昨日行われたDとの3連戦@バンテリンドーム初戦は投手戦となりました⚾️
Dの先発大野雄投手もカープの先発大瀬良投手も「さすがエース!」といったナイスピッチングでした。
大瀬良投手は8回に逆転されてしまったとはいえね、まあ仕方がありません。
9回で「打ち止め」だった昨季と異なり今季は延長が12回までありますからね、「リリーフ陣の運用」は長いシーズンを戦う上で極めて重要になります。
そういった意味でも昨日喫した大瀬良投手の悔しい「完投負け」には価値があると思います。
わずか3失点ですしね。
が、しかし!!
今日は森下投手が先発です。
そして、明日はDが柳投手でカープは遠藤投手ですからね、普通に考えたらこの3連戦で最も苦しい試合になるはずです。
だからこそ今日は絶対に勝つ!!!
Go! CARP!
ところで。
「12」といえば。
今日は5日振りに新作バンチブックをご紹介します!
12回目となる今日ご紹介するのはクラシックからモダンまで幅広いジャケット&ボトムス素材をコンパイルしたM社さん編集のバンチブック:Jacket & Trousersです。
5日前にご紹介したJecketing Collection同様に様々なミル/ブランドの自信作が「これでもか!!」と収録されているため、違ったテイスト/品質/手触りの素材が次々と現れる「ワクワク感とサプライズが満載のコレクション」に仕上がっております!
一応はプロフェッショナルな僕をしても、1ヶ月後とか2ヶ月後とかに「え、このブックにこんなナイス素材が収録されていたっけ?知らなかった。。。」とびっくりするようなことがしばしば起こるタイプのバンチブックです。
つきましては。。。
ご来店の際にはぜひともじっくりと「見落とし」がなきようチェックをしてみて下さい😌
という訳で、早速ご紹介しましょう!
今日ご紹介するバンチブックは ↓こちら↓ です。
Di PrayやMarling & Evans、Angelicoなど、5日前にご紹介したバンチブックと被るミルも複数あるのですが素材自体はまったく「被りなし」、5日前にご紹介したバンチブックと同じ素材は1マークも収録されておりません!
つきましては。
Jacketing(= ジャケット素材)をご覧になりにいらした際にはぜひともどちらのバンチブックもチェックしてみて下さい。
いや、他にも数冊同タイプのバンチブックがありますのでそちらも合わせてお願いいたします。
では、冒頭に収録されているDondiからご紹介していきましょう。
Dondi
Dondiは1970年に北イタリアで創業された世界屈指の高級ジャージーメーカーです。
現在はErmenegildo Zegnaの傘下に入り、CashmereやWoolを中心とした最高品質のジャージー素材のみを生産しています。
以前からトップメゾンがこぞって愛用するジャージーメーカーであったと同時にファッショントレンドの変化によってジャージー素材の需要が増加していることもあり「近年最も注目されるテキスタイルメーカー」のひとつとして業界内でのプレゼンスを急激に高めています。
柔らかくとろけるようなタッチと洗練されたカラーリング、そして歴史ある専業メーカーならではの安定した品質を兼ね備えたDondiのジャージー素材は「極上の着心地」と「織物とはまた異なる気品」を誇っています。
上2マーク:ホップサックを思わせる、そしてハニカム構造状にも見える編み組織がなんともスタイリッシュなジャージーです。快適なのはもちろんのこと「涼しげな顔」もとても素敵ではないでしょうか。品質は61% Cotton + 39% Linen(320g)です。
下2マーク:上2マークよりも詰まった「目」と美しい光沢が特徴的なジャージーです。これらの特徴により、ジャージー素材ならではの快適さはそのままに、より一層ドレッシーな「顔」に仕上がっているのがポイントです。品質は58% Cotton + 42% Linen(360g)です。アンコンストラクテッドテイラリングのジャケットがおすすめです!
いずれもジャージー素材なので横方向だけではなく縦方向にもものすご〜〜く伸びます!!
なので、ものすご〜〜く快適です!
Dondiの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。
絶妙なトーンのベイジュが最高にクールな素材です!
ぱっと見はジャージーっぽくないのがいいですよね😉
また、混紡したLinenが所々でランダムな「節」を作っているのもとてもナイスだと思います。
軽快なシングルブレステッドジャケットが「正攻法」だとは思いますが、僕はこちらでダブルブレステッドのブレザーを作ってみたいです。
その場合は敢えてのVゾーン浅め、モッズフレイヴァーとミリタリーフレイヴァーが同時に香る「6ボタン3つ掛けボタンスタイル」もいいかもしれません。
いや、きっとかっこいいと思います!!
ボタンは茶蝶貝がいいでしょうか??
クルミボタンもいいかもしれませんね!
E.Thomas
E.Thomasは、1922年にイタリアのスイス国境にほど近いルガーノという湖の一角でErnesto Thomasによって創業されました。
以来、実に1世紀もの長きに渡って「高品質なWool素材をはじめ、CashmereやSilk、Linen、Mohairといった高級素材/天然素材を混紡したラグジュアリーかつクリエイティヴな素材」を作り続けています。
年間生産量がそこまで多くないせいか、あるいは(もし20年前と変わっていなければ)日本のエージェントさんが掲げる「多く流通させることが目的ではない。セールスも量より質!」という方針のせいか、日本における知名度はそこまで高くないのですが、その品質の高さは折り紙つきです!
それが証拠に僕の知る限りテイラー業界内にもファンが少なくないミルです。
かくいう僕も、洗練されたイタリア的感覚と旧き佳き英国的なモノづくりに強く共感して、Carlo Barberaとともに一時期すごく憧れていました。
結構お高いので、この業界に30年近くいながらも2着くらいしか作れていませんけれど(汗)。
でも、またいつか作りたいと思っています😊
ちなみにエージェントさんの話は実話で、GIEVES & HAWKESをやっていた時に2回だけ会食でご一緒したことがあり、その時に大阪弁で上記趣旨のお話をなさっていた記憶があります。
さすがにもうご引退なさっているかな?
上4マーク:問答無用にラグジュアリーな100% Silk(220g)素材です。Silkならではの際立って美しい光沢と発色が見事この上ない逸品です。もちろん肌触りも極上で「着る度に夢心地が味わえる」と書いても決して大袈裟ではないと思います!気品に満ちた紳士はもちろんのこと麗しい淑女にもオススメです!僕もそろそろこんなラグジュアリーな素材でクラシックなジャケットを作ってもいい年齢になってきたかな??と思ったりもしますが、どうせ作るならやっぱり少しとんがったデザインで「料理」してみたいという気持ちがまだ勝ってしまいます(笑)
上から5/6番目:38% Wool + 34% Silk + 28% Linen(250g)のサマーツイードです。3者混素材ならではの独特の素材感と上品極まりないカラーリング、ツイル組織ならではの光沢が魅力です。
下2マーク:こちらもコンポジションは同じ38% Wool + 34% Silk + 28% Linenのサマーツイードながら、トロピカル(平織)組織ゆえに少しカジュアル感に恵まれています。230gとウエイトも少し軽めです。またカラーリングもこちらの方がポップでしょうか。
E.Thomasの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。
優しくて上品で少しポップなカラーリングが見事なチェックです!
ひとつ間違うと悪趣味になりそうなカラーリングですがとても洗練されていますよね。
「さすがはE.Thomas!」といったところでしょうか。
さりげないブルーのネップも堪りません!!
僕はモダンなフレイヴァーが香るこちらで、敢えてどクラシックなアイテム:ノーフォークジャケットを作ってみたいです!!
意外性があって絶対にかっこいいと思います!!
で、チェックに使われてるパープルに近い無地のボトムスを合わせたいです。
Tallia Di Delfino
Frattelli Tallia Di Delfino(以下TDD)は1903年イタリアのビエラ地方Strona(ストローナ)に発祥した100年以上もの歴史を誇るイタリア屈指の最高級テキスタイルメーカーです
Loro PianaおよびErmenegildo Zegnaとともに世界3大ミル(毛織物工場)の一角を担い、世界中のビッグメゾン、トップテイラー(注:LOUD GARDENを含む😎)から高い評価を得ています。
その最大の特徴は「高級織物」しか生まれえないその生産背景にあります。
具体的には豊富な水資源により古くから繊維・織物産業が根付いてきた環境の中で、ウーステッドにおいてはSuper 120’s ~ 200’s(17.5 ~ 13.5μ)のみを扱うなど常に最高級原料を使用して、最新設備と伝統技術に基づいた一貫体制の下でTDDの生産は行われています。
世界中から熱い支持を集めている「繊細な表現」はこの生産背景の賜物といえます。
また、イタリア屈指との誉れ高いクリエイティヴチームが担当するデザインも特徴的で、毎シーズン「歴史に裏打ちされたクラシックな感性」と「時代を引っ張っていくという高い志」が絶妙なバランスで融合されたコレクションをリリースしています。
2008年にはMarzottoグループの傘下に入り、これまでに培ってきたレガシーはそのままにスケールメリットを獲得することでエコフレンドリーな新機軸を打ち出すなど更なる躍進を遂げてますます存在感を増している注目のミルです。
上2マーク:洗練されたカラーリングが目を惹く69% Wool + 16% Silk + 13% Linen + 2% Polyamide(265g)のサマーツイードです。Linen混紡の賜物である「ランダムな表情」もとても魅力的だと思います。
上から3番目:涼しげかつ爽やかなカラーリングがとても素敵な58% Wool + 21% Silk + 18% Linen + 3% Polyamide(235g)のチェックです。オーヴァーペーンのブルーを拾ったスタイリングが楽しいジャケットが仕上がること間違いなしの素材です!
上から4/5/6番目:ホップサックタイプの無地素材です。品質は50% Wool + 40% Silk + 10% Linen(225g)です。シルク混紡ゆえの滑らかな質感と美しい光沢が特徴です。いわゆる普通のホップサックだと「ちょっとスポーティ過ぎるかなぁ」という方にぜひともオススメしたい逸品です!
上から7番目:75% Linen + 25% Wool(315g)のハウンズトゥースです。ヴィンテージ感のある素材感と絶妙なカラーリングが魅力です。ジャケットはもちろんボトムスを作っても「間違いない」と思います。ということは、スーツもおすすめです😉
上から8番目:52% Linen + 48% Wool(235g)のダブルウインドウペーンです。写真ではお伝え出来ないのですが、カリッとした肌触りがとても心地よい軽快なジャケットにぴったりの素材です。
下2マーク:100% Super 130’s Wool(235%)の無地です。永く着られる飽きのこないネイヴィブルージャケット/ブレザーにイチオシの素材です!
TDDの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。
太番手糸使い由来の粗めな「顔」が最高にカッコいいですよね!!
こういう素材がさりげなく隠れているのでこのタイプのバンチブックはしっかり見ないといけませんね👀
僕はこちらでクラシカルなスリーピーススーツを作ってみたいです。
それをまるでユーズドウェアのようにクタっとさせて着こなしたいですね〜〜〜!!
Savile Clifford/Lassiere Mills
こちらはmade in Englandの4マークです。
いずれもネイヴィブルー、そしていずれもMohair混紡素材です。
上2マーク:1899年創業、現在は大手マーチャントScabalの傘下に入っている、そしてモダンクラシックなモノ作りを得意とするブランドSavile Cliffordの3Ply Mohairです。具体的には70% Wool + 30% Mohair(320g/m)のトロピカル組織で、いわゆるTonikタイプの素材になります。太番手かつ3PlyのMohair糸を緯(ヨコ)に引いているのが特徴です。見事なハリコシに加えて粗くドライなタッチの風合いも極上ですし、深みのあるカラーもナイスな逸品です!!
下2マーク:Lassiere MillsのHeritage “Mohair Blazer” です。具体的には95% Wool + 5% Mohair(280g/m)のホップサックになります。優れた通気性と豊かなハリコシに恵まれた素材です。英国の伝統的な物作りと最新のトレンドを巧みに融合させたクリエイションを特徴に持つLassiere Millsは比較的若い(といっても僕よりもはるかに年上ですが笑)ミルで、1949年にイングランド北部のYorkshireにある高級服地の聖地Huddersfieldに設立されました。基本的には、Super 100’s~180’s・梳毛Cashmere・Pure Silkといったラグジュアリー原料を使用した素材がコレクションの中心を担います。ゴルフ4大タイトルのひとつマスターズのグリーンジャケットを提供しているメーカーである事もこの業界では「密かに有名」です😊
Savile Clifford/Lassiere Millsの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。
「集合写真」の上から2番目、Savile Cliffordの3Ply Mohair(の明るい方)です。
これは文句なしにナイス、そしてとってもロマンのある素材ですよね!
僕はクラシカルなダブルブレステッドブレザーを作りたいです!!
作る場合にはいいヴィンテージボタンを探したいですね〜〜〜。
あるいは、この素材ならクラシカルなスリーピーススーツを作るのも「アリ」ですね!!
Marling & Evans
昨今、多くのバンチブックに収録されるようになったUndyed British Woolで有名なMarling & Evansの11マークです。
上6マーク:Marling & Evansの代名詞的存在になりつつあるUndyed British Woolです。Britih Wool(英国産ウール)の原毛そのままのカラーを活かして無染色で仕上げた素材ですね(詳細は後述します!)。6マークのどれもが「いかにも!」といった風情の素晴らしい色柄です!残念なことに僕はまだ作ったことがないのですが近いうちに必ず作りたいと思います。現状はスーツやジャケットではなくバルマカーンコートかなぁ?と思っています。品質はすべて100% Wool(300g)です。
上から7/8/9/10番目:クラシカルな佇まいとカントリータッチのカラーが魅力の無地系Jacketingです。品質はすべて100% Wool(300g)です。Marling & Evansは「300gでも軽め」という感覚がすごくいいですよね!この「UKミルの鏡」のような感覚、僕はとっても好きだなぁ。
1番下:50% Linen + 50% Wool(290g)のグレンチェックです。カラーリングが最高にナイスだと思います!
Undyed British Woolについてもう少し詳しく書くと ↓このような素材↓ です。
—–
「ウールの女王」と称されるBritih Wool(英国産ウール)の原毛そのままのカラーを活かして無染色で仕上げた素材です。
British Woolはホワイトだけではなく、ブラックやグレー、アイヴォリー、ダークブラウン等の品種が存在します。
そういった羊毛のナチュラルなカラーを活かして染めずに織り上げた素材がUndyed British Woolです。
この手法を使った素材は、大量の水を必要とする染色工程が不要なサステイナブル素材として近年ヨーロッパを中心に注目を集めております。
また、British Woolは他の羊毛と比べてクリンプが多く、強い弾力性を持っております。
それゆえ素材に織り上がると、まるで「メリノの品種改良が進む前の羊毛に近い」と称賛されるほどのハリコシに恵まれるのも魅力です。
—–
Marling & Evansの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。
Undyed British Woolももちろんいいのですが、そして上述の通りいつか必ず近いうちに作りたいのですが、今日はこのグレンチェックをセレクトしたいと思います。
だって、この素晴らしいカラーリングが最高にかっこいいんですもん!
Linen + Woolという品質も気に入りました!!
大きくカテゴライズするとTDDの「僕のイチオシ」と似た素材ですので、やっぱりこちらでもクラシカルなスリーピーススーツを作ってみたいです。
本気でどちらかを作るとすれば。。。
TDDよりもこちらでしょうか!
Spence Bryson
Irish LinenメーカーSpence Brysonは1891年の創業から高品質のLinenをヨーロッパ中に供給、目の肥えた貴族たちを魅了してきました。
英国王室御用達の勅許を受けているのもその証左です。
また、現在Irish Linenを名乗ることが許されるのは「Irish Linenの品質保持を目的として1928年に設立された業界管理組織:Irish Linen Guild」のメンバーのみ、Spence Brysonはその代表的なメーカーです。
世界一美しいといわれる光沢感とその豊かで優しい肌触りは、アイルランドにて長く培われてきた伝統と技術、そして多くの努力によって支えられています。
という「Irish Linenの大家Spence Bryson」の6マーク、すべて100% Irish Linen(370g)です。
それはもう素晴らしい素材です!
関係のない話ですが。。。
また、Irelandに行きたいな〜〜〜!!
Spence Brysonの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です
もちろんどのカラーもいいのですが、今回はこの複雑なカラーに心惹かれました。
グリーンとブルーの絶妙な掛け合わせが見事ですよね!
久し振りにIrsh Linenのスリーピーススーツが作りたくなりました!!
Di Pray
1948年創業、ビエラ地区のミルとしては比較的若い企業(といっても創業74年!)Lanificio Di Prayの6マークです。
Di Prayは主に「しなやかな風合いと精細な色柄が特徴的なMen’s向けJacketing」を得意とするミルです。
こちらの6マークもいかにも「らしい」、とってもキレイなカラーリングが魅力的な素材だと思います。
いずれも72% Silk + 28% Wool(260g)です。
Di Prayは比較的リーズナブルなプライスも魅力のミルなのですが、こちらも72%ものSilkを混紡しながら「Eランク」。
Silkが50%以上混紡されている素材の中では最もお安いと思います!
この「何でもかんでも値上げ」の時代に。。。
本当に素晴らしい!!!!
なので全部イチオシなのですが。。。
敢えて「絞る」とすれば。。。
Di Prayの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です
このキレイ極まりないグレンチェックが最高に気に入りました!!
華やかなカラーリングを活かすためにシンプルなデザインのジャケットが作りたいですね。
とはいえ、もちろんパッと見は見えない箇所に遊び心はふんだんに散りばめたいです!
Marlane
Marlaneは1952年創業のMarzottoグループに属する中高級テキスタイルメーカーです。
イタリアのビエラ地方にコントロールオフィスを持ち、Marzotto本体とは一線を画しGuabello・Sondrioとともに運営されています。
上品な艶と独特のソフト加工による柔らかな風合いを特徴に持つSuper 100’S〜120’SのウーステッドSuiting(スーツ素材)が主戦力ですが、昨今では強力なストレッチ素材やエコフレンドリー素材といった今日的な素材も多く手がけています。
比較的リーズナブルなプライスも魅力のひとつです😊
上2マーク:かなりのストレッチ性を持つ74% Wool + 24% Viscose + 2% Polyurethane(330g)の無地です。ニットにも見えるカジュアル感あふれる「顔」、高いストレッチ機能と優れた抗シワ性といった機能が高い次元で融合したJacketingです。
下4マーク:100% Wool(270g)のJacketingです。Malaneの真骨頂ともいえる上品な艶とソフトな風合いに恵まれた素材です。
Marlaneの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です
上品なカジュアル感が魅力のハウンズトゥースです。
ボトムスにも使えるクオリティなので、僕ならこちらでダブルブレステッドスーツを作ると思います!
主にスーツで、時々上下をセパレートして愉しみたいですね😊
Angelico
クリエイティヴなデザインと比較的リーズナブルなプライスが魅力のイタリアンミルAngelicoの6マークです。
上3マーク:60% Wool + 40% Cotton(220g)のWool Blend Seersuckerです。クラシカルなシアサッカーといえば100% Cottonですが最近ではより通気性に優れた100% Woolのシアサッカーもしばしば目にします。が、Wool + Cottonは結構珍しいですよね。両者の良いどころ取りをした新感覚のSeersucker、夏向けのカジュアルジャケット/スーツに絶対のオススメです😊
上から4番目:カリッとした手触りとヴィンテージタッチの「顔」が特徴的な52% Linen + 48% Cotton(280g)のヘリンボンです。一般的なそれよりも角度が緩やかなヘリンボンがいい味を出していますよね!
上から5番目:これまたカリッとした手触りとヴィンテージタッチの「顔」が特徴的な45% Viscose + 20% Wool + 2o% Cotton + 15% Polyamide(360g)のグレンチェックです。独創的なカラーリングと独特の凹凸もとても素敵ではないでしょうか。
1番下:100% Wool(290g)のウインドウペーンです。ネイヴィブルーとグリーンのカラーリングが最高に魅力的だと思います!またネイヴィブルー部分にランダムに薄く走っているチェックもいいですよね!一応はJacketingの「ククリ」ですが僕ならスーツを作りたいですね〜〜〜!
Angelicoの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。
ここ数年「久し振りにSeersuckerのスーツを作りたいな?」と思っていたのですが、今回の入荷でこちらを発見「これがいいかも!!」と考えております。
どうせならば、スリーピーススーツで作りたいですね。
そして、どうせならば、超久し振りにアメリカントラディショナルなデザイン/スタイルで作りたいですね。
もし作ったら久しく履いていないAlden等のアメリカンシューズの出番が増えるかしら???
以上です!
このバンチブックは全マークをご紹介しませんでした。
というか、(時間が足りなくって)出来ませんでした。。。
ただ、ご紹介出来なかった素材は20マークほどで主にJacket & Trousersの後者向け、コットン系の無地コレクションがほとんどになります。
ですので、そちらはご来店時にじっくりとご覧になって下さいませ。
◆本日の一枚◆
U2が傑作The Joshua Treeをリリースした1987年に、U2と同じアイルランド島出身の大御所にして僕が愛してやまない孤高のシンガーソングライターVAN MORRISONが何をしていか気になったのでWikipediaを見てみたら、Poetic Champions Composeをリリースしていました。
1980年代のVAN MORRISONは前半をスピリチュアルな旅に費やし、A Sense Of Wonder(1985年)あたりから世俗帰りを果たし傑作を連発するといった活動をしていました。
その内の1枚が本作です。
確か本作を入手したのは比較的最近のはずです。
20歳前後で「ああ、VAN MORRISONっていいなぁ」と気がついて以降コツコツと音源を集め始めたのですが、ほぼほぼ全てが揃ったのは30歳くらいだったと思います。
他にも入手したい音源が山ほどありましたし、お金はファッションにも相当注ぎ込んでいた関係でかなりの限りがありましたからね。
それに、VAN MORRISONは新譜もコンスタントに出していましたからそちらが優先になっていたこともあります。
そんなこんなで10年くらいをかけて揃えました。
でも、なんだかんだと入手出来なかった/する機会がなかったアルバムが数枚ありました。
本作はその数枚の内の1枚です。
で、「ほとんどの作品を揃えたし過去のアルバムはもういいかな?」などとも思ったのですが、敬愛してやまないHEATWAVEの山口洋先輩がblogで本作を紹介したので、そしてその紹介文を読んで欲しくなり購入しました。
ということは。。。
HEATWAVEファン歴は15年とちょっとくらいのはずだから。。。
本作を購入したのはもしかしたら40歳前後になるのかもしれませんね。
という本作ですが、聴けば聴くほど「もっと早くから買っておけばよかったなぁ」と思える作品、ジャケットのアートワークのなんともいえない表情とはかなりのギャップがある(笑)ジャジーで、気品に満ちていて、奥の深い素晴らしい作品です。
では、どなたかがアップロードしてくれたライヴ動画でシングルカットもされた7. Someone Like Youを!
これは僕も現地にいたFox Theaterでのライヴですね〜〜!!
これは嬉しい!!
しかしもう6年近く前になるのかぁ。。。
また愛するミュージシャン/バンドの生ライヴを観るためだけに海外旅行したいなぁ!!
2nd. Apr. 2022
Ryoji Okada