さあ、ペナントレース開幕です!
まずは神宮球場で王者Sとの3連戦です⚾️
開幕投手は近年にない絶好調状態にある大瀬良投手です。
ぜひともエースらしい会心の投球を披露して欲しいですね!
そして、マクブルーム選手とデビッドソン選手の打棒にも期待です!!
僕の心も真っ赤に燃えております!!!
絶対に勝つ
Go! CARP!
ところで。
「真っ赤」といえば。
水曜日に続いて新作バンチブックをご紹介します。
結局月末までに21回まできました!
たまには自分を褒めてやりたいです。
21回目の今日ご紹介するのはLarusmianiの新作です。
正確にはバンチブックではなく見開き3ページのサンプルブックなのですが、カープファンが狂喜乱舞しそうな真っ赤な素材もコンパイルされている充実したコレクションなのでじっくりご紹介したいと思います。
では、早速いきましょう。
今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のサンプルブックです。
かなり大判:36.5cm×30.5cmサイズ&観音開きスタイルのサンプルブックです。
後ほどしっかりご紹介しますが、全3ページに90マーク近いコレクションが百花繚乱しているナイスコレクションですのでご来店の際にはぜひともじっくりご覧ください。
もちろん引き続き、お電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも大歓迎で承っております。
気になる素材があってご来店が難しいようでしたらどうぞお気軽にご連絡をくださいませ。
ご来店なしでもお作りいただけるように工夫をします。
Larusmiani/ラルスミアアニについても簡単にご紹介しましょう。
ラテン語で「かもめ/水鳥の羽」を意味するLarusmianiは、イタリアのミラノに拠点を構えるリテイラー/ブランド /ミルです。
1922年にテイラーをスタートしたことがその始まりで、1954年にはモンテナポレオーネにラグジュアリーなブティックをオープンさせるなど着実に事業を発展させ今に至ります。
現在ではコットンやリネン素材を使ったラグジュアリーな素材を手がけるミルとしても知られています。
Larusmiani。。。
何度かこのDiaryでも書いた記憶がありますけれど、LOUD GARDENを創業する前のイタリア出張にてMilanoファッション界のまあまあ大物にして友人のAntonio Murrから「Ryojiに会わせたい人がいる!CVを持って来て」と指示され強引に面接を受けさせられた会社です。
僕はなんだかよく分からないまま、ミルの仕事ではなくオリジナルブランドのデザイナーとして面接を受けさせられました。
ミラノにあるゴージャスなブティックの上階で面接を受けたのですがめちゃくちゃラグジュアリーな空間で少し緊張しましたね〜。
副社長との面接までいったものの落とされましたが、とってもいい思い出です。
あの時Antonioは、Brioniにも話を持っていっていたんですよね〜。
本当にいい思い出!
その後、無名だけれどAndrea Neriというトスカーナはアレッツォのファクトリーブランドとデザイナー就任/契約寸前までいったのもAntonioが縁でした。
結局はAndrea Neriももう事業をやめてしまったみたいなので契約をしなかったのは正解だったのかもしれません。。。
自社ブランドではないブランドでデザイナーデビューを果たせなかったのは少し心残りだけれど。。。
Antonioとはその後も付き合いが続き、来日した時にはLOUD GARDENでちょっとしたイヴェントも行いました。
あれは意外や大盛況でした!
ここ数年は会えていないけれど元気かな?
という僕の話は置いておいて、中身を見てみましょう!!
Page 1
1ページ目にはデニム、ライトウエイトコットン、スーパーライトウエイトポプリン/ブロード、ナチュラルストレッチコットン等ヴァラエティに富んだコットン/コットン系素材がコンパイルされています。
さすがはコットン/コットン系素材の大家Larusmianiですね!
興味深いクオリティ/ボディの素材ばっかりです。
Page 1の「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。
58% Cotton + 42% Linen(390g *150cm巾換算)のキャンヴァス素材です。
かなりハードタッチなのと絶妙なブルーグラデーションが素晴らしい逸品だと思います。
僕はこちらで、アンコンストラックテッド仕立てのダブルブレステッドブレザーを作りたいです。
少々のミリタリーテイストを感じさせる6ボタン3つ掛けがいいかな?
ボタンはアンティークショップで調達したメタルボタンがいいでしょうか??
Page 2
98% Cotton + 2% Elastane(295/300g/m)のストレッチコットン28マークを中心としたページです。
*左上のLR-5から始まる品番のみPage 1からの続きです。
オールシーズン着用可能なボディ、見事なカラーヴァリエーション、細番手&クリアカット素材ならではの端正な「顔」等々、魅力あふれるベストセラーシリーズです。
もちろん快適なストレッチ性も◎ではないでしょうか。
スーツに、ジャケットに、ボトムスに、スカートに、スプリングコートに。。。
あらゆるアイテムにオススメです!
Page 2の「僕のイチオシ(というかサンオシ)」は ↓こちら↓ です。
カープファンとしてはレッドにもかなり心惹かれますが。。。
このコレクションの中で最も気になったのはこの3カラーでした。
レッドのコットンは他のコレクションでもあるのですが、この3カラーはなかなか見つけられないので。。。
しかも最高にナイスカラーなので!!
いずれの素材でもテイパードシルエットの2プリーツボトムスを作りたいです。
Page 3
中肉以上のコットン/コットン系素材を集めたページです。
LR-X品番はどちらかといえばAutumn/Winterシーズン向けになります。
はい、つまりこのブックは「Shirting(シャーティング:シャツ素材)並に薄く軽い素材」から「しっかりした肉厚のコットン」まであらゆるタイプのボディがコンパイルされているのであります。
素晴らしい。
こちらのページは温かみのあるカラーリングもとってもいいですよね!
Page 3の「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。
ツイード風プリントがなんとも楽しいナイス素材です!
ワイルドなワイドヘリンボンもいいですし、丁寧に表現されたネップもいいですよね。
僕はこちらでスリーピーススーツを作ってみたいです。
以上です。
絶対にご紹介したい!というバンチブックは。。。
残り数冊と少なくなってきました。
最後まで熱く丁寧にご紹介していければ!と考えております。
乞うご期待ください。
◆本日の一枚◆
今日もROLLINS BAND音源を
水曜日に堪能した1stアルバムThe End of Silence(1992年作品)と並ぶ傑作Weight(1994年作品)です。
甲乙付け難いほどの内容に仕上がっている両作品ですが。。。
敢えて書けば僕は本作の方が僅差で好きです。
その理由は、本作の方が彼ら特有の重厚&濃厚グルーヴがより一段と強力だからです。
これは前作の成功を受け本作はしっかりと作り込むことができたという背景もあると思います。
が、それ以上にMELVIN GIBBSが新ベーシストとして加わったことが大きいと思います。
この人、ROLLINS BANDに参加する前は、DEFUNKTやJEAN-PAUL BOURELLY、JOHN ZORNといった超曲者たちの音源に参加してきた凄腕なんですよね。
DEFUNKTとJEAN-PAUL BOURELLYって。。。
僕が大好きな、そしてロックとジャズやファンクやブルースを融合させた先駆的なバンド/ミュージシャンです。
そんな人たちとやってきたMELVIN GIBBSです、当時のROLLINS BANDが目指していた(と思われる)方向性と完全に合致するこれ以上にない人選だったと思います。
それが証拠に本作はそのシナジーが見事に花開いた傑作に仕上がっています。
そして、ROLLINS BAND史上最大の商業的成功を得ています。
それにしても。。。
リリースから30年近くが経つ本作ですが、今聴いてもまったく色褪せていません。
ハード系な音楽がお好みで未聴の方にはぜひとも聴いていただきたいです!
では、どなたかがアップロードしてくれたDisconnectのミュージックヴィデオをどうぞ。
いやあ、本当に素晴らしい名曲!
リリックもいいですし、動画もサイコーだと思います。
31st. Mar. 2023
Ryoji Okada