日本シリーズがかなり熱いのとカープが新体制に移行するのとで10月末になってもNPBに軸足を置いている僕ですが、もちろんNFLとNBAもチェックしております!
NFLはすでにWeek 8に入っているのですがかなりの地殻変動というか、世代交代というか、PHIが全勝だったりNYGとNYJが勝ち越していたりとかなり意外な順位となっています🏈
下馬評が高くて順調なのはBUF、KC、BAL、CINあたり、いずれも才能あふれる若いQBを擁するチームなのが面白いですね。
一方SBを制したことがあるヴェテランQBが率いるDEN、TB、GBは低空飛行が続きます。
既に折り返しに近いところまできていますからR.Wilson、T.Brady、A.Rodgersの巻き返しに期待したいです!
NBAまはまだ始まったばかりですが、僕が応援する2チームはやや明暗が分かれ気味のスタートといった感じになっています🏀
具体的には、MILがチーム「第2の男」K.Middletonと新戦力J.Inglesを欠いた状態ながら開幕3連勝を飾った一方で昨シーズンとは異なるチーム作りをしようとしているDALは苦労しているように見えます。
MILは「完全体」になった時が楽しみですし、DALはまあもう少ししたらチーム状態が上がってくるでしょう。
さて、今日はいよいよ日本シリーズ第6戦が行われます!
長く熱戦を見たい!という気持ちからここ2試合はBuを応援していたのですがここからはどうしましょう??
こうなれば。。。
引き続き熱戦を見たいので今日明日は1勝1敗で36年振りの第8戦に期待しようかな?
という訳でどちらも頑張れ!
ですね!!
ところで。
「引き続き」といえば。
今日は昨日に引き続きバンチブックJacket & Trousersをご紹介します!
昨日は左列を全マークご紹介したので今日は右列を!
一部だけ出ている品切等を除いて全マークご紹介します。
今日ご紹介する左列もかなり濃厚、例えば「Recycle Woolを使用した国産ツイード」も収録されていますのでご来店の際にはぜひともじっくりご覧になってください。
もちろん引き続き、お電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも大歓迎で承っております。
気になる素材があってご来店が難しいようでしたらぜひぜひお気軽にご連絡をくださいませ。
ご来店なしでもお作りいただけるように工夫をします😊
今日もまた皆さんが「おっ!?」と心惹かれるナイスな素材がありますように!
Marlane
Marlane/マルラーネの新作はジャージー素材のような快適で軽快な着心地が特徴のLounge Jacketコレクションです。
(編み物ではなく)織物でサラッと羽織れるジャージー感覚を追求した素材のため、「抜群の快適さ」とともに「素材の安定感」と「ドレッシーな雰囲気」を併せ持つことに成功している見事な素材ばかりです。
さすがはMarlane!といったところでしょうか。
上2マーク:43% Wool + 33% Viscose + 22% Polyester + 2% Polyurethane(360g)の凹凸あるざっくりとした織がスポーティなJacketing(ジャケッティング:ジャケット素材)です。爽やかで端正なネイヴィブルーがとっても洗練されていますよね!
中2マーク:60% Wool + 19% Polyamide + 10% Cotton + 9% Viscose + 2% Polyurethane(290g)の5者混紡Jacketingです。やや荒目の織柄がオーガニックな印象でとてもいい感じではないでしょうか。上がダークブラウン/テラコッタで下がベイジュです。
下から2番目:38% Wool + 24% Cotton + 18% Viscose + 12% Polyamide + 6% Linen + 2% Polyurethane(290g)と、「驚きの6者混」Jacketingです。ややツイーディな「顔」とキレイなブルーグラデーションがとても素敵な素材です。
1番下:50% Wool + 40% Cotton + 10% Linen(290g)とのハウンズトゥースです。リネン特有のスラブヤーンがこの素材を表情豊かにしてくれています。他の5マークが4者混、5者混、6者混とかなり凝った混紡をしているのでこの素材は「3者混か。まあ普通かな?」と思ってしまいがちですが、ウール&コットン&リネンの3者混は相当レアなので僕は大変興味深いです!
1番下以外はPolyurethaneを混紡していますのでかなり高いストレッチ性を持っているのも特徴でしょうか。
ちなみにMarlaneとは ↓このようなミル↓ です。
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Marlane(マルラーネと読みます)は1952年創業のMarzottoグループに属する中高級テキスタイルメーカーです。
イタリアのビエラ地方にコントロールオフィスを持ち、Marzotto本体とは一線を画し同じく傘下のGuabelloやSondrioとともに独立運営されています。
上品な艶と独特のソフト加工による柔らかな風合いを特徴に持つSuper 100’S〜120’SのウーステッドSuitingが主戦力ですが、昨今では強力なストレッチ素材やエコフレンドリー素材といった今日的な素材も多く手がけています。
比較的リーズナブルなプライスも魅力のひとつです。
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Marlaneの「僕のイチオシ(というかニオシ)」は ↓こちら↓ です。
上の無地ダブルブレステッドのジャケットを下のハウンズトゥースでボトムスを作りたいですね。
その際にはシャツもネクタイもソックスもシューズもすべてブルーでまとめたいです!
いずれもリネンが入っているからという訳でもないのですが、GW前くらいまで余裕で着用できそうなクオリティなのもいいですよね😉
Sustainable Woolen Tweed Jacket
不要になったニットなどのウール製品を回収し、そこから紡いだ糸を織物として再生させたサステイナブルな国産ツイードです。
製品の回収、紡績、製織はそれぞれの分野で国内をリードする尾州(日本における毛織物の産地です)の企業が担うことで、リサイクルウールが持っていた色の再現性や風合いといったクオリティ面の課題を完全に克服したこの時代にこそふさわしい傑作です。
毛織物の生産技術は世界でもトップクラスとの評価を受ける尾州の企業が共同で研究開発して生み出した!というストーリーもとっても夢があると思います。
尾州はもう8年くらい行っていないけれどまた行ってみたくなりました!
Jacketingとしては最もリーズナブルなCランクというプライスも嬉しい限りです。
リサイクル素材って手間がかかるので割高になるのが一般的なんですけれど。。。
その点でも素晴らしい!!
上2マーク:69% Wool + 16% Polyamide + 14% Polyester + 1% Acrylic(360g)のグレンチェックです。これは素晴らしい!と一見して思いました!!
中2マーク::70% Wool + 26% Polyester + 3% Polyamide + 1% Acrylic(360g)のウインドウペーンです。クリエイティヴなカラーリングがとってもナイスだと思います!
下2マーク::72% Wool + 23% Polyester + 4% Polyamide + 1% Acrylic(360g)のハウンズトゥースです。定番的なツイードジャケットを作るのにもっていこいな色柄ですよね。
Sustainable Woolen Tweed Jacketの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。
このグリーン!
最高にかっこいいですよね!!
やや大きめのグレンチェックも素晴らしくナイスではないでしょうか。
僕はこのツイードでサファリジャケットあるいはミリタリーテイストあふれるダブルブレステッドジャケットが作りたいです。
Redaelli
数多くのメゾンが愛用するイタリアの名門ヴェルヴェット/コーデュロイメーカーRedaelli/レダエリのコーデュロイ&ヴェルヴェットです。
Redaelliはヴェルヴェットやコーデュロイで世界的な名声を得ていた最高級ヴェルヴェット/コーデュロイメーカーNiedieckの受け入れ先であり、その世界最高峰のファクトリーで織りなすヴェルヴェットとコーデュロイは「一級品」の折り紙付きです!
上10マーク:99% Cotton + 1% Polyurethane(330g)太畝コーデュロイです。豊かなストレッチ性と優雅な毛並み、そして、美しいカラーが魅力の極上コレクションです。皆さんはどのカラーがお好きですか?
下4マーク:100% Cotton(360g)の細畝コーデュロイ(上)と100% Cotton(360g)のヴェルヴェットです。ヴェルヴェットは上からブラック、ネイヴィブルー、ワインレッドです。ワインレッドのヴェルヴェットジャケット。。。いいですよね〜!
Redaelliの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。
美しいパープル/ラヴェンダーカラーのコーデュロイです!
僕はこの素材でフォーマルテイストのスーツを作りたいです。
ディープパープルのシルクを部分的に使用してディナースツー/タキシードにしてもいいかもしれませんね😉
Sondrio
数多くのメゾンブランドが顧客でもあるイタリアを代表する名門コットンメーカーSondrioの温かみ溢れる微起毛ツイル無地です。
キレイなカラーと柔らかな風合いが特徴のストレッチコットンボディですね。
具体的な品質は98% Cotton + 2% Polyurethane、ウエイトは上の3マークが430gで下の2マークが420gです。
上質なコットンを惜しみなくしっかりと打ち込んだ素材の手触りは柔らかさの中にハリコシがあります。
もちろんPolyurethane混紡由来の高いストレッチ性も魅力です。
Sondrioの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。
この凜としたオフホワイトでクラシカルデザインのスリーピーススーツを作りたいです!
絶対にかっこいいと思うのですがいかがでしょうか。
ですが。。。
このスリーピーススーツを着た時は。。。
赤ワイン、ギネスビール、カレーうどん、焼肉等々は厳禁ですね(笑)。
以上です。
次回は来週中に必ず!
いいかげんErmenegildo Zegnaかジャージー素材を紹介しなければ(汗)。
いずれにしても乞うご期待ください。
◆本日の一枚◆
今日も11月のライヴの予習を兼ねてTHE BLACK CROWESの最新カヴァーアルバム1972を!
もちろん「オリジナルには敵わないでしょ!」という評価もあるでしょう。
そして、僕もそれは否定しません。
が、そこは「天下の」THE BLACK CROWESですからね、めちゃくちゃかっこいいカヴァーに仕上がっています!!
もしライヴがなければ「購入したはいいけれど未聴状態」が続いていた、もしかしたら本作は聴くことがない可能性もあったに違いありません(汗)。
そういった意味でも、日曜日にも関わらず今回のライヴに行く決断をしたのは正解でした!
という訳で、11.6 Sunは僕は14:00頃から僕は消えていなくなります!
でも、店は通常営業、僕がいなくなってからもGordenさんとF君の2人体制でバッチリ20:00までやりますのでぜひともご来店くださいませ。
では、本作のプレミアライヴのフルライヴ動画をどうぞ!
これはすごい!
今夜じっくり見よう!!
29th. Oct. 2022
Ryoji Okada