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Introducing brand new bunch book collection for 2023 Spring/Summer, vol.4: Drago

Loud Garden / NBA / Ryoji Okada

 

 

 

 

 

お電話(03-6438-9563)、e-mail(info@loudgarden.com)、SNS(FacebookInstagramのメッセージやコメント等)でのご注文も可能です!

 

 

< News! >

  – 3月の水曜日は14:00-20:00で営業いたします

  – Made-to-order “Skull Hat/スカルハット” debut!

  – “♡ Camo” cotton canvasとデニムのトートバッグ

  – RYOJI OKADA流Forestière/フォレスティエール

  – 渾身のSafari Jacketを作りました!

  – リペア・リメイク(お直し)はしばらくお休みします

  – ロックな “♡ Camo” cotton canvasスーツ

  –  “♡ Camo” cotton canvasのグルカパンツ!

 

 

< Introducing new bunch books! >

  vol.1: Biellesi

  vol.2: Darrow Dale

  vol.3: ISCA by Harrisons

 

 

 

 

今日からいよいよNBAのRSが再開されます🏀

MILがどれだけ連勝を伸ばせるか、DALがどれだか巻き返せるか。

期待したいですね!

Go! BUCKS!

Go! MAVS!

 

 

 

 

ところで。

「再開」といえば。

オーダーメイドシャツやネクタイの新作素材をご紹介するのに必死でしばらくできていなかった新作バンチブックのご紹介を今日から再開します!

未紹介のバンチブックが15冊以上も溜まってしまっているのでできる限り「週3」を目指してご紹介をしていきたいと思います。

とはいえ。。。

バンチブックのご紹介はかなりの労力がかかるのでどれだけ高頻度でご紹介できるかは正直分からないのですが。。。

他にもご紹介したいお客さまのエキサイティングなご注文品が多数ありますし。。。

それはともかく!

4回目となる今日は、LOUD GARDENでも人気が高いDragoの新作をご紹介します。

今回も「看板商品」であるSkyfallの新作が素晴らしい仕上がりです。

では、早速ご紹介しましょう!

 

 

 

 

今日ご紹介するのは ↓こちらのバンチブック↓ です。

 

 

今シーズンはブラウン系に力を入れたコレクションに仕上がっている影響かカヴァーもエレガントなブラウン!

そして、細かくくだいた金箔が散りばめられているかのようなキラキラ感と堂々たるLuxury Collectionの文字!!

そしてそして、スタイリッシュなオレンジの型押し!!!

カヴァーだけでワクワク感が高まります😊

直ちに内容をご紹介したいところですが、その前にDragoのご紹介を。

以前にもご紹介した通り、Dragoは比較的若いイタリアンミルです。

具体的には ↓こういった↓ 会社になります。

—–

1973年にUmberto DragoとLaura Drago夫妻により紡績工場として創設。

ビエラ地区の主要な毛織物工場と強固なパートナーシップを結び成長を続け、1993年には高級ミルFintes/フィンテスを買収。

両社は2001年に合併。

以降は「紡績・製織・整理までの全工程を自社でこなす数少ない一貫工場」として名を馳せ、世界中の高級ブランドやテイラーに高品質な素材を提供して今に至ります。

「Super 130’Sを中心にSuper 160’SやSuper 180’S原料を使用した素材を多数展開していることに加え、Super表記のトップ品質Super 210’S原料を使用した素材の開発・生産にも成功している高い技術力」と「ストレッチ・防シワ・撥水・防汚・遮熱といった様々な機能性を兼ね備えたコレクションも豊富に取り揃える時代のニーズに沿った革新性」がその魅力です。

またルーツである紡績業を見ると、Super 130’s以上の高級細番手糸に限っては世界の約70%を生産している超強力なサプライヤーとしても有名です。

—–

今年で創業50周年。

僕より2歳も若く、僕の妹と同い年です(笑)。

それはともかく、長い歴史を誇る企業が多いと同時に危機が迫ると大手の傘下に入る企業が少なくないビエラ地区において、50年という短い間に独立資本でここまで大きな企業に成長するとは素晴らしいことですよね。

僕も見習わなくては(汗)。

ではでは、中身を見ていきましょう!

非常に優れたコレクションに仕上がっているので収録されている全57マークをご紹介します。

 

 

 

まずはSkyfallの新クオリティから。

 

 

Skyfallは14.5マイクロンというかなりの細さを誇るSuper 180’s原料を使って織り上げられたDrago最高峰のSuiting(スーティング:スーツ素材)シリーズです!

Skyfallという名前は、映画007 Skyfallで主演のDaniel Craigが着用したSuitingをDragoが手掛けたことに由来しています。

ハードなアクションを強いられるダンディなスパイDainel Craig(というかJames Bond)に相応しい、高級感抜群でありながらもしっかりした強さを併せ持った素材です。

こちらはそんな人気シリーズSkyfallの最新クオリティ56% Super 180’s Wool + 44% Cotton(215g/m)のヘリンボンです。

「コットンブレンドだとせっかくのSuper 180’s原料が台無しにならない?」とお思いの方もいらっしゃるとお思います。

が、そこはさすがはDrago、さすがはSkyfallで素晴らしくソフトでラグジュアリーです。

Super 180’s Woolのみならず、Cottonも相当上質かつ細番手原料だからこそのこの素材感ですね!

それでありながらも、コットンならではのふくよかさとハリコシ、適度なスポーティ感に恵まれているのも最高です。

繊細なカラーリングも素晴らしいですよね。

カヴァーを開いた瞬間からいきなり大興奮してしまう傑作クオリティだと思います!

ややスポーティなデザインのスーツ、例えば3パッチ/アウトポケットのシングルブレステッド3ボタンジャケット + グルカパンツのスーツがおすすめです!

 

 

 

続いて、Skyfallの定番クオリティである100% Super 180’s Wool(295g/m)です。

 

 

 

 

定番クオリティを復習すると。。。

カシミアにも匹敵する14.5μの超極細原毛を使用しながらもしっかりとした目付と少しフレスコにも近い感触の強撚糸で織り上げられたこのSuper 180’s素材は、超高級原料由来の「贅沢な肌触り」とともに「丈夫さ」「シワになりにくさ」「ナチュラルなストレッチ性」にも優れています。

まさにエレガントにハードなアクションをこなすJames Bondに相応しい素材ですよね!

007ということでかなり「英国調」を意識した色柄になっているのもポイントです。

それでいながら野暮ったさ皆無、これだけの洗練さを持っているのはさすがDragoといったところでしょうか。

本格デビューをしてから3シーズン(だったと思います)経ちますが、いずれのシーズンもあっという間に僕が狙っていた複数マークは完売となってしまい作れなかったので、今春こそは絶対に作りたいと思います!

また、プライスが「Hランク」と、Super 180’s原料を使用した素材ということを考えたらかなり手頃なのも見逃せません。

これがL社とかだったら。。。

きっと「Lランク」「Mランク」くらいにはなっているのではないでしょうか!?

「通好み」のDragoということも相まって、人気なのも納得ですよね!

上:クラシカルな英国調の柄物です。一番下のベイジュストライプが新作で他の5マークは定番です。

中:完全な新作の「ぱっと見は無地に見えるシャドウストライプ」です。スーパークールですよね!

下:定番の無地です。これだけの素材ですから無地で作っておくというのもアリですよね!

 

 

 

 

Skyfallシリーズの「僕のイチオシ(というかヨンオシ汗)」は ↓こちら↓ です。

 

 

 

 

上のブラウンとベイジュはセットアップを作ってみたいですね。

具体的にはブラウン(左)でダブルブレステッド6ボタンスタイルのジャケットを、ベイジュ(右)で2インプリーツ&テイパードシルエットのボトムスを作りたいです。

ジャケットは2パッチ/アウトポケットがいいでしょうか。

ボタンは茶蝶貝もいいけれど、ヴィンテージのくすんだメタルボタンをつけてみたい気もします。

絶対にカッコいいですよね〜〜!

「超」オススメです。

中のグレイは上述した通りに3パッチ/アウトポケットのシングルブレステッド3ボタンジャケット + グルカパンツのスーツを作りたいです。

タイドアップをしたりTシャツに合わせたり。。。

スーツで着たりジャケットとボトムスをセパレートしたり。。。

たくさんのエキサイティングなスタイリングが楽しめる逸品に仕上がると思います!

下はクラシックにキメたいですね。

ピークトラペルのシングルブレステッド1ボタンジャケット + ダブルブレステッドのヴェスト + 1インプリーツのテイパードシルエットボトムスといった感じで作ってみたいです。

 

 

 

後半はSuper 140’s原料を贅沢に使ったBlue Feelシリーズがコンパイルされています。

 

 

 

 

 

Blue Feelはノーマルタイプのトロピカル(平織)素材、フレスコ調のシャリ感に恵まれたトロピカル素材、ツイル(綾織)組織と変化に富んだ組織で構成されています。

その辺はぜひとも店頭でチェックしてみてください。

このBlue Feelの魅力は上質至極なクオリティと洗練を極めた色柄。。。だけではありません。

以下のような機能性にも優れています。

  • ☑︎ 優れたナチュラルストレッチ機能
  • ☑︎ イージーケアな撥水・撥油機能
  • ☑︎ 強撚糸由来の抗シワ性
  • ☑︎ 特殊な染め方やフィニッシング由来の遮熱機能

といった具合です。

また、環境に配慮したオーガニックウールを使用しているとの情報もあります

一般的に高機能素材でSuper 130’s以上の原料を使うケースは珍しいのですが、こちらはSuper 140’s原料ですからね、これまたさすがDragoといったところだと思います。

皆さんはどのBlue Feelがお好みですか?

柄物も素敵な素材ばっかりですし、無地のヴァリエーションも白眉!

見れば見るほど悩みんでしまいそうです。。。

 

 

 

僕のイチオシ(というかニオシ)は ↓こちら↓ です。

 

 

 

上のストライプではイングリッシュテイスト強めのスリーピーススーツが作りたいです!

具体的にはセミノッチドラペルのシングルブレステッド3ボタンジャケット + シングルブレステッド6ボタンのラペルドヴェスト + 1インプリーツ&ややテイパードシルエットのボトムスといったイメージです。

ライニングは派手にキメたいですね!!

下のアイシーなライトベイジュではダブルブレステッドのスーツが作りたいですね!

ボトムスをカーゴパンツにする等、少しミリタリータッチに仕上げたい気もします😊

 

以上です。

 

LOUD GARDENでの大人気のSkyfall、高温多湿な日本の夏でも快適なBlue Feel。

皆さんならどちらをセレクトなさいますか?

次回はFerlaの新作が狂おしいほどクールなJacketing(ジャケッティング:ジャケット素材)コレクションのご紹介を考えています!

乞うご期待ください。

 

 

 

 

◆本日の一枚◆

 

 

僕が高校生の頃に「若手」だったR&Rバンドで最も好きなのはSHADY DOLLSでした。

NEWEST MODELやTHE PRIVATESも好きでしたね。

*THE STREET SLIDERSやSIONは既にビッグだったし、RED WARRIORSやECHOESもスターになっていたので「若手」ではありませんでした。

今日取り上げるTHE STREET BEATSはすごい好きではなかったのですが、すごく気になるバンドでした。

高校時代のバンド仲間が誰もフォローしていなかったのでコピーしようという話はおろか話題にも一切でないバンドでしたけれど、TVKのミュージックトマトジャパンという番組で本作Voice(1989年作品)収録の1. 星降る夜にや3. ハッピーボックスをさがしてが頻繁に紹介されていたので、そしてそれらの楽曲に激しく心揺さぶられたので僕はとても気になっていたのです。

で、当時リリースされたばかりだった2ndアルバムである本作を購入した記憶があります。

これが。。。

最高にかっこよくでビビりましたね!

基本的にはパンクロックをベースにしたバンドで、ニューウェイヴテイストあふれるギターと独特のヴォーカルが特徴的なのですが、そのヴォーカルとリリック、そして全編に迸る疾走感が生み出すヒリヒリ感が堪らなくかっこいいです。

ハッとするメロディラインと時々顔を見せるちょっとクセのある展開も白眉です。

当時は演奏技術が揶揄されていたような記憶があるのですが、そういう問題じゃないんですよね!

やや走り気味のリズム隊や少々のアマチュア感を感じさせるサウンドプロダクションを含めてカッコいいんですよ!!

うまくてもまったく心揺さぶらないバンドやミュージシャンは山ほどいますけれど、彼らはその対極にあるバンドなのです。

いや、もちろんヘタという意味ではないです。。。念のため(汗)。

その後、彼らの音源は何枚か購入したのですが、名曲がずらりと並んでいる本作が僕は一番好きですね。

特に1. 星降る夜に、3. ハッピーボックスをさがして、10. Feelin’ Groovyは日本のロック史上に輝くくらいの超名曲だと思います。

他には2. Meet The Beats、4. 預言者はいらない、5. Go Ahead、12. 吟遊詩人のようにあたりゴキゲン過ぎます。

現在も精力的に活動しているのも素晴らしいですよね。

シンガーでソングライターのØKIの弾き語りライヴだけは生で観たことがあるのですが、バンドの生ライヴも観てみたいですね〜!

 

 

 

 

という訳で、最近のライヴ動画で星降る夜にをどうぞ!

 

 

今でもめちゃくちゃカッコいいじゃないですか!

 

 

 

 

24th. Feb. 2023

Ryoji Okada

 

 

 

 



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