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Introducing brand new bunch book collection for 2023 Spring/Summer, vol.10: Ermenegildo Zegna

Loud Garden / NBA / Ryoji Okada

 

 

 

 

 

お電話(03-6438-9563)、e-mail(info@loudgarden.com)、SNS(FacebookInstagramのメッセージやコメント等)でのご注文も可能です!

 

 

< News! >

  – 3月/4月/5月の水曜日は14:00-20:00で営業いたします

  – Made-to-order “Skull Hat/スカルハット” debut!

  – “♡ Camo” cotton canvasとデニムのトートバッグ

  – RYOJI OKADA流Forestière/フォレスティエール

  – 渾身のSafari Jacketを作りました!

  – リペア・リメイク(お直し)はしばらくお休みします

  – ロックな “♡ Camo” cotton canvasスーツ

  –  “♡ Camo” cotton canvasのグルカパンツ!

 

 

< Introducing new bunch books! >

  vol.1: Biellesi

  vol.2: Darrow Dale

  vol.3: ISCA by Harrisons

  vol.4: Drago

  vol.5: Ferla / Novara / Drago etc.

  vol.6: Fratelli Tallia Di Delfino

  vol.7: Dormeuil / John Cavendish etc.

  vol.8: John Foster / Woodhead

  vol.9: Marlane / Angelico / Bonotto

 

 

 

 

数日前にMILがECの首位に立ちました🏀

遂に!という感じですね。

連勝は16まで伸びましたし、新戦力のJ.InglesやJ.Crowderはチームをより力強くしていますし、主力のG.AntetokounmpoとJ.Holidy、そしてB.Lopezの調子はかなり良さそうですし、チーム状態は依然としてリーグトップにあるようです。

これで、PO前にK.Middletonが万全の状態に戻れば「NBA制覇も待ったなし!」だと思います。

が、その前にRSですよね。

2位のBOSが今日のBKN戦に勝利して、もし明日のPHI戦にMILが敗れるとまた2位に陥落してしまいます。

ECの首位でRSを終えるためにも、チーム状態を更に上げるためにも、EC3位のPHIに力の差を見せつけるためにも。

明日も勝つ🔥

Go! BUCKS!

 

 

 

 

ところで。

「遂に」といえば。

昨日に引き続き新作バンチブックのご紹介をしたいと思います。

もうすぐまたオーダーシャツ用の新作素材が大量入荷するのですが、その前に1冊でも多くのバンチブックをご紹介せねば!と必死です(笑)。

明日もご紹介できるといいのですが。。。

それはともかく。。。

10回目の今日はLoro Piana/ロロピアーナとともにイタリアンミルの最高峰、つまり世界最高峰に君臨するErmenegildo Zegna/エルメネジルドゼニアの新作をご紹介します。

何度か、「次回はErmenegildo Zegnaを」と書いたと思いますし、実際にそう思っていたのですが、なぜかなかなか実行に移せませんでした(汗)。

が、遂に時はきました!!

ぜひともErmenegildo Zegnaの絶品コレクションをご堪能ください!

ところで、以前にも書いた通りErmenegildo Zegnaは諸般の事情というか大人の事情というか、色々ありましてA WORKROOM時代から積極的には取り扱ってきませんでした。

積極的に取り扱わなかったのは、A WORKROOM時代からUK素材の人気が高かったこともありご要望をいただくことがあまりなかったというのもりますけれど、はやはり「事情」の方が大きいでしょうか(笑)。

もし「事情」の詳細を知りたい!という方がいらっしゃいましたらぜひとも店頭でお尋ね下さい😌

そんなErmenegildo Zegnaですが、2022 Spring/Summerシーズンから、つまり1年前からから「Ermenegildo Zegnaのコレクションが単独で収録されているバンチブック」の手配を始めました。

複数のイタリアンミルで構成されたバンチブックにErmenegildo Zegnaの素材が収録されていたことは今までにもしばしばありましたけれど、単独収録のバンチブックとなるとどうでしょう。。。超久し振り。。。というよりもLOUD GARDENをオープンさせてから初めてだったかもしれません!

なので、僕もすごく入荷を楽しみにしていたのですがやっぱり素晴らしかったです。

webで見たり、この業界にいる数少ない友人の店舗で見せてもらったりしているためコレクション概要は少なからず知ってはいたのですが、やっぱり現物を手元に置いてじっくり見て触るとと全然違いますもんね。

今日ご紹介するのは単独収録のバンチブックを取り扱い始めて3シーズン目となるErmenegildo Zegnaの新作です。

果たして半年振りの新作の内容はどうでしょうか!?

早速ご紹介します!

 

 

 

 

今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです!

 

 

Ermenegildo Zegnaをフルコレクション揃えるとなるとかなり膨大な量になりますので今シーズンもひとまず1冊、「いいところ取り」をしたバンチブックを手配しました。

具体的には、15 MilMil 15、Traveller、Cool EffectといったErmenegildo Zegnaを代表するクオリティとジャージー素材がナイスバランスでコンパイルされた1冊です。

「さすがZenga!」な極めて充実した素晴らしいコレクションに仕上がっておりますのでご来店の際にはぜひともじっくりと時間をかけてご覧になってください!

もちろん引き続き、お電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも大歓迎で承っております。

気になる素材があってご来店が難しいようでしたらどうぞお気軽にご連絡をくださいませ。

ご来店なしでもお作りいただけるように工夫をします😊

では、今日も気合を入れて全マークをご紹介しましょう!

今回もまた皆さんが「おっ!?」と心惹かれるナイスな素材がありますように!

 

 

 

 

まずは高品質素材だけを生産しているErmenegildo Zegnaの中でも最高級との誉れ高いSuiting(スーティング:スーツ素材)):15 MilMil 15です。

 

 

 

15μ(マイクロン)という極細の原毛を使用していることから名付けられた超絶に高級なコレクションです。

Ermenegildo Zegnaは「Super表記」を嫌います(例えば、Super 130’sと表記してしまうと他のSuper 130’s表記をしている有象無象と同じクオリティだと思われてしまう恐れがあるため。。。だそうです)ので、この素材にもSuper表記はありません。

が、仮に15μ原毛をSuper表記で表現するとSuper 170’sに該当します。

この業界では細番手糸を使用した素材をSuper Fineという言葉で表現しますが、こちらだったらどうでしょう。。。

Extremely Super FineとかUltimate Super Fineといった言葉を使いたくなりますね!

その品質の素晴らしさは触っていただければ「瞬時に」お分かりいただけると思います。

しなやかにしてソフト、そして超上質なシルクのようななめらかさととろみ。。。

King of Zegnaという異名をとるのも納得のボディです。

ぜひともご来店の際には実際に触ってみて下さい。

品格あふれる光沢も白眉です!

ちなみにLOUD GARDENではまだ承ったことがないのです(汗)が、この素材で仕立てた先輩のスーツは見たことがあります。

惚れ惚れするほどの美しさでした!

品質は100% Wool(220/230g)です。

上画像:深くてシックでオーガーニックなニューカラー2マーク(上2マーク)を加えた無地/無地系コレクションです。

下画像:エレガント極まりない柄物です。ほとんどがブルー系という潔さが堪らなく好きです!

 

 

 

15 MilMil 15の「僕のイチオシ(というかサンオシ)」は ↓こちら↓ です。

 

 

 

上画像は無地のニューカラー2マークです。

上が深〜〜〜いグリーンです。

そして、下がこれまた深〜〜〜いブラウンです。

どちらも素晴らしいカラーではないでしょうか。

このどちらかでモダンクラシックなスリーピーススーツを作ってみたいです。

それから、今月初旬にグリーンのスーツをイメージなさってご来店になったけれどブラウンで決まったY様にもご覧いただかなくては!

下画像は、美しいブルーと繊細な組織変化で作ったシャドウストライプが素晴らしい逸品です。

色柄だけでも素晴らしいですが、15 MilMil 15です。。。。

強烈に猛烈に憧れます!

LOUD GARDENが15周年を迎えられたら。。。とか

僕が60歳になった時に。。。とか。

節目を迎えた時に自分へのご褒美として作りたいですね。

オーセンティックなシングルブレステッドの2ボタンスーツを作ってみたいです。

いつか。。。

必ず!!!

絶対に!!!

作ります!!!

 

 

 

続いてTravellerです。

 

 

 

 

Travellerはその名の通り移動や出張の多いビジネスパーソンに向けて開発された素材で、「強撚糸使いによる反発力の強さ」に由来する「抗シワ性が非常に高い」「シワの回復が極めて早い」という特性を誇るErmenegildo ZegnaのベストセラーSuitingです。

「シワになりにくい」「移動の多い方に最適」といったワードを至るところで目にする昨今ですが、その元祖に近い存在がこのTravellerです。

それが証拠に、僕がGIEVES & HAWKESのデザイン/企画をしていた時(27年くらい前から21年くらい前の期間?)には頻繁にイデアビエラとかプルミエールヴィジョンといったヨーロッパで行われる素材展に出かけていたのですが、その頃からTravellerはあったような気がします。

また、「世界最高峰の高級毛織物産地」であるビエラ地区で当時から高機能素材を取り扱っているミルはほとんどなかったように思います。

当時は機能性を「邪道」と捉える風潮もあったような。。。

あの時代に機能性を高らかに謳っていたのはTrabaldo TognaのナチュラルストレッチとこのTravellerくらいだったと記憶しています。

Ermenegildo Zegnaを愛するダンディなT先輩が出張後に「岡ちゃん、Travellerはやっぱりいいわ!」とよく自慢していた旧き佳き思い出も蘇りますね〜!

*色々と記憶違いがあったらすみません(汗)

いずれにしても、世界中のアパレル企業やテイラーが長きに渡ってフューチャーし続けている事実、つまり世界中のビジネスパーソンから長く支持されているという事実はTravellerが誇る機能性の高さを明確に証明していると思います。

もちろんこの素材の素晴らしさは機能だけではなく、最上級原料しか使わないErmenegildo Zegnaならではの高い品質にもあります。

優雅な光沢、しっとりとした滑らかな肌触り、そして繊細な色柄とたくさんの魅力が詰まった逸品です!

品質は100% Wool(250g)、15 MilMil 15同様にFour Seasonsタイプのボディです。

上画像:上品かつ洗練された柄物です。

中画像:バーズアイやシャークスキン等、クラシカルな織柄の無地です。

下画像:完全な無地です。1番下はブラックでその上はミッドナイトブルーです。

 

 

 

Travellerの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

 

上画像はブリティッシュ風味あふれるストライプです!

財政的な余力があれば2カラーとも同デザインで作りたいです。

もちろんブリティッシュスタイルのスリーピーススーツですよね!

具体的には「セミノッチドラペルのシングルブレステッド3ボタンジャケット + シングルブレステッド6ボタンのラペルレスヴェスト + 1インプリーツ&ややテイパードシルエットのボトムス」といった感じです。

間違いなく素晴らしい仕上がりになるでしょう!!

が、しかし、無論のこと、財政的な余力はないので(笑)、作るとしてもどちらか1カラーになります。。。

どちらかならばネイヴィブルーかな!?

皆さんはどちらのストライプがお好きですか??

下画像は美しいブルーグレイのシャークスキンです。

人生で初めて作ったスーツがシャークスキン(だったはず)なので、かねてより原点回帰でいつかシャークスキンのスーツをもう一度作りたいと思っていました。

ですが、その時と同じライトグレイでは能がないよねぇ。。。とも思っていました。

しかし、これならバッチリですよね😉

原点回帰とはいえ、デザインは現在進行形でいきたいです。

具体的には、最近お気に入りの「ワイド巾ピークトラペル&シングルブレステッド1ボタンのジャケット + ダブルブレステッド8ボタンのラペルレスヴェスト + 2インプリーツ&テイパードシルエットのボトムス」がいいでしょうか!?

 

 

 

次はCool Effectです。

 

 

 

Cool Effectは「温暖化が進む世界に生きるすべてのビジネスパーソンに過酷な夏を少しでも快適に過ごして欲しい」というErmenegildo Zegnaの熱い想いを実現させるために独自開発した「太陽光を反射させる特殊トリートメント」を施した素材です。

そのトリートメントを施した素材は表面温度を約10度も低くするという実験結果が得られています。

加えて、強撚糸で織り上げているため耐久性に優れると同時にしなやかな光沢にも恵まれているのも魅力です。

ウエイトも200g前後(それぞれのウエイトは店頭でご確認ください)と超軽量、盛夏にスタイリッシュなビジネススタイルを装うのにこれ以上の素材は存在しないと思います!

上画像:柄物です。1番上と下3マークがトロピカル(平織組織)素材でそれ以外がツイル(綾織組織)素材になります。ちなみに、先にご紹介した15 MilMil 15とTravellerはすべてツイル素材です。

下画像:無地5マークです。こちらはすべてトロピカル素材です。

 

 

 

Cool Effectの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

ジャージー素材以外は全コレクションかなりシックな色柄のErmenegildo Zegnaですが、こちらは少しパンチが効いていますよね!

なので。。。

大好きです😎

こちらならばモダンなデザイン、あるいは少しカジュアルなデザインで作っても良さそうですね!!

 

 

 

最後はジャージー9マークです。

 

 

2019年にZegnaグループの傘下に入ったDondi Jerseyとコラボレートしたコレクションです。

( Dondiではなく)Ermenegildo Zegnaの名を冠してあるだけあってとてもシックな「顔」に仕上がっていると思います。

上の4マークはどちらかといえば真冬を除いたオールシーズン向けのコットン系ジャージーで、下の5マークはオールシーズン(日本では盛夏をのぞく3シーズン)向けのウールコットンジャージーです。

いずれもジャケットを作るのが「正攻法」ですが、イージーパンツ仕様やジョガーパンツ仕様のボトムスを作ってもナイスだと思います。

上2マーク:55% Linen + 45% Cotton(310g/340g)のグレンチェックです。伸縮性に乏しいといわれるリネンを使ったジャージー素材とは「さすがErmenegildo Zegna!」だと思います。リネン混紡由来の通気性、清涼感、カジュアル感、豊かな発色に恵まれると同時にジャージーならではの伸縮性と快適性に富んでいる訳ですから素晴らしいの一語ですよね!伸縮性に富んでいるということはシワになりにくいことも意味するので、「リネンはシワがちょっと」という方にもオススメできると思います。リネン混紡ではありますが、Ermenegildo Zegna目線だとこちらもオールシーズン扱いになります😊

上から3番目/4番目:87% Cotton + 13% Polyamide(330g/360g)の無地です。ダブルフェイス素材なので裏と表を巧みに使った1着を作るとナイスかもしれません!

上から5番目/6番目:62% Wool + 38% Cotton(400/440g)の無地です。かなりしっかり打ち込んだジャージーですので頼りなさ皆無なのが魅力です。それでいてしっかり伸びるのが嬉しいですね。もちろんデニム風の「顔」もウリです!

上から7番目/8番目:79% Wool + 21% Cotton(380g/420g)の無地です。一見すると普通の100% Wool Suitingに見えるのがいいですよね!この2マークはスーツを作るのが「正解」かもしれません。

1番下:63% Wool + 37% Cotton(390/430g)のグレンチェックです。大人っぽい落ち着いたカラーがなんともシックな逸品だと思います。

皆さんはどのジャージーがお好みですか?

 

 

 

ジャージーの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

まずもってシャープなブラック&ホワイトがとってもナイスですよね!

そして、潔く2カラー使いにしているのもナイスだと思います!!

多色使いをするとどうしてもエレガンスが減退しますから。

僕は部屋着以外のジャージーアイテムをほとんど所有していないので、そしてたくさんのお客様から「やっぱりジャージーは楽だよね〜〜!!」というご感想をいただいているので常々「一度は作ってみなきゃ」と思っている(つまり、まだ一度も作ったことがありません汗)のですが、どうやら最良の候補が見つかったようです。

軽快にパッチ/アウトポケットで作るのが王道だと思いますが、天邪鬼なので敢えてドレッシーなダブルブレステッドで作ってみたいですね😎

ボタンはアンティークショップで調達したメタルボタンにしたいですね!

 

以上です。

 

次回はちょっとだけ趣向を変えてLining用の新作をご紹介したいと思います!

乞うご期待ください😉

 

 

 

 

◆本日の一枚◆

 

 

引き続きTHE GROOVERS音源を!

やっぱりめちゃめちゃかっこいいのでなかなかやめられません(笑)。

中毒性も極めて高い、危険なバンドですよね〜!

という訳で今日は、20世紀にリリースされたTHE GROOVERS音源の中では僕が一二を争うくらい好きなTrinity(1999年作品)です。

少しキャッチーな面を強調した前作から一転、かなりソリッドでシャープでハードで硬派なR&Rがずらりと並ぶ会心作に仕上がっています!

全曲が優れているけれど、個人的には3. The Monnshiner、4. 放浪の運命、6. Good Night, Sleep Tight、7. 狼狽えない男、8.言いようのないブルーズ、10. 極上ブギーが特に気に入っています!

さあ、今日もガツンと気合が入ったので頑張っていこうと思います。

皆さまのご来店を心より御礼を申し上げます。

 

 

 

 

では、どなたかがアップロードしてくれた 2. 狂おしきこの世界のミュージックヴィデオをどうぞ。

 

 

この曲も素晴らしい仕上がりですよね!

 

 

 

 

4th. Mar. 2023

Ryoji Okada

 

 

 

 



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