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昨日かな、NBA All-Star 2022のリザーヴァーが発表されましたね🏀
僕が応援する2チーム:MILとDALからはK.MiddletonとL.Dončićが選ばれました。
L.Dončićは順当(というかスターターに選ばれなかったのが残念!)といったところですが、K.Middletonが返り咲いたのは嬉しい限りですね。
リザーヴァーはHCの投票による選出ですからスターターとはまた違った価値があると思います。
ポジション及びプレイスタイル的にもキャラクター的にもMVPを獲得することはないと思いますが存在感を示して欲しいですね😊
また、昨日は北京オリピックの開会式でしたね。
幸いにも最初から最後まで見ることが出来ましたがとてもコンセプチャルでクリエイティヴでしたね!
こういった時代ですから選手入場にほとんどの時間を割いたのも成功だったように思います。
ちなみに。。。
スポーツウェアはまったくの門外漢なのですが、僕は「レイヤードスタイルがクールだったカナダ」「でっかいシュガースカルがロックだったメキシコ」「アシンメトリックカラーのヴェストがインパクト大だったドイツ」のウェアが好きでした!
我が国日本のウェアも個性的ではありませんでしたがよくまとまっていたと思います。
これから本格的に始まる競技がますます楽しみになりました😊
ところで。
「選出」といえば。
2022 Spring/Summerシーズン向けの新作バンチブックが続々入荷中なのでそろそろご紹介を始めようと思います!
既に10冊以上の入荷がありますので、どのブックから始めようかなぁ?と少々悩みました!!
どれもとてもワクワクするコレクションに仕上がっていますしね〜😊
入荷済のブックをじっくり見直した結果、栄えある初回に選出されたのはDarrow Daleであります!
英国ミルながら毎シーズン野心的なチェックを多数リリースしているDarrow Dale、ロックマインドをお持ちのお得意様から好まれるケースが多いDarrow Dale、昨日ご紹介した僕の新作スーツにも使用したDarrow Dale、そして今シーズンも見ていて最高に楽しい気持ちになってくるDarrow Daleの新作です😎
今シーズンも「熱い」です!!
という訳で早速ご紹介しましょう!!
↓こちら↓ です!
今シーズンもDarrow Daleは「代名詞的なホワイトの側」で入荷しました!
内容的には240/260gのツイル組織素材:いわゆるFour SeasonsタイプのAll Season素材と220/250gのトロピカル素材:シャリっとしたSpring/Summer素材の2タイプに分かれております。
いつもなら僕がよくよく吟味&抜粋して1日でご紹介するのですが、極めて素晴らしい内容に仕上がっているのでこのバンチブックは前者と後者に分けて、2日間に渡ってご紹介します!
初日の今日は前者、All Season素材をなんと「全マーク」ご紹介します😎
昨シーズンからの継続マークも一部収録されているのですが、いずれも秀逸な色柄ばかりなのでそれらも含めての「全マーク」です😎😎
冒頭から順番に「複数マークを撮った写真とその中のイチオシ」をセットでご紹介していきますね!
ではいきましょう!!
まずは冒頭の収録されている華やかなチェック7マークです!
どれもインパクト大ですよね!
大胆なカラーリングが最高にクールです!!
この後にご紹介するコレクションも併せてご覧いただくとお分かりになると思うのですが、今シーズンのDarrow Daleはヴィヴィッドなイエローをキイカラーにしているようですね😊
期せずして今冬イエローのウインドウペーンが入ったツイードでスリーピーススーツを作った僕も納得のフューチャーです!
この素晴らしき7マーク中の「イチオシ」は ↓こちら↓ です!
ややグレイッシュなブルーと力強いイエローが印象的なチェックです!
素晴らしくスタイリッシュでクリエイティヴなカラーリングですよね!!
昨日ご紹介したモッズ風味あふれるダブルブレステッドのスーツを作りたいです!!!
続いて「パンチの効いたグレンチェックシリーズ」です。
クラシックパターンを意外性のあるカラーリングでモダンに再構築した6マークです!
スーツはもちろんジャケットによし、ボトムスによし、そしてスプリングコートによし、いずれもナイスチェックですよね😊
特にライトトーンの上4マークがオススメです。
その4マークの中でも僕がイチオシしたいのが ↓こちら↓ です!
上から2番目のカラー違い:イエローのウィンドウペーンとかなり悩みましたが、ここではこちらを「超僅差」のイチオシとします!
イエローも相当クールなのですがカープファンですから⚾️
というのは冗談で、シャープながらシックなレッドとグレイのコンビネーションが完璧に思えたのでイチオシとしました。
そこここにレッドの無地素材を使用したジャケット(あるいはスーツ)を作ってみたいです😊
想像するだけでワクワクしてきますね〜〜〜!!
次はウインドウペーンです。
上の3マークがハイコントラスト&太めのウインドウペーン、その下3マークが織柄で作った太めのウィンドウペーン、その下1マークはクラシックなチェックとウインドウペーンの掛け合わせ、下の2マークがクラシカルなウインドウペーン、個性が異なる、しかしながらどれも魅力あふれる9マークです!
いずれもウインドウペーンのサイズが大きめというのがいいですよね😉
ただ。。。
この画像だといカラーこそ把握出来ますけれどパターンの全貌はかなり把握が困難(というか不可能?)ですね(汗)。
甲乙つけ難いほどに素敵な9マークですので全マークご紹介したいのですが、それをやるとすご〜〜〜く長くなってしまうので断念、全貌は店頭でご覧下さいっ!
が、「上から3番目をはっきり見てみたい」「下から3番目はどんなチェックがベースになっているの?」といったマークがありましたら、個別画像を撮ってe-mailやSNSのメッセージでお送りすることももちろん可能です。
もし気になるマークがありましたらお気軽にご連絡下さい。
イチオシは ↓こちら↓ です。
僕がこの冬にスリーピーススーツを作ったツイードと同じカラーリング:ネイヴィブルー×イエローのウインドウペーンであります!
これは問答無用にかっこいいスーツが仕上がると思います!!
「イチオシ中のイチオシ」です!!!
そのツイードのスーツが ↓こちら↓ です。
これと同じスタイルで作ろうかなぁ?
あ、ちなみに、この写真を撮った時にはまだヴェストが仕上がっていなかったのですがスリーピーススーツで仕上げています😊
ロックなストライプシリーズです!
全8マーク、これだけファンシーなストライプの中に混じると下から2番目と3番目のボールドストライプが地味に見えるという(笑)。
それはともかくとして、いずれも超クール&ロックなストライプですよね!!
素晴らしいコレクションだと思います😊
このストライプシリーズは充実度が高過ぎて「イチオシ」まで絞れなかったので「サンオシ」を!
モッズスーツっぽく作ってよし、敢えてどクラシックなスリーピーススーツを作ってよし、アヴァンギャルドな1着を作ってよし!
いずれもスーパーにかっこいいスーツ/ジャケット/コートが仕上がる素材だと思います。
一番上はミリタリータッチのダブルブレステッドブレザーを作ってもいいでしょうね〜〜!!
その場合にはホワイトのカーゴパンツがすご〜〜〜く合いそうです。
先にご紹介したネイヴィブルー×イエローのウインドウペーンをスーツで作って、1番下のネイヴィブルー×イエローのストライプでヴェストを作ってスリーピース風にしてもいいかもしれませんね😎
もしそうする場合、ヴェストは得意の「バイアス&横ストライプ」のアシンメトリック裁断にしてもいいかもしれません。
あ、もちろん「逆ヴァージョン:ストライプでスーツ&ウインドウペーンでヴェスト」もアリだと思います!
「集合写真」の1番下、ブラック×ワインレッドのストライプもサイコーですよね!!
ただ、こちらは昨シーズンからの継続マークだったので、そして昨シーズンのイチオシでご紹介済なので今回はセレクトしませんでした。
が、超オススメです!!!
織柄の無地8マークです。
ひとひねり効いた無地スーツを探している方にオススメです!
上から3番目はひとひねりではなくふたひねりくらい効いてきますけれど(笑)。
イチオシは ↓こちら↓ です。
ハウンズトゥースのブラック無地です。
遠目には完全な無地ながら近寄ると立体的なハウンズトゥースが見えてくる、控えめながらもしっかりした主張のあるブラックスーツが仕上がる素材です!
ディナースーツ(タキシード)を作ってもクールだと思います!!
最後に完全な無地6マークです。
上のグレイ2マークは、スーツはもちろんボトムス単品にも良さそうですよね。
真ん中の2マークはどちらもすごくキレイなブルーです。
フレッシュなジャケットやスーツが仕上がること間違いなしです!
下の2マークはいずれもブラックに見えますがミッドナイトブルー(上)とブラック(下)です。
↓イチオシ↓ はこちらです。
下から2番目のミッドナイトブルーです。
こうして一番下のブラックと対比させるとブルーなことがお分かりだと思います。
先日、大学時代からの友人O君が「冠婚葬祭の特に葬祭の特に葬メインのスーツを作っておこうかな?」とブラックスーツとホワイトシャツをオーダーしてくれました。
僕らの世代になると具体的な予定はなくとも「葬」が多くなる気配を感じます。
僕自身の体験を例に挙げると、(何度もこのDiaryで描いていますけれど)がん検診で引っかかったり(結果はまったくの異常なしでした!)、体のあちこちにガタがき始めていることを肌身で感じたり、友人が大病を患ったり、エトセトラ。
そんなこんなで僕もO君の意向に大いに賛同、葬にも着用可能なダークスーツを作っておこうと思っています。
ただ、僕は立場上(?)、そういった場に参列する場合にも決して自己主張はしたくない一方で確かに洋服屋の第一線で闘っている者の端くれとしての矜持は表現したいという思いもあります。
しかしながら、デザイン的なひねりを加え過ぎると親戚や友人から「相変わらず派手ね」と揶揄される可能性がある、つまり(お葬式の場合)故人に失礼にあたるかもしれないので、目下のところ「素材で少し工夫しようかな?」と考えています。
ブラックに近いダークグレイもいいと思うのですが、なかなか見つからないのでこのミッドナイトブルーは候補かな?と思いました!
イタリアのそれよりはやや太番手とはいえAll Season素材なのでほぼ1年中着用可能ですし、Darrow Daleの素材は割とシワになりにくいですしね😉
そういえば、ロックでアヴァンギャルドで粋なお得意様も「ブラックではないダークスーツ」をお考えでした!
こちらはいい候補かもしれませんので、もう少し入荷が進んで他になければご提案してみようと思います。
というかくかくしかじかがありまして、ここではこちらをイチオシとします!
続々入荷予定のバンチブックがひととおり入荷してこれ以上にいいミッドナイトブルー(あるいはブラックに近いダークグレイ)が出てこなければこちらでスーツを作ろうと思います。
その際には、上述の通り「ひねり過ぎ」には気をつけながらも密かにこだわりのディテイルをたくさん封じ込めようと考えております😎
以上です。
いやはや、やっぱり新しいシーズンに向けたバンチブック/素材を見て、触って、あれことイメージを膨らませると本当に気分が上がりますね!!
NFLのPO並みに上がります!!
本当に!!
という訳で、皆さまもぜひともチェックしに、気分を上げにいらして下さいませ。
Darrow Daleの後編:トロピカル素材は明日以降にお届けします!
乞うご期待下さいませ😌
◆本日の一枚◆
引き続きBRUCE HORNSBY AND THE RANGE音源を。
今日は3rdアルバムA Night On The Town(1990年作品)です。
方向性、音楽的志向の違いからTHE RANGEと袂を分つこととなったアルバムですね。
具体的にはよりロック志向が強まっていたTHE RANGEとそうではないBRUCE HORNSBYの対立構図が出来上がっていたとか。
確かに昨日聴いたシングルThe Vally Road(1988年作品)収録のThe Way it Isのインストゥルメンタルライヴヴァージョンはロック的では全くないし、1stソロアルバムとなる次作Habor Lights(1993年作品)はかなりジャジーですもんね。
既に大ヒットには恵まれたのであとはやりたい音楽を紡ぎたいとRBUCE HORNSBYが考えても不思議ではありません。
が、しかし、僕は本作の仕上がりがかなり気に入っているんですよね。
1stや次作に比べればかなりロック的ではありますが、なんというか決して売れ線狙いでも退屈なポップロックではもなく、かなりいい具合にアーシーでレイドバックした、今でいうところのアメリカーナ的なアプローチがまったくもって最高に心地良い作品に仕上がっています。
BRUCE HORNSBYのリリカルなピアノもいい具合に噛み合っているし、THE RANGEのグルーヴィな演奏も快調そのもに聴こえます。
もちろん楽曲もよく出来ています。
スワンピーな1. A Night On The Townは彼らが生んだロックソングの最高傑作だ思いますし、同テイストの2. Carry The Waterの超良曲、1stシングルとしてリリースされた5. Across The Riverも白眉です!
後にBRUCE HORNSBYが参画するGRATEFUL DEAD風味いっぱいのスペイシーな6. Stander On The Mountainも中毒性が高い良曲ですし、SHAWN CLOVINをゲストシンガーとして招いた透明感あふれる7. Lous Soulも美曲ですし、ファンキーかつスリリングな9. Another Dayと比較的オーソドックスかつピアノソロがエキサイティングなロックソング10. Special Nightもゴキゲンですし、おおらかなグルーヴが見事な締めの11. These Arms Of Mineも超クールです。
改めて聴き直すとTHE RANGEと作った3部作の中ではもしかしたら本作が一番好きかもしれません!
どれも素晴らしい作品なんですけれどね!!
では、スマッシュヒットを記録したAcross The Riverのミュージックヴィデオをどうぞ。
キャッチーでありながらもアーシー、この人たちのロックスタイルの最良な部分が凝縮された良曲ですよね!
5th. Feb. 2022