開幕まで少し暇だなあ。。。と思っていましたが、昨日から若鯉軍団ことカープ二軍は福岡に遠征してHとの公式戦3連戦に臨んでおります⚾️
この時期は裏ローテーション投手の登板がありますし、一軍に残っている若手野手や調整不足のヴェテラン野手の出場もありますので意外と要チェックなんですよね。
初戦の昨日は負けこそしましたけれど、九里投手がまあまあだったようですし、期待の育成指名ルーキー中村貴選手が4打数2安打1打点とまたしても存在感を見せたようですし、悪くはなかったのかな?と思います。
先発ローテーション入りを争っていた即戦力期待のルーキー益田投手がまだ一軍先発は早そうなことも再確認できましたしね。
ローテーション通りなら今日は遠藤投手で明日はアンダーソン投手が先発するのでしょうか。
遠藤投手には絶好調状態のキープを、アンダーソン投手には「?」を払拭できる好投を期待したいです。
Go! CARP!
ところで。
「再確認」といえば。
昨日に引き続いて新作バンチブックをご紹介します。
20回目の今日ご紹介するのは昨日と同じVitale Barberis Canonico(以下VBC)です。
昨日はとっても濃厚かつクリエイティヴなAbito & Giaccaコレクションをご紹介しましたが、今日はVBCの高い技術力を再確認できる高機能素材レンジSupersonicコレクションの新作です。
いずれも優れた機能を誇る素材ばかりですが。。。
その優れた機能はなかなか静止画像だとなかなかその全貌をお分かりいただけないのも事実です。
つきましては、ご来店の際にはぜひともじっくり見て、触って、引っ張って、場合によっては霧吹きで水をかけてその全貌をご確認ください😌
もちろん引き続き、お電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも大歓迎で承っております。
気になる素材があってご来店が難しいようでしたらどうぞお気軽にご連絡をくださいませ。
ご来店なしでもお作りいただけるように工夫をします。
では、早速いきましょう。
今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです。
実は。。。
Supersonicは昨日ご紹介したAbito & Giaccaと対に/両表に/W表紙になっているコレクションです。
なので、昨日ご紹介してもよかったのですが、Abito & Giaccaとはかなり方向性/テイストが異なるコレクションなのと一緒にご紹介するとあまりに量が膨大になってしまうのとで2日に分けることにしました。
決して手抜きではありません!
という訳で、今日も全マークを丁寧にご説明していきます。
21μ Natural Stretch Tropical
昨日ご紹介した複数のボディにも見られた、ここ最近VBCが力を入れている「21μの原毛を使うことでやや太番手に紡がれた糸」で織り上げたSuiting(スーティング:スーツ素材)です。
ベースとなる素材は「しっかりとした素材感、豊かな膨らみと弾力性、ヴィンテージ感のあるドライなタッチ」が魅力のトロピカル(平織)素材なのですが、こちらはSupersonicコレクションということでナチュラルストレッチ加工(Polyurethane等の原料を混紡せずにストレッチ性を付加する加工)と撥水加工が施されています。
元々が比較的シワになりにくい素材ですが、テンションを分散してくれるナチュラルストレッチ機能を持っているので抗シワ性が更に向上、ご出張やご旅行のおともにも◎だと思います!
急な雨に襲われる可能性がある、そして会食が多くなるであろうご出張やご旅行には撥水加工も嬉しい限りですよね。
情報によれば世界的にも人気が高いらしい21μ Natural Stretch Tropicalは今シーズンこちらの16マーク展開です。
無地12マーク・柄物4マークともに、スーツとしてはもちろんのこと「ジャケットとボトムスをセパレートしての着用」が可能な色柄なのもナイスではないでしょうか。
複数本数のボトムを作るのも「アリ」かもしれません!
品質は100% Wool(250g/m)です。
21μ Natural Stretch Tropicalの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。
まったくもって。。。
ありそうでなかなかない「ブルーとグレイが絶妙なハーモニーを奏でているミニハウンズトゥース」です。
この繊細なカラーリングは(見本で見るよりも)スーツになった時により一層際立つと思います!
ぜひともヴェリーイングリッシュなスリーピーススーツを作ってみたいです。
具体的には「セミノッチドラペルのシングルブレステッド3ボタンジャケット + シングルブレステッド6ボタンのラペルドヴェスト + 1インプリーツ&ややテイパードシルエットのボトムス」で作りたいです。
間違いなく素敵でしょうね〜〜😉
Natural Stretch Mesh Blazer
ナチュラルストレッチ加工と撥水加工を施したHopsackタイプのトラヴェルジャケット用素材です。
昨日ご紹介したAbito & GiaccaにコンパイルされているMesh Jacketingより目透き感が強めなので通気性は「超抜群」だと思います!
そしてナチュラルストレッチ機能と撥水機能。。。
夏にも着用可能なネイヴィブルージャケットの最適解はこちらかもしれません!
さすがはVBCが満を持してリリースしたニューボディです!
上の明るめのネイヴィブルーと下のダークなネイヴィブルー。。。
皆さんはどちらがお好みですか。
僕は。。。
上でしょうか?
軽快なジャケット、具体的には「シングルブレステッド3ボタン + 3パッチ/アウトポケット + アンンコンストラクテッド仕立て」で作りたいですね。
品質は100% Wool(290g/m)です。
Jersey Collection
実は数年前からVBCはJerseyまで展開しています!
どうやら「進化する老舗」に死角はないようです。
上2マーク:Jersey Mega Stripe。品質は76% Wool + 14% Silk + 10% Linen(280g/m)です。ユニークな色柄ととにかくよく伸びる高いストレッチ性が魅力の逸品です。ぱっと見はJerseyっぽくないのもいいですよね!
中2マーク:Jersey Mouline 21μ。品質は100% Wool(460g/m)です。かなり重厚感があるJersey素材です。波のような山々のような凹凸がとてもスタイリッシュではないでしょうか。僕ならショールカラーのジャケットを作るかも!?
下2マーク:Jersey Rodier Revenge。品質は100% Wool(310g/m)です。きれいなカラーのスムースニットですね。こちらもすご〜く伸びるので縫製が難しそうです汗。
Jersey Collectionの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。
僕はこちらのMega Stripeでアンコンストラクテッド仕立てのロングジャケットを作りたいです。
ガンガン着てクタクタにしたいですね!
Fine Canvas Bistretch
少々ゴム引きのコート素材を思わせるような肌触りを持つ2Way Stretch(縦方向と横方向のストレッチ)素材です。
一見普通のWool素材に見えるとてもユニークな素材だと思います!
品質は91% Wool + 9% Polyurethane(250g/m)、通常は1~3%程度しか混紡されないPolyurethaneが9%も混紡されているので。。。
一般的なWool素材のような見た目、パキッとしたて肌触りに反してスーパー伸びます!!
しかも縦方向にも伸びます!!
このギャップが素晴らしいですよね。
そして、間違いなくすごく快適だと思います。
僕はすごく好きですね〜!
Fine Canvas Bistretchの「僕のイチオシ(というかサンオシ)」は ↓こちら↓ です。
僕はこのグレイ3カラーを巧みに使ったLOUD GARDEN/RYOJI OKADAらしいジャケットを作りたいです!
例えば。。。
上のライトグレイ:カラー(上衿)・胸ポケット・腰ポケット・左右細腹(サイバラ)・左右袖
中のミディアムグレイ:左手側前身頃・右手側後ろ身頃・右手側ラペル(身返し)
下のダークグレイ:右手側前身頃・左手側後ろ身頃・左手側ラペル(身返し)
といったイメージです。
すごくかっこいいと思うな〜〜😎
以上です。
次回も多分VBCになると思います!
乞うご期待ください。
◆本日の一枚◆
3日連続でHELMETの名作群を堪能しましたが、今日はその間に何度か名前を出したROLLINS BANDの強烈な傑作1stアルバムThe End of Silence(1992年作品)を。
本作が大好き過ぎて1992年頃はその当時ハマっていたブルースやニューオーリンズファンクとともに本作を聴きまくっていた記憶があります。
我ながらバランスが悪い感じがしますけれど、好きなものは仕方がない笑。
当時の僕はROLLINS BANDのことを知らない。。。どころかROLLINSといえばSONNYのことが真っ先に頭に浮かびましたが、このジャケットのインパクトとタイトルに惹かれて購入した記憶があります。
中心人物がであるHENRY ROLLINSがROLLINS BANDを作る前に身を置いていたBLACK FLAGのこと自体はもちろん知っていたのですが、音源は持っていなかった(確か興味はあったけれどあまり流通していなかったような記憶があります)し、ハードコアパンクよりもスラッシュメタル派だったこともありまったく詳しくありませんでした。
なので、BLACK FLAGのシンガーだったHENRY ROLLINSが作ったバントという知識は持っていませんでした。
ということは。。。
もし購入したレコード店が本作を目立つ位置に陳列していなかったら出会うのがもっと遅くなった、あるいが出会えなかった可能性があります。
そう考えると実店舗巡りはやっぱり大事ですね!
だって、もし本作との出会いが遅れていたら、なかったら。。。僕にとっては大きな損失ですもの。。。
明日はお休みだし久し振りにレコード店に足を運んでみるかな?
という経緯で入手した本作ですが、その圧倒的なアグレッションとグルーヴに仰天したことをはっきり覚えています。
スゲー!一体このバンドは何を起こしているのか!?という感じでした。
激熱な絶叫系なもののどこかクールで無機質なヴォーカル、苛烈なもののどこかインテレクチュアルなバンド、動と静が絶妙なバランスを成している密かにキャッチーな楽曲群。。。
どれもが最高に好きでした。
本作と次作Weight(1994年作品)の2作は本当に凄まじい傑作です。
いずれもかなりシリアスかつハードな作品なので万人にオススメできる代物ではありませんが、ハード系の音楽がお好きでまだ聴いたことがない方には自信を持ってオススメします。
聴く際にはぜひとも爆音でお愉しみください!!
さすがに店舗ではいつもよりヴォリュームは落としていますけれど笑。
では、決定的な名曲にして本作のオープニングトラックLow Self Opinionのどなたかがアップロードしてくれたミュージックヴィデオをどうぞ。
いつ聴いてもサイコー!
この曲を初めて聴いた時には体中に鳥肌が立ちました!!
29th. Mar. 2023
Ryoji Okada