昨日でセ・リーグの順位が確定しました⚾️
結局カープは5位、Tが3位でCSに進出します。
先日も書きましたが宇都宮の試合を含めて色々と残念な1年でした。
そして、今朝(あるいは昨夜未明)、佐々岡監督の退任が報道されました。
まあ、3年間でAクラスが一度もなかったことを考えると当然ですよね。
ほとんどいい夢を見れなかったけれど。。。
お疲れ様でした。
公認はOBを軸に人選とのことです。
昨日の午後かな、2020年でカープを退団し現在はBuのヘッドコーチを務めている水本氏がカープの監督に?というな話をwebニュースで見ましたけれど、もしそれが事実なら多くのカープファンが歓迎するのではないでしょうか。
佐々岡監督の側近だったKコーチやHコーチの内部昇格はちょっと。。。ですもんね。
でも、まだチームがリーグ制覇の可能性を残している時点で出ているそのような噂は俄に信じ難いですよね。
いずれにしても、「闘う集団」を作り上げられる硬派な人事に期待したいです!
ところで。
「昨日」「今日」といえば。
昨日に引き続いて今日も新作バンチブックのご紹介をしたいと思います。
11回目となる今日ご紹介するのは絶品100% Cashmere素材だけがコンパイルされている、その名もCashmere Collectionです!
具体的には、Johnstons Of ElginとDragoの100% Cashmere素材が合計10マークコンパイルされている、完全に「量より質」なバンチブックになります。
今回の入荷で100% Cashmereオンリーのバンチブック/サンプルブックはAgnonaとMTRに続いて3冊になりました。
どれも無地コレクションですが、それぞれ確かな個性が豊かに花開いている見るだけでもとても楽しい3冊です。
ご来店の際にはぜひとも3冊ともチェックをしてみて下さい。
また、先日ご紹介したOvercoatなど、100% Cashmereオンリーではない(けれど100% Cashmere素材がコンパイルされている)バンチブックももちろん複数存在しますのでそちらも合わせてぜひ😊
では、今日もじっくりご覧いただきます!
今日もまた皆さんが「おっ!?」と思う素材がありますように!
今日ご紹介するのは ↓こちら↓ のバンチブックです。
シックなブラウンのベルベットカヴァー、そしてゴールドの型押しロゴ。。。
大充実した中身には負けますがカヴァーも至極エレガントであります!
冒頭にはJohnstons Of Elginの美し過ぎる4マークがコンパイルされています。
まずもって、Johnstons Of Elginとはこういうテキスタイルメーカーです。
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1797年にスコットランドの北東に位置するElginで創業した老舗ブランドJohnstons Of Elgin/ジョンストンズ オブ エルガン。
以来、200年以上にわたってジョンストン家とハリソン家のファミリーが経営に携わり、カシミヤやビキューナ、ラムズウール、キャメルヘアーといった高級原料を使用した素材、スカーフ、ホームファーニシングなどを作り続けています。
その長い歴史とともに、現在でも原毛の厳選から紡績、ウィービング、ニッティングまで一貫して自社工場で手掛ける英国内唯一のメーカー/ブランドとしても有名です。
また、1840年代より続くタータンチェックはモダンブリティッシュのスタイルアイコンとして世界中の淑女や紳士に愛され続けています。
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Johnstons Of Elginの100% Cashmereマフラー/スカーフをお持ちの方も少なくないと思います。
僕も持っていますけれど最高の一語ですよね!!
そんなJohnstons Of Elginによる最高級の100% Cashmere(500g/m)がこちらの4マークになります。
美しい光沢と優雅な毛並みが見事ですよね!
僕が拙い技術で撮った画像からでも少なからずその見事さが伝わると思います。
500g/mのウエイトですからジャケットよりもコートがいいでしょうか。
一生モノのチェスターフィールドコートを作るならこの4マークから選びたいですね!
Johnstons Of Elginの「僕のイチオシ(というかニオシ)」は ↓こちら↓ です。
上のゴールドとも表現できそうなほど豊潤なキャメルではクラシカルなポロコートを作りたいです。
下の深く高貴なブラックでは上述した「一生モノのチェスターフィールドコート」が作りたいです。
考えてみたらポロコートを作っても一生モノなのですが(笑)。
とにもかくにも、どちらも素晴らしい素材、カラーだと思います!
残りの6マークはDragoです。
昨日も書きましたが。。。
Dragoは1973年にUmberto DragoとLaura Drago夫妻により紡績工場として創設されました。
僕より2歳年下、毛織物関係の企業としては比較的若い会社ですね。
創設以降、ビエラ地区の主要な毛織物工場/ミルと強固なパートナーシップを結び成長を続け、1993年には高級ミルFintes/フィンテスを買収します。
その後両社は2001年に合併。
以降は「紡績・製織・整理までの全工程を自社でこなす数少ない一貫工場」として名を馳せ、世界中の高級ブランドやテイラーに高品質な素材を提供して今に至ります。
「Super 130’Sを中心にSuper 160’SやSuper 180’S原料を使用した素材を多数展開していることに加え、Super表記のトップ品質Super 210’S原料を使用した素材の開発・生産にも成功している高い技術力」と「ストレッチ・防シワ・撥水・防汚・遮熱といった様々な機能性を兼ね備えたコレクションも豊富に取り揃える時代のニーズに沿った革新性」がその魅力です。
また、ルーツである紡績業では「Super 130’s以上の高級細番手糸に限っては世界の約70%を生産している」超強力なサプライヤーとしても有名です。
という、密かに(?)偉大なテキスタイルメーカーDragoの100% Cashmere(490g/m)6マークです。
Johnstons Of Elginよりフワッと仕上げているのでとてもソフトです。
あまりキラッと高級感があり過ぎるよりナチュラルな方がいいかな?という方にはこちらがオススメです。
490g/mありますのでコートが「本命」ですが、これだけソフトならばジャケットを作っても素晴らしく素敵だと思います!
Johnstons Of Elginより少しこなれたプライスも嬉しい限りではないでしょうか!
Dragoの「僕のイチオシ(というかニオシ)」は ↓こちら↓ です。
この優しくもモダンなペールトーンのライトカラーを100% Cashmereで見つけるのはなかなか難しいと思います!
AgnonaのコレクションにもMTRのコレクションにもライトカラーはありますがこんなにモダンではないですよね。
フワッとしたバルマカーンコートや軽快なスタンドカラーコートを作ってもよさそうですが、やっぱりチェスターフィールドコートかアルスターコートといったエレガントなコートがより素敵だと思います。
以上です。
明日は多分無理だと思いますが、近い内に必ず12回目をお届けします!
乞うご期待下さいませ。
◆本日の一枚◆
昨日の引き続きTHE NEVILLE BROTHERSの極上ライヴアルバムAuthorized Bootleg: Warfield Theatre, San Francisco, CA, February 27, 1989 (2010年作品)のDisc 2を!
本当に素晴らしい作品なので機会があればぜひとも聴いてみて下さい。
では、金曜日とは違うBrother John/Iko Ikoのライヴ動画をどうぞ。
やっぱりサイコーですね!
2nd. Oct. 2022
Ryoji Okada