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Diary

Introducing brand new bunch book collection for 2023 Spring/Summer, vol.9: Marlane / Angelico / Bonotto

Loud Garden / Ryoji Okada

 

 

 

 

 

お電話(03-6438-9563)、e-mail(info@loudgarden.com)、SNS(FacebookInstagramのメッセージやコメント等)でのご注文も可能です!

 

 

< News! >

  – 3月/4月/5月の水曜日は14:00-20:00で営業いたします

  – Made-to-order “Skull Hat/スカルハット” debut!

  – “♡ Camo” cotton canvasとデニムのトートバッグ

  – RYOJI OKADA流Forestière/フォレスティエール

  – 渾身のSafari Jacketを作りました!

  – リペア・リメイク(お直し)はしばらくお休みします

  – ロックな “♡ Camo” cotton canvasスーツ

  –  “♡ Camo” cotton canvasのグルカパンツ!

 

 

< Introducing new bunch books! >

  vol.1: Biellesi

  vol.2: Darrow Dale

  vol.3: ISCA by Harrisons

  vol.4: Drago

  vol.5: Ferla / Novara / Drago etc.

  vol.6: Fratelli Tallia Di Delfino

  vol.7: Dormeuil / John Cavendish etc.

  vol.8: John Foster / Woodhead

 

 

 

 

ここ最近、マスクをしない人が増えてきましたよね。

悪くないことだと思います。

マスクをしない人が増えれば増えるほど「ようやくコロナ禍も終焉か?」と思えますし、街行く人々の晴れやかな表情が目に入るのはとってもいい気分ですものね。

マスクを無しだと単純に快適ですしね!

できれば、GGでも早くノーマスクをOKにして欲しいものです。

有酸素運動を猛烈にやっている時を筆頭に、マスクをしながらのトレーニングはかなりしんどいですから。。。

でも、僕が通っている9:00過ぎこそすごく空いていますけれど、例えば20:00前後はかなり混雑するはずです。

そして、ロッカールームは広くありませんし換気ができません。

なので当分は無理かもしれませんね。。。

ちなみにですが、LOUD GARDENにいらっしゃるお客様でもノーマスクの方が徐々に増えてきました。

基本的にメインエントランスを解放して常時換気をしていますし、そもそもそこまで混雑する店ではありませんから、LOUD GARDENでは以前よりマスク着用をお願いすることをしていません。

もちろんマスクをしている方に「マスクを取ってください!」などとお願いすることもありません。

マスク有りでもマスク無しでも大歓迎というスタンスです😊

でも。。。

僕は少なくとも5月のゴールデンウィークくらいまではマスクをしていると思います。

というのも、僕はまあまあ重めの花粉症なので、処方薬(服用薬2種・点眼薬2種・点鼻薬1種)を使っても飛散量が多い日はまあまあ症状が出るんですよね。。。

いや、まあまあではなく。。。

風が強くて飛散量が強力だった昨日みたいな日は相当しんどいです。。。

そんな日は、マスクをしているとやっぱり少し楽なんですよね。

コロナ禍前は「マスクをしてのご対応は失礼かな?」と思い、スギ花粉及びヒノキ花粉の飛散最盛期でも極力マスクをしていませんでしたけれど、コロナ禍を経た現状なら問題ないですものね!

新スタッフのOさんも花粉症とのことでマスクを着用しています。

そういえば、Gordenさんも彼らしいブラックのマスクをいつもしていますね。

という感じで、スタッフは全員マスク着用ですが、皆さまはご自身のご判断を優先してください😌

そして、スギとヒノキの花粉症で苦しんでいるお仲間の皆さん、しばしの間だけなんとか耐え忍びましょう!!

 

 

 

 

ところで。

「快適」といえば。

おとといに続いて2023 Spring/Summerシーズン向けの新作バンチブックをご紹介します!

先日、「1週間に3回が目標!」「でも、無理かも」とこのDiaryで書いたと思うのですが、なんとこの1週間で5回目の投稿となります!!

この猛然とした投稿頻度🔥

たまには自分を褒めてやりたいです(笑)。

9回目となる今日は、快適過ぎる高機能を誇るMarlaneのExtenderコレクションを筆頭にした超優秀なSuiting(スーティング:スーツ素材)がコンパイルされているバンチブックをご紹介します。

具体的には、MarlaneとAngelico、Bonottoといった個性あふれる中堅(などと書いたら怒られるかな?)イタリアンミルの新作素材をコンパイルしたバンチブックです。

収録されている全コレクションが謳い文句を持っておりますので、その説明もじっくり書きながらご紹介をしていこうと思います。

そして、今日も魂を込めて全マークを出来るだけ丁寧にご紹介します。

つきましては、最後までお付き合いいただければ幸いです😌

早速いきましょう。

 

 

 

 

今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです!

 

 

高級感あふれるディープグリーンのカヴァーに負けず劣らずとてもナイスコレクション仕上がっております。

Marlane、Angelico、Bonottoともにプライスが比較的控えめ(DランクとEランク)というのも嬉しい限りです😌

いつものようにまずはグループでご紹介してその後に「僕のイチオシ」をご紹介していきます。

極めて優れたコレクションなので、上述のとおり魂を込めて全マークをご紹介します!

もちろん、お電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも可能ですので「Extender “Summer Weave” の柄物下から3番目に見えているチェックをもう少し全体像が分かりやすい写真で見てみたい」とか「これに近いストライプでmade in Englandの素材はある?」とか「良さそうなのでこれで前回と同じスーツを作っておいて!」といったご質問やご要望がありましたらどうぞお気軽にお申し付けくださいませ。

まずはMalraneからご紹介しましょう!

 

 

 

Marlane “Extender”

 

 

 

 

“Power Stretch” と自称するほど驚異的なストレッチ性を持った100% Wool素材、「素晴らしく快適な着用感」と「天然繊維にしか出せない上品な風合い」を併せ持ったMalraneのスマッシュヒット素材です。

でも、この素材の魅力はそれだけではありません!

抗シワ機能、撥水機能も兼ね備えているのです!

コロナ禍が収束に近づいている今日この頃です、そろそろご出張が増える方/既にご出張が増えている方もたくさんいらっしゃると思います。

そんな方にぜひともオススメしたい至極優秀な素材です。

品質は100% Super 100’s wool(275g/m)です。

クリアカットのツイル(綾織)組織でウエイトが275g/mですからシーズンカヴァー率がかなり高めなのも嬉しいところです。

具体的にはヨーロッパならFour seasons扱い、日本だと盛夏を除くオールシーズン的な扱いのボディになります。

Extenderは、この秋も昨春もほぼ全マークが早期に完売になりました。

その人気も納得の素晴らしい素材です。

という訳で、気になる方はぜひともお早めにお願いいたします😌

上:モダンクラシックなストライプ4マークです。

中:これまたモダンクラシックなチェック4マークです。

下:イタリアンミルらしい繊細なカラーリングが魅力の無地系/無地 10マークです。

 

ちなみにMarlaneとはこのようなミルです。

—–

Marlane(マルラーネと読みます)は1952年創業のMarzottoグループに属する中高級テキスタイルメーカーです。

イタリアのビエラ地方にコントロールオフィスを持ち、Marzotto本体とは一線を画し同じく傘下のGuabelloやSondrioとともに独立運営されています。

上品な艶と独特のソフト加工による柔らかな風合いを特徴に持つSuper 100’S〜120’SのウーステッドSuitingが主戦力ですが、昨今では強力なストレッチ素材やエコフレンドリー素材といった今日的な素材も多く手がけています。

比較的リーズナブルなプライスも魅力のひとつです。

—–

 

 

 

Extenderの「僕のイチオシ(というかゴオシ汗)」は ↓こちら↓ です。

 

 

 

 

上:極めて洗練されたカラーリングのストライプです。クラシカルで少しセクシーなスリーピーススーツを作ってみたいです!ライニングはストライプのカラーを拾ってブルー系でキメたいですね!

中:合計7本ものストライプで構成された重層的なウインドウペーンと深みのあるブラウンが極めてエレガントな素材です。ダブルブレステッドスーツを作ってみたいです。

下:いかにもイタリアンミルらしいキレイなカラーの無地です。この3マークでボトムスを作りたいですね!Extenderはものすごく伸びますし、シワになりにくいですし、撥水機能もありますし、そこまで高価ではありませんし、(特に無地は)ボトムスにこそベストかもしれません!

 

 

 

Marlane “Extra Move”

 

 

Extenderよりも強力な、驚くほどのストレッチ性を誇るExtra Moveです。

Extra MoveはExtenderのように他の機能こそ兼ね備えていませんが、Extenderよりも細番手原料を使用することで驚異的なストレッチ性とともに上質なウールが持つしなやかさと美しさを追求しているのが特徴です。

また、モダンかつオーガニックなカラーリングも見逃せません。

クラシカルなスーツスタイルに新鮮さや優しさ、温もりを加えてくれることでしょう!

具体的な品質は100% Super 100’s wool(260g/m)です。

このコレクションは全マークがイチオシです!!

だって。。。

他のバンチブックではなかなか見つからないような優しくてキレイなカラーばかりなんですもの😌

スーツはもちろんボトムス単品を作っても素敵でしょうね!

 

 

 

Marlane “Extender: Summer Weave”

 

 

 

Extenderのトロピカル(平織)組織ヴァージョン、Summer Weaveです。

品質は100% Wool(230g/m)です。

洗練された色柄とExtenderならではのパワーストレッチ機能、そしてトロピカル組織ならではの軽快さが魅力です。

もちろん抗シワ機能と撥水機能も付加されています!

今までは、ナチュラルストレッチ素材(100% Woolでストレッチ性がある素材をそう呼びます)といえば、T社がその代名詞的存在だったのですが、そしてT社の素材も素晴らしいのですが、両方をよく知っている僕からすると。。。

MarlaneのExtenderの方が総合力では優っていると思います!

特に「安定性」で上まっているでしょうか。

という訳で、スーパーオススメ素材です😉

上:クラシカルな柄物です。

下:無地4マークです。

 

 

 

Extender: Summer Weaveの「僕のイチオシ(というかニオシ)」は ↓こちら↓ です。

 

 

イタリアンミルにしては珍しくややバタ臭いというか、そこまで洗練され過ぎていないこのチェック2マークに激しく心惹かれました!

天邪鬼なので(笑)。

上のブルーでジャケットを下のグレイでボトムスを作りたいです。

そして、カラー違いのセットアップを楽しみたいです!

ジャケットは、クラシカルなダブルブレステッドかスポーティなシングルブレステッド3B×3パッチ/アウトポケットのどちらかにしたいです。

後者なら、ポケット等にボトムス用のグレイ(下)を使ってもいいかもしれませんね!

ボトムスは最近お気に入りのグルカパンツにしたいです。

 

 

 

Marlane “Wool Canvas”

 

 

とても面白い発想のWool Canvasというコレクションです。

CanvasといえばCotton!という印象ですが、確かにWoolでもあり得ますよね。

ある意味でMarlaneらしくない、極めてクラシカルな佇まいがとってもいいと思います!

そして、コロニアルテイストを感じさせるカラー展開もナイスではないでしょうか?

そしてそして、こう見えてナチュラルストレッチ機能が付加されているのも嬉しい限りです!

*ExtenderやExtra Moveよりもストレッチ性は低いです。

品質は100% Wool(270g/m)です。

 

 

 

Wool Canvasの「僕のイチオシ(というかニオシ)」は ↓こちら↓ です。

 

 

上のブラウンでジャケットを下のベイジュでボトムスを作ってみたいです!

ノーフォークジャケット + ニッカボッカーズ。

ダブルブレステッド8ボタン4つ掛けのブレザー + グルカパンツ。

どちらがいいのか。。。

かなり悩みます!

それにしても。。。

いい素材です!

 

 

 

Angelico “Universal: Summer Weave”

 

 

 

 

クリエイティヴなデザインと比較的リーズナブルなプライスが魅力のイタリアンミルAngelicoが「これぞ世界基準!」という自負とともにリリースしたFour seasons suiting(日本では盛夏を除くオールシーズン)がUniversal、そのトロピカル組織ヴァージョンがこのUniversal “Summer Weave”です

Angelicoらしい少しひねった色柄がとても楽しいコレクションです。

特にチェックはどれも素晴らしいと思います!

品質は100% Super 100’s Wool(230g/m)です。

上:珠玉のチェック7マークです。

中:クラシカルなストライプ7マークです。

下:洗練された無地/無地系12マークです。

 

 

 

Universal: Summer Weaveの「僕のイチオシ(というかサンオシ)」は ↓こちら↓ です。

 

 

 

 

上:とっても美しいカラーリングのグレンチェックです。最近お気に入りの「ワイド巾ピークトラペル&シングルブレステッド1ボタンのジャケット + ダブルブレステッド8ボタンのラペルレスヴェスト + 2インプリーツ&テイパードシルエットのボトムス」といったかなりフォーマルテイスト強めのデザインで作ってみたいです。きっとすごくセクシーな1着に仕上がると思います!

中:ブルーのグラデーションが品格あふれるボールドストライプです。クラシカルなダブルブレステッドスーツを作ってみたいです。

下:素晴らしいトーンのややグレイッシュなブルー無地です。いいカラーですよね〜!端正で爽やかな2ピーススーツをつくりたいですね!らしくないかもしれませんけれど(笑)。

 

 

 

Bonotto

 

 

1972年に創設され、現在はErmenegildo Zegnaグループ傘下に入っているヴィチェンツァ州モルヴェーナのイタリアンミルBonotto/ボノットはグループ内でも特にトレンド感のある洗練されたコレクションを展開していることで知られています。

それが証拠にパリで行われている世界最大の素材展:Première Vision/プルミエールヴィジョンでは毎回行列ができるほど大きな注目を集めているそうです。

Première Vision。。。

もう20年以上行っていないですけれど、またいつか行ってみたいですね〜。

上の3マークは、Cottonとサステイナブル繊維であるユーカリ原料のLyocell/リヨセルを巧みに組み合わせた独特の質感とニュアンスカラーが極めてモダンなセットアップ素材です。

具体的な品質は50% Cotton + 48% Lyocell + 2% Polyurethane(280g/m)です。

Polyurethane混紡のためかなりのストレッチ性を誇るのも嬉しい限りではないでしょうか!

下の2マークは、GOTS認証を受けている正真正銘のオーガニックコットンを使用した無地です。

カラーはもちろん、組織がここ最近トレンドに浮上しているサテンというのがいいですよね!

「オーガニックコットンの柔らかさとカジュアル感」と「サテンならではの美しい光沢と」が見事なハーモニーを奏でている逸品だと思います。

具体的な品質は98% Cotton + 2% Polyurethane(270g/m)です。

こちらも、Polyurethane混紡のためかなりのストレッチ性を誇ります。

僕は。。。

下から2番目のイエローでジャケット + ボトムスのセットアップを作りたいです。

このBonnotoの5マーク。。。

すごくかっこいい素材ですので、このバンチブックをご覧の際にはぜひとも忘れずにチェックをお願いします!

 

以上です。

 

次回は、次回こそはErmenegildo Zegnaを考えています。

乞うご期待ください!

 

 

 

 

◆本日の一枚◆

 

 

今日もガツンと気合が入るTHE GROOVERSの傑作を!

火曜日に「21世紀に入ってからの作品だと、特にModern Boogie Syndicate(2005年作品)Groovism(2015年作品)が大好きなので。。。」と書きましたが。。。

考えたらこのSetzna(2003年作品)も最高に大好きでした(汗)。

まず冒頭の3曲がModern Boogie Syndicateのそれに肉薄する迫力、攻撃性、ガッツで迫ってくるのがいいですよね!

特に、「頭に血が昇るよりも先に 鉛の拳が爆弾みたいに 許せない奴の頬骨を砕く」「箍(たが)の外れた いや箍そのものが はじめから無い ミスター・デザイア」と謳われる 3. ミスター・デザイアがめちゃくちゃクールです!

2. Groovahoricも素晴らしい仕上がりです。

ミスター・デザイアとGroovahoricは僕が頻繁に観に行っていた時期の生ライヴでしばしば頭の方で披露されていましたけれど、めちゃくちゃ盛り上がりましたね〜!

また聴きたいな。

僕経由でTHE GROOVERSの素晴らしさを知ってくれて、よく一緒にライヴに行っていたK先輩大絶賛の4. 情炎、7. 車輪の上も良曲です!

そして、そして、そして。。。

バラードにも名曲がたくさんあるTHE GROOVERSですが、その中でも特に僕が愛している9. 遥かなるですよね〜!

—–
確かなことなど何処にも無いが
誰にも奪われないものはある
夢や 誇りや 未来や あの夏の日や
魂や 怒りや そしておまえの微笑みだけは
—–

楽曲も素晴らしいし、歌詞も沁みまくるし、ギターソロもシビれるカッコよさんんなんですよね!

2000年代最高のロックバラードに違いありません!

 

 

 

 

では、遥かなるのいい動画がないので、GroovahoricとEl Diabloが連続で披露されるライヴ動画をどうぞ!

 

 

かっこいいですよね〜〜!

 

 

 

 

3rd. Mar. 2023

Ryoji Okada

 

 

 

 



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