今日から始まるDとの3連戦@バンテリンドームですが、首脳陣は先発ローテーションをマイナーチェンジして臨むようです⚾️
具体的には「九里投手 → 森下投手 → 森投手」で臨むようです。
九里投手と森下投手の順番を入れ替え、3戦目は野村投手ではなくプロ入り初先発のドラフト2位ルーキー森投手に託すようですね。
前者は今季の九里投手とD打線の相性および前回登板の球数(九里投手が少なく森下投手が100球超え)を考えてのことのようです。
後者はどうなんでしょう。
「後ろに野村と薮田を待機させるので初回から飛ばしていけ!」といった趣旨ですかね。
このマイナーチェンジが成功するかは分かりませんが、追いかける立場ですからあれこれ工夫して臨むのはいいことだと思います。
森投手もね、大学野球と社会人野球を経てドラフト2位で入団している訳ですから、つまり即戦力/先発ローテーションの一角を担って欲しいくらいの期待されて入団している訳ですから、初先発は遅いくらいですもんね!
もちろんそれを最も分かっているのはきっと森投手本人に違いありません。
きっとマウンドで躍動してくれることでしょう。
とにもかくにもCS進出には勝ち続けるのみ!!
今日も勝つ🔥
ところで。
「一角を担う」といえば。
今日も魂を込めて新作バンチブックのご紹介を!
今週もまた何冊か入荷する見込みなので未紹介のバンチブックは増える一方。。。
なので、ここら辺で一気に複数冊を!といきたいところですが今日も一冊だけ(汗)。
というのも、一度に2冊ご紹介しようかな?と候補に挙げた2冊をじっくり見てみたら。。。
やっぱりすごく充実しているんですよね。。。
ということで、今日はそのうちの1冊をじっくりとご紹介しようと思います。
して、その1冊とは!?
Loro Piana/ロロ・ピアーナおよびErmenegildo Zegna/エルメネジルド・ゼニアとともに世界3大ミル(毛織物工場)の一角を担う存在として世界中のビッグメゾンやトップテイラー(注:LOUD GARDENを含む😎)から高い評価を得ている、そして、そのとってもハイクオリティかつクリエイティヴィティに富んだコレクションがすご〜く僕好みなFratelli Tallia Di Delfino/フラテッリ・タリア・ディ・デルフィーノ(以下TDD)の新作です!
TDDは1903年イタリアのビエラ地方Strona(ストローナ)に発祥した100年以上もの歴史を誇るイタリア屈指の最高級テキスタイルメーカーです。
その最大の特徴は「高級織物」しか生まれえないその生産背景にあります。
具体的には豊富な水資源により古くから繊維・織物産業が根付いてきた環境の中で「梳毛織物においてはSuper 120’s ~ 200’s(17.5 ~ 13.5μ*)のみを扱う」など常に最高級原料を使用して、最新設備と伝統技術に基づいた一貫体制の下でTDDの生産は行われています。
世界中から熱い支持を集めている「繊細な表現」はこの生産背景の賜物といえます。
また、イタリア屈指との誉れ高いクリエイティヴチームが担当するデザインも特徴的で、毎シーズン「歴史に裏打ちされたクラシックな感性」と「時代を引っ張っていくという高い志」が絶妙なバランスで融合されたコレクションをリリースしております。
2008年にはMarzottoグループの傘下に入り、これまでに培ってきたレガシーはそのままにスケールメリットを獲得することでエコフレンドリーな新機軸を打ち出すなど更なる躍進を遂げてますます存在感を増しているところも見逃せません!
このDiaryでも何度か書きましたが、僕はTDDの工場に2回ほど足を運んだことがあるのですが素晴らしい環境と最新鋭の設備に感動した記憶があります。
そういえば、最初に行った時に泊まったホテルは素晴らしかった記憶もありますね。
またいつかビエラ地区を訪れる機会に恵まれるといいなぁ。
能書きはほどほどにして早速ご紹介しましょう!
*μ=マイクロン
今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです!
スーツ素材を合計70マーク収録した極めて優れた内容の極上バンチブックです!
生き残りと存亡をかけたシーズンなので今回は特に様々な注意を払って写真撮影をしているつもりではありますけれど、それでもやっぱり写真よりも実物の方がより素敵に見えると思います😊
つきましては、ご来店の際にはぜひともじっくりとチェックをしてみて下さい!
もちろん、お電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも可能ですので「Honey Way Flannel 350のストライプ2マークのもう少し質感が分かりやすい写真が見たい!」とか「これに近いチェックでmade in Englandの素材はある?」とか「良さそうなのでこれで前回と同じスーツを作っておいて!」といったご質問やご要望がありましたらどうぞお気軽にお申し付け下さいませ。
それでは、昨日と同じように冒頭から「複数素材を撮ったグループ写真」と「グループ写真の中で僕が最もオススメしたいイチオシ素材」を1セットとしてご紹介していきます😊
まずは「時代を超えていく傑作」をコンセプトに今秋デビューしたMonumentシリーズの17 Double Warpから!
「TDDのベストセラークオリティNapoliにも採用されている17.0μの超細番手糸を使用した経糸(タテイト)」を「ダブルセット」という特別な技法を用いて織り上げたニュークオリティです。
糸番手を太くせずに経糸をダブルセットすることで「エレガントな高密度」を表現したモダンレトロな素材ですね。
具体的には、肉感やハリコシは旧き佳き英国素材の世界観をまといながらも美しさやなめらかさは17.0μ糸ならではの優雅さを誇る「相反する要素を兼ね備えたラグジュアリーなコレクション」といったところでしょうか。
手にしていただければそのしっかりとした厚みとしっとりとした高級感あふれる質感が堪能できると思います!
そして、とてもユニークなアイディアの素材だと思います!
さすがはTDD。
品質は100% Super 130’s Wool(330g)です。
「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。
豊かなヴィンテージテイストを感じさせるグレイッシュブラウンのグレンチェックです。
ワインレッドのウインドウペーンがとっても効いていますよね!!
僕はこの素材でクラシカルなスリーピーススーツが作りたいです。
絶対にかっこいい1着になると思います。
続いて、同じくMonumentシリーズのOld Sartoriaです。
もし「これ、ヴィンテージ素材です!」と紹介されたら「そうなんだ!やっぱりヴィンテージは違うよね」とプロフェッショナルの僕でも騙される可能性が高い極めてクラシカルなニュークオリティです。
これだけの要素が揃っていたら、具体的にはしっかりとした打ち込み、スードライなハンドリング、410gのヘヴィウエイトが揃っていたら騙されますよ、きっと😎
それはともかくとして、こちらは本当に素晴らしい、ロマンあふれる逸品だと思います。
Honey WayシリーズのFlannel 350とともに今回の個人的な「目玉」です。
実はこの素材、少し前に現代を代表するメゾンが「復刻」させたクオリティをベースに生まれたそうです。
なるほど、それゆえのこだわりてんこ盛りなのですね。
納得です。
品質は100% Wool(410g)です。
「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。
この画像からも、裁ち鋏を入れたらザクザク切れそうな「素材感」が伝わるのではないでしょうか?
いやはやすごくいい素材です!!
僕はこの素材で色気あふれるクラシックスタイルのスリーピーススーツを、具体的には「ピークトラペルの1ボタンジャケット」「ダブルブレステッドヴェスト」「2インプリーツのテイパードボトムス」といったスタイルのスリーピーススーツを作ってみたいです。
ライニングはあれですね、やっぱり “♡ Camo” silk c/# BGRがいいかな〜〜!
次に無地のフランネルを。
上の4マークが昨秋デビューしたHoney WayシリーズのFlannel 350で、1番下が定番クオリティのフランネルです。
品質は前者が100% Wool(350g)で後者が100% Wool(290g)です。
Honey Wayシリーズについて簡単に復習してみましょう!
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通常のフィニッシング工程には少なからぬ化学薬品が使われますが、TDDはその経験と最新の技術を駆使して「蜜蝋によるフィニッシング」に成功、環境に配慮しながらも高級感のある滑らかなタッチの素材を生み出しました。
更に最新設備の導入によって使用する水の量を通常の約半分にすることにも実現、人体にも自然にも優しいクオリティが誕生しました。
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そんなHoney Wayシリーズのフランネル無地が上の4マークです。
「エコフレンドリー/サステイナブル素材ならではのオーガニックな風合い」と「ブリティッシュフランネルを彷彿させるようなボディ」、そして「驚くほど柔らかでありながらもしっかり引き締まったタッチ」が魅力の逸品です。
TDDのリリースには「クラシックでラグジュアリーな究極のフランネル」とあるのですがそれも納得の仕上がりだと思います。
また、Honey Wayシリーズではありませんが、1番下のパープルも「密かにかっこいい」ですよね😉
17.0μの極上原毛を使ったメランジ糸で織りなす上品なカラーリングがいかにもトップイタリアンミルTDDの仕事だと思います!
「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。
1番上のブラウンです!
TDDならではの深みのあるブラウンが最高にかっこいいと思います!!
素材の温かみを活かしてゆったりサイズのスーツを作っても素敵には違いないですが。。。
僕ならスポーティな仕様・デザインでジャストサイズで作りたいかな?
具体的には「毛芯・肩パッドなし」「シングルブレステッド3ボタン1つがけ」「ややワイド目のノッチドラペル」「3パッチポケット」「ノープリーツの細めパンツ」といった感じでしょうか。
ボタンはナットボタンにしてもいいかもしれませんね!
あるいはレザーボタンも悪くないかな???
柄物のフランネルです。
こちらは上2マーク(ストライプ)がHoney Way Flannel 350:100% Wool(350g)で、その下4マークがHoney Way Flannel 320:100% Wool(320g)、1番下(グレンチェック)が定番クオリティのフランネル:100% Wool(250g)です。
Honey Way Flannel 350はひとつ上の無地と同じクオリティ、Honey Way Flannel 320はよりソフトな仕上がりが特徴的です。
このグループはですね。。。
どれも素晴らしく素敵なんですよね!
なので、ご来店の際にはぜひとも見逃さずにじっくりチェックしていただきたいです!!
この「集合写真」だと上から3番目と4番目は柄の全貌が分かりにくいですしね。。。
それはともかくとして、いずれも超オススメです!!!
「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。
どうしても1マークに絞れませんでしたのでこちらの2マークを「イチオシ」とさせて下さい!
絶妙なカラーリング、かなりワイド:4.5cmピッチのチョークストライプ、丹念に施された美しいミルド(起毛)加工、そして、Honey Way Flannelならではの豊かな風合い。
サイコーです!!
どちらも超作りたいです。。。
でも、2着は無理なので作るとしたら上のグレイかなぁ???
エレガントなダブルブレステッドのスーツが作りたいですね。
皆さんはどちらがお好ですか?
Napoli Classicです。
TDDのアイコン的コレクションであるNapoliのクラシックラインです。
具体的にはNapoliと同じ17.0μという究極のウール原料を採用しながらも、TDDの膨大なアーカイヴに存在したかつてのNapoliとほぼ同じ設計で織り上げられたモダンレトロな傑作です。
「Napliと比べてやや太めの糸で織られていることによりブリティッシュ素材のような表情がありながらもタッチは極めてラグジュアリー」という、TDDのこだわりのモノづくりを象徴するようなクオリティに仕上げられています。
品質は100% Super 120’s wool(300g)です。
こちらのグループはクオリティもさることながら、色柄までもブリティッシュ調なのがいいですよね!
太めのチョークストライプとワイドなヘリンボン、どちらもとってもダンディだと思います。
MonumentシリーズのOld Sartoriaだとちょっとハード過ぎるかな?という方にはこちらをぜひともオススメしたいですね!
「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。
変形ヘリンボンの地組織、ランダムドット調に入ったストライプ、2.4cmのクラシック巾。。。
ヴィンテージ感あふれる「顔」がすごく魅力的な素材だと思います!
僕はこの素材でヴェリーブリティッシュなスリーピースを作りたいです。
最後にTDDの世界的定番クオリティNapoliを!
名うてのビスポークテイラーが集う街としてSavile Rowと並び称されるNapoli。
その聖地に相応しい「上質で仕立て映えのする最高級の生地」を提供するという役割を100年以上に渡り担ってきた歴史や哲学を宿すTDDのベストセラー素材がこのNapoliです。
17.0μという究極のウールのみを使用したFour Seasonsタイプ(日本においては盛夏をのぞくオールシーズンタイプ)のツイル(綾織)組織で、品質は100% Super 130’s Wool(260/270g)です。
ご覧の通り、高級感あふれる優雅な佇まいと色気のある色柄が魅力です。
そして、これまたご覧の通り、無地はもちろんのこと柄物もクラシカルからファンシーまで、豊富なヴァリエーションをご用意しております。
優雅でラグジュアリーで大人の色気に満ちたスーツをお探しの方にオススメです😉
「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。
キリッと端正なミディアムグレイにヴィヴィッドなブルーのストライプ!
文句なしにかっこいいですよね!!
モダンクラシックなスリーピーススーツが作りたいです。
以上です。
明日は新作バンチブックのご紹介はお休みする確率が高いです(汗)。
が、もしお休みしても金曜日にはまたご紹介するつもりですの乞うご期待下さい!
◆本日の一枚◆
引き続き僕が愛するTHE NEVILLE BROTHERSの作品を。
おととい聴いたMitakuye Oyasin Oyasin/All My Relations(1996年作品)と昨日聴いたValence Street(1999年作品)についてはやや辛口な感想を書いてしまいましたが、それも「愛」ゆえであります!
そして、上記2作の後にリリースされた本作Walking In The Shadow Of Life(2004年作品)が素晴らしかったゆえであります!!
おとといから書いてきた経緯もありますので正直なところ、そこまで期待して購入した訳ではないのですが、いきなり超重厚&ご機嫌なファンクWalking In The Shadow Of Lifeがスピーカーから流れてきた時は「おおおおお!これは!!!!」とびっくりして狂喜乱舞したものです。
以降の2. Poppa Funk → 3. Can’t Stop The Funkの流れもナイス過ぎて「遂に俺たちのネヴィルズが帰還したぜ!」と誰かに伝えたくなりました。
が、周りでTHE NEVILLE BROTHERSが大好きという友人・知人がいなかったのでDiaryで大騒ぎしただけでしたね(笑)。
そてはともかくとして、今聴いてもかなり素晴らしい作品です。
本作が実質的なラストアルバムになってしまったのは少し残念ですが、最後に会心作を残してくれた!と思えばよかったのかもしれません。
では、どなたがアップロードしてくれた動画/オフィシャルではない動画ですが、4. Ball Of Confusion (That’s What The World Is Today) を披露したTVプログラムでのプロモーションライヴをどうぞ。
ナイスカヴァーですよね!
6th. Sep. 2022
Ryoji Okada