはVゾーンも足元もブルー系にしてブルーグラデーションのスタイリングを愉しみたいですね!!

 

 

 

Taylor & Lodgeの無地グループです。

 

 

こちらの無地グループには様々なクオリティが入り乱れています!

具体的には以下に列記する通りのクオリティです。

上2マーク:ピンヘッドの無地で100% Wool(280g/m)です。

その下3マーク:完全な無地で100% Wool(280g/m)です。

下から2番目:フレスコタイプのやや粗い強撚糸使用の無地で100% Wool(310/m)です。

1番下:シャドウストライプの無地で70% Lumb’s Golden Bale Wool + 30% Mohair(260g/m)です。

上2マークはピンヘッドなのですが、ラスティックな「顔」がかっこいいブラウン(上から2番目)は比較的珍しいですね。

 

 

 

「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

グループ写真の1番下Joseph Lumb & Sonsが紡績する世界最高級との誉れ高い糸:Lumb’s Golden Baleを使用したMohair混紡素材です!

ちなみに、Golden Baleとは生産量が極めて少ないメリノ種の極細原毛のことで、その希少な羊を飼育した牧羊業者に与えられる賞の名前がGolden Bale Awardであるためそう呼ばれております。

Lumb’s Golden Baleとはラムさんによるゴールデンベイルといった意味になりますね😊

今までTaylor & Lodge謹製素材で何度かスーツを作ったことがあるの僕ですが、お恥ずかしながらLumb’s Golden Bale使用素材では作ったことがありません。。。

が、しかし、これまでに複数のお得意様がご注文して下さったことがあるためその素晴らしさは重々承知しています!

Taylor & Lodgeの素材全般にいえることですが、この素材はその中でも特に「バンチブックの見本と仕上がった服の差」が激しいと思います。

具体的には服になると素材の素晴らしさが不思議なほどにより一層際立つのです!

こちらはその極上糸を使用したWoolにMohairを30%混紡させた素材です。

Mohairならではの光沢とシャリ感も同時に楽しめる逸品です!

シャドウストライプも至極いい感じですよね。

少し前にもこのDiaryで書いた「今考えている冠婚葬祭にも使えるダークスーツ」。。。

この素材もありかもしれません!

 

 

 

次は、特にMohair素材を得意とするブリティッシュモヘア素材の代名詞的存在William Halstead/ウイリアムハルステッドのTwill(綾織)素材です。

 

 

昨今ではツイル組織のMohair混紡素材は極めて少なくなっています。

そこそこのヴォリュームで展開しているのはイタリアンミルだとVBC、ブリティッシュミルだとこのWilliam Halsteadくらいではないでしょうか。

あ、あとは日本の至宝葛利毛織さんも少しやっていますね。

という希少種ですが、下4マークはWilliam Halsteadの定番的な素材ですのでかなり見慣れた感があります。

見る度に「いつか作ってみたいなあ。。。」という気がする優良素材です。

こちらは73% Wool + 27% Mohair(345g/m)です。

1番下のブラックでダンディなブレザーを作っても良さそうですよね〜!

といつも思います😊

が、今回ハッとさせられたのは上3マークです。

経糸(タテイト)にインディゴ風の色糸を使用し緯糸(ヨコイト)にホワイト糸を使用したデニム風のMohair Twill素材です。

品質は77% Wool + 23% Mohair(490g/m)です。

490gというと17oz以上ということですよね、素晴らしいヘヴィさですよね〜〜〜!!

そういえば、10日ほど前にいらっしゃったお得意様が「コットンではない、ウール系のデニムってあるんですか?」というご質問をなさったっけ!?

その時はまだこのバンチブックが入荷していなかったのでこちらはご紹介出来ませんでした。

そして、お見せ出来たのは今ひとつデニム感が薄い素材だった記憶があります。

という訳で、次回は必ずこちらをお見せしなければ!!

 

 

 

「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

上から2番目のインディゴブルー風です!

このデニムっぽさ、サイコーですよね!!

しかも、このデニムっぽさをMohair混紡のツイル素材で表現しているのがいい!!!

そして、490g/mというヴィンテージ感あふれるヘヴィウェイトもいい!!!!

そしてそして、「Mohair屋さん」といっても間違いではないWilliam Halsteadというのもいい!!!!!

僕はこれで軽快な仕立てのスリーピーススーツ、あるいはコートを作りたいですね〜〜!

コートならバルマカーンコートを作りたいですね。

コートとNewsboy Capのセットも良さそうですね。

いやぁ、これは絶対に何か作りたい!!!

このバンチブックの「キングオブイチオシ」です👑

 

 

 

William Halsteadのトロピカル素材グループ2-1です。

 

 

こちらは冒頭のDormeuilで触れたTonikタイプのモヘア混紡素材ですね。

クオリティは70% Wool + 30% Mohair(330g/m)です。

バシッと仕立て映えがする素材をお探しの方、Mohair由来の豊かな光沢と通気性とシャリ感とハリを満喫したい方に超オススメな素材です。

カラー展開も申し分ないですよね!

 

 

 

「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

この美しい、いや美し過ぎるブルーよ!!

爽やかにしてダンディにしてシャープな1着が仕上がるはずこと間違いなしです!!

僕はスーツあるいはブレザーを作りたいですね!!

いずれの場合もダブルブレステッドが良さそうに思います😎

ブレザーの場合はマザーオブパール(白蝶貝)ボタンがいいでしょうね〜。

インパクトでは先にご紹介したデニム風のツイル素材に負けますけれど本当に素晴らしい素材です!

 

 

 

William Halsteadのトロピカル素材グループ2-2です。

 

 

こちらは冒頭のDormeuilで触れたSuper Brioタイプのモヘア混紡素材ですね。

クオリティは60%Kid mohair + 40% Super 120’s wool(250g/m)です。

ん、「タイプ」どころか、ほとんどSuper Brioと同じクオリティですね!

そして。。。

ここだけの話。。。

Dormeuilよりかなりリーズナブルです。

ですので、両方で展開があるネイヴィブルーでSuper Brioと迷った場合にはSuper Brioでお願いします!

という「単価up誘導」はやめておいて(笑)、その場合にはこちらのネイヴィブルーをオススメします😉

 

 

 

「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

「いかにもMohair混紡素材」といった趣のライトグレイ/シルヴァーグレイです!

小泉純一郎元首相がこういったカラーのスーツをしばしばお召しですよね。

そしてよくお似合いです。

僕ももう少し髪の色が白くなったらこのタイプのグレイ素材でクラシカルなスーツを作りたいと考えています。

でも、その前に髪がなくなるかもなぁ(汗)。。。

それはともかく、光沢、ハリコシ、シャリ感と3拍子揃った銘品です!

 

 

 

続いてはSavile Clifford/サヴィルクリフォードです。

 

 

1899年創業、現在は大手マーチャントScabalの傘下に入っているモダンクラシックなモノ作りを得意とするブランドです。

こちらの7マークもその特徴がいかんなく発揮されたクラシカルでありながらモダンが香るナイス素材ばかりですよね!

1番上:ビッグヘリンボンのサンクロスで100% Wool(230g/m)です。

上から2番目:ビッグヘリンボンのサンクロスで100% Wool(285g/m)です。

下5マーク:クラシカルな柄物のトロピカル素材で100% Wool(240g/m)です。

「クラシック過ぎない英国スタイル」でスーツやジャケットを作りたいとお考えの方にオススメの素材です😊

 

 

 

「僕のイチオシ(というかサンオシ)」は ↓こちら↓ です。

 

 

これだけ力強いボールドストライプのトロピカル素材にはなかなかお目にかかれないので強く「作ってみたいな〜〜」と思っています!

モダンなデザインのスリーピーススーツでキメたいですね!!

 

 

 

Savile Cliffordの無地です。

 

 

上2マークがピンヘッドで下3マークは完全なソリッド、いずれも100% Wool(240g/m)です。

下3マークは良い意味でなんの変哲もない無地です😊

なので、カラートーン的に「これだ!」となればぜひ!といったオススメ度でしょうか。

上2マークもとてもクラシックではありますがカラーがいいんですよね〜〜!

意外や探してみると他のバンチブックからはなかなか出てこないカラーを持つピンヘッド素材だと思います。

 

 

 

という訳で、「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

絶妙なブルーグレイがクール極まりないピンヘッドです。

シャープなピークトラペルのスーツが作りたいです😊

 

 

 

最後に登場するのはKynoch/カイノックです。

 

 

Kynochは1788年創業、カントリーテイストが強いスポーティな素材を得意とするスコットランドのスーパー老舗ミルです。

こちらはそんなKynochのSpring/Summerシーズン向けの代表的なコレクションHeritage Twist Tropicalの柄物です。

Heritage Twist Tropicalは太番手の強撚糸を使用したシャリっとした感触を持つ無骨なトロピカル素材です。

ヴィンテージ感のある「顔」も魅力です。

クオリティは100% Wool(280g/m)です。

近年になって少なくないイタリアンミルがこのタイプの素材をリリースしていますけれど、「やっぱり本物は違うぜ!」と思わずにいられません!

Made in Scotlandというのもいいですよね〜!

そういえば、昨日いらっしゃったお得意様とScotlandの話になったのですがかつて旅した時のことをあれこれと思い出しました。

また、行きたいな〜〜〜!

 

 

 

「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

最もカントリーっぽいカラーのこちらが僕には刺さりました!

ノーフォークジャケットとニッカボッカーズのセットアップを作ってよし、スポーティなスーツを作ってよし、ミリタリーテイストが強いジャケットを作ってよしな素材ですが、意外とコートも良さそうに思います😉

ロング丈のバルマカーンを作ってラフに着てみたいです。

いい感じにヨレるまで3年は掛かりそうですね(笑)。

 

 

 

Heritage Twist Tropicalの無地です。

 

 

無地も柄物と同クオリティです。

そして、5カラーとも素晴らしくナイスカラーですよね!

 

 

 

「僕のイチオシ(というかニオシ)」は ↓こちら↓ です。

 

 

グレイのセットアップって今まで作ったことがないのですが、この2マークならすごくキレイにマッチしそうだと思いました😊

上のダークグレイでジャケットを下のライトグレイでボトムスを作ってみたいです!!

 

 

 

最後にSummer Tweedです!

 

 

48% Cotton + 25% Silk + 10% Linen + 10% Wool + 7% Polyamide(280g/m)です。

夏のツイード!

抜群にかっこいいですよね〜〜〜!!!!!

しかもコットンとシルクを軸にした5者混!

サイコーですよね〜〜〜!!!!!

そしてキレイなネップ!

堪りませんよね〜〜〜!!!!!

カラー展開も見事、これはWilliam Halsteadのデニム風Mohair混紡ツイル素材とともにMVPを進呈したいです😊

 

 

 

「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

どのカラーも素晴らしいのですが、今日の僕はこれが最も作りたいです!

クラシカルなカントリージャケットやシンプルなスポーツジャケットもいいけれど、敢えてドレッシーなスリーピーススーツを作りたいかなぁ?

ハイウェストのワイドパンツを作っても良さそうですよね。

う〜〜ん、料理しがいがありそうな素材だ!!!!

 

以上です。

 

 

◆本日の一枚◆

 

 

あと2日くらいBRUCE HORNSBY音源を。

今日はこういった機会がないと聴くことがないに違いない異色作Big Swing Face(2002年作品)です。

昨日おとといと愉しんだの2枚組の集大成的快作Spirit Trail(1998年作品)から4年、新たな仲間THE NOISE MAKERSとの自由奔放なライヴ活動を経て作り上げた実験的な内容の作品です。

具体的にはBRUCE HORNSBYはピアノをまったく弾かずキーボードとヴォーカルに専念、かなり音を作り込んでいますし、人工的なビートが全体を支配していますし、ヒップホップ調の雰囲気を持った楽曲もありますし、ヴォーカルもいつもと違う佇まいです。

エモーショナルで人間的な音楽が好きな僕ですから、初めて聴いた時は「は?」と思いました(笑)。

そして、「同姓同名の人?」とも思いました(笑)。

以来、数回しか聴いたことがありません。

なだけでなく、以来、BRUCE HORNSBYの音源をリアルタイムで手にすることがなくなりました。

という問題作ですが、久し振りに聴いてみると普通に聴ける良作ですね。

上述の通り「人工的なビートが全体を支配している」と記憶していましたが、そしてその記憶はハズレではないのですが、かなりグルーヴィでした。

もちろんBRUCE HORNSBYで最良の作品とは思わないけれど意外とクセになる好作品だと思います。

また、BRUCE HORNSBYとしても作るべきアルバム、通るべき路だったのかもしれませんね!

 

 

 

では、7曲目に収録されているTake Out The Trashをオフィシャルライヴ音源でどうぞ。

 

 

この曲も超ゴキゲンですよね!

 

 

 

 

14th. Feb. 2022

Ryoji Okada

 

 

 

 

 



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