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Brand new shirting collection, Mar. 2023, vol.7: Basics / Book Ⅲ

Loud Garden / Ryoji Okada

 

 

 

 

 

お電話(03-6438-9563)、e-mail(info@loudgarden.com)、SNS(FacebookInstagramのメッセージやコメント等)でのご注文も可能です!

 

 

< News! >

  – 3月/4月/5月の水曜日は14:00-20:00で営業いたします

  – Made-to-order “Skull Hat/スカルハット” debut!

  – リペア・リメイク(お直し)はしばらくお休みします

  – ロックな “♡ Camo” cotton canvasスーツ

  –  “♡ Camo” cotton canvasのグルカパンツ!

  – The Loudest Voice vol.33 in store now!

 

 

< Introducing new bunch books! >

  vol.1: Biellesi

  vol.2: Darrow Dale

  vol.3: ISCA by Harrisons

  vol.4: Drago

  vol.5: Ferla / Novara / Drago etc.

  vol.6: Fratelli Tallia Di Delfino

  vol.7: Dormeuil / John Cavendish etc.

  vol.8: John Foster / Woodhead

  vol.9: Marlane / Angelico / Bonotto

  vol.10: Ermenegildo Zegna

  vol.11: Special Lining Collection

  vol.12: Jacket & Trousers

  vol.13: Tollegno 1900

  vol.14: Martin Sons / Lassiere Mills etc.

  vol.15: Casual Irish Linens by HFW

 

 

 

 

いよいよ今日です⚾️

ひと足先に決勝進出を決めたアメリカと対決するのは侍ジャパンかメキシコか???

もちろん僕は全面的に、一分の隙もなく、妻と仲良く侍ジャパンを応援します!

昨日の報道によれば先発する佐々木投手のあとに山本投手が投げるかもしれないとか。

それが現実となれば決勝はダルビッシュ投手が先発の可能性もあるとか。

個人的には、MLBプレイヤーがよく知っているダルビッシュ投手よりも初見となる山本投手の方がいいような気がしますし、今永投手も状態がよさそうなので佐々木投手のあとは今永投手がいいような気がしますけれど、今日勝たないと決勝に駒を進められないのも事実です。

継投策にも注目ですね!

また、佐々木投手は球種が少ないのでもしもストレートがイマイチな日だったりする(パ・リーグの試合はほとんど見ていないのでそういった日があるのかは不明ですが)と、メキシコ打線が捉える可能性もありますよね。

まだ若いですからきっと緊張感もあることでしょう。

ということは、やっぱり早い回で打線の援護が欲しいですね。

素人目には準々決勝でヌートバー選手と近藤選手の状態が少しだけ落ちてきているように見えたのですが、また状態がピークに戻っていて初回から大暴れすることを期待したいです。

Go! JAPAN!

 

 

 

 

ところで。

「いよいよ今日」といえば。

今月入荷したオーダーメイドシャツ用新作素材のご紹介もいよいよ今日が最終日です。

*4月にも入荷予定があります!

最終日/7回目の今日は「定番素材が収録されているBasic」と「麻系素材とジャカードの無地素材が収録されているBook Ⅲ」の新作をご紹介します。

合計11マークが入荷したのですが、いずれもカジュアル系でシャツはもちろんシャツアウターを作っても「間違いない」ナイスな素材ばかりです。

そして、いずれも「謳い文句」がたっぷりある素材ばかりです。

つきましては、ご来店の際にぜひともじっくりとチェックをしてみてください。

また、麻系素材は春夏シーズン向けということで「仕込み量」が少なめということもあるのでしょうか、Book Ⅲの人気素材は比較的早いタイミングで完売になることが多いです。

つきましては、気になる素材が見つかりましたらぜひとも早めのオーダーをお願いします!

もちろん引き続きお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも絶賛承っております。

ご注文/お問合せの際には個別画像の左上に記したFMから始まる品番でご依頼ください。

では、早速いきましょう!

 

 

 

 

今日ご紹介する新作は ↓こちら↓ の11マークです。

 

 

左の3マークがBasicsの新作でそれ以外の8マークがBook Ⅲの新作です。

そこまでベイシックな感じがしないBasicsの新作。

(ジャカード無地がないということは)すべて麻系のBook Ⅲの新作。

いずれもなかなかどうして(よき意味で)曲者、一筋縄ではいかない素材ばかりです。

頻繁に書いているような気がしないでもないのですが。。。

全マーク「作ってみたいな!」と思える逸品ばかりです。

皆さんはどの素材に目が止まりましたか?

まずはBasicsから個別画像で説明をしていきましょう!

 

 

 

FM19215(上)/216(下)

 

 

高級コットンの代名詞的存在であるSuvin Cotton/スヴィンコットンを100%使用して織り上げた軽やかで薄手、そして上品極まりないデニム風素材です。

「顔」はデニムそのものですが、インディゴ染料を使用していませんので色落ち/色移りの心配がありません。

*長年お召しになると経年で若干の褪色はすると思います。

スーツスタイルを少しカジュアルに演出してくれるドレスシャツ。

カジュアルスタイルに上品さを加えてくれるスマートカジュアルシャツ。

優雅にして軽快な春らしさ全開のシャツワンピース。

3秒間ほど目を閉じただけで、色々なアイテムが頭に浮かびまくるナイス素材だと思います。

リアルデニムの「確かな色落ち」が好きな方もいらっしゃると思いますが、長きに渡ってキレイめのまま楽しみたいということであればこちらがベストチョイスだと思います。

品質は100% Suvin Cottonで、糸番手は経糸(タテイト)・緯糸(ヨコイト)ともに115番手双糸(ソウシ)です。

この「顔」で、Suvin Cotton。。。しかも115番手双糸使い。。。

サイコーですね!

さて、そのSuvin Cottonですが、↓このようなCotton↓ です。

—–

Suvin Cottonとはインド南部に限定で栽培されている特別なCottonです。

とても上質で流通量も少ないため初めて耳にする方も少なくないとは思いますが、ファッション業界内では「数多あるCottonの中でも最高品質を誇る」「一度手に取るとその素晴らしい風合いに魅了される人がたくさんいる」ことで有名です。

「インドの超長綿であるSujatha Cotton(スジャータコットン)」と「日本では海島綿としても有名なカリブ海の島国で栽培されるSt.Vincent(Sea Island Cottonの別名です)」を掛け合わせて生まれた優性交配種故に、それぞれの頭文字を取ってSuvin Cotton名付けられました。

その歴史は1974年にCICR :The Central Institute For Cotton Researchが開発、高価なエジプトのギザコットンの代替目的で商業用に栽培されたことで始まります。

以来、そのクオリティを守る理由からインド南部に限定して栽培されていること、収穫量に不安定な面があることから、とても希少価値の高いCottonとしてその名声を静かにしかし着実に高め続けて現在に至ります。

現地では「インドの誇り」とも称されているようです。

—–

こちらはそんなSuvin Cotton原料を日本で紡績・製織した素材です。

Suvin Cottonならではの素晴らしい肌触りをお楽しみください😌

 

FM19215(上):ネイヴィブルーです。

FM19216(下):ブラックです。

 

オーダーメイドシャツ:¥22,000~

 

 

 

FM22114

 

 

インディゴ染めのリップストップ素材です。

リアルなインディゴ染めのため深いブルーと確かな色落ちが楽しめる素材です。

また、リップストップとはミリタリーウェアやキャンプ用品等で頻繁に使われる「裂け防止の小さな格子」が折り込まれたタフな素材の名称です。

こちらの画像でもミニウィンドウペーンのような織柄が見えると思いますが、その格子がリップストップ特有の「顔」です。

リップストップ素材は、第二次世界大戦中にアメリカで軍服やパラシュートの強化のために開発されました。

「rip(裂ける)をstop(止める)する」目的から開発されたので「リップストップ:Ripstop」という訳です。

元々は軍用とはいえ現在ではかなり一般的な存在になっているので、皆さんの周りにも複数のリップストップ素材使用アイテムがあると思います。

こちらはリアルなミリタリーウェア用リップストップ素材ほどハードではありませんが、それでもその薄さの割にはかなりの丈夫さを誇ります。

ですので、「ガンガン着たい!」という方にはうってつけです!

また、ミニウインドウペーン状の格子が生む「タフな印象を醸し出す独特の立体感」も魅力だと思います。

という素材なので、シャツはもちろん、オーヴァーシャツやサファリジャケットといったシャツアウターにも◎ではないでしょうか。

品質は100% Cotton、糸番手は経糸・緯糸共に40番手単糸です。

加えて、こちらは「製品加工シリーズ」の新作でもあります。

「製品加工シリーズ」とは、シャツ完成後にバイオ加工を施すことで「色落ちや*アタリ、ふくらみといったヴィンテージタッチあふれる味わい」を表現するインディゴ染め素材シリーズのことです。

*アタリ:加工によって「素材が縮み」「糸が縮まない」ことによって縫い目やエッヂステッチ沿いに生まれるランダムな波打ちのような「表情」のこと

『「指定寸法で仕上がることが重要なオーダーメイド」と「素材によって異なる縮みが発生する製品加工」は相性がよくない』というのがファッション業界内の常識でしたが、このシリーズは「素材各々の縮率から逆算した少し大きめの寸法でシャツを仕上げた上で加工を施す」という手法をとって相反する異なる要素を両立させています。

シャツファクトリーがデニムの聖地岡山県に所在するからこそ実現したマジカルなシリーズです。

*上記工程により通常のシャツより「許容範囲」は少し大きくなります。

*上記工程がありますので納期は通常のシャツより7日~10日ほど長くなります。

安定的な人気を誇っている「製品加工シリーズ」ですが、今回の入荷で合計14マークとなりました。

具体的には今回入荷したリップストップ(と今日最後にご紹介する100% Linen)の他に、ツイル、オックスフォード、ヘリンボン等々の展開があります。

ちなみに、「製品加工シリーズ」には通常バイオウォッシュとバイオブリーチの2種の加工があるのですが、こちらは前者(バイオウォッシュ)のみのご用意となります。

*素材見本のカラーがバイオウォッシュ加工後のイメージです。

という、謳い文句が二重三重で張り巡らされている「すごい素材」であります!

僕は羽織りでも着られるラフなテイストのカジュアルシャツを作りたいです。

 

オーダーメイドシャツ:¥20,900~

 

 

 

FM82710(上)/711(中)/712(下)

 

 

久し振りに登場したHemp/ヘンプ混紡素材です!

具体的には60% Cotton + 40% Hemp、経糸は60番手単糸のCottonと60番手単糸のHempの掛け合わせで緯糸は40番手単糸のCottonになります。

Hempとは皆さんご存知の通り麻に分類される繊維で、大麻からとられます。

アパレルで一般的なLinen/リネンは亜麻から取られるので、元々の植物が違う訳ですね。。

亜麻は60cmほどにしかならない植物なのに対し、大麻は人の背丈より高い200~300cmほどになります。

一般論として、Linenは小さな植物:亜麻からとられるため細く短い繊維でしなやかな糸になり、Hempは繊維分子がやや太く、網に使用されるほどしっかりとした丈夫で硬い糸になります。

つまり、Hempの方がより野趣な味わいに恵まれた素材になりがちです。

また、Hempは化石燃料などの枯渇性資源に頼らない「循環型社会の実現に貢献できる優れた植物」でもあります。

例えば、Hempは綿花栽培の3分の1の水で育てることができるそうですし、Hempに含まれる芳香成分には殺虫効果があるため農薬を与えずに育てることができるそうです。

Hempに対してLinenはどうなのか???

そちらは、不勉強なことに把握していませんので近いうちにお調べいたします!

それはともかくこの素材ですが、とても薄い一方でHempならではのハリコシに恵まれた夏場に着るスマートなカジュアルシャツ、ノータイスタイルで着るドレスシャツを作るのに最高の逸品だと思います。

もちろんオーヴァーシャツやシャツジャケットを作ってもすごくいいと思います。

 

FM82710(上):ホワイトです。

FM82711(中):そこはかとない上品さを持ったカーキです。

FM82712(下):絶妙な爽やかさと野生味を併せ持ったブルーです。

 

オーダーメイドシャツ:¥16,500~

 

 

 

FM82713(上)/714(下)

 

 

 

同じくHemp混紡素材です!

こちらは先にご紹介した無地とは品質が少し異なり65% Cotton + 35% Hempです。

糸番手は無地と同じで「経糸:60番手単糸のCottonと60番手単糸のHempの掛け合わせ・緯糸:40番手単糸のCotton」です。

という情報からすると無地と似た素材感かと思いきや、こちらはOxford調のカリッとした組織で仕上げているので、Hempの混率こそ無地より少ないですがかなりHemp感/カジュアル感が強めです!

オーガニックなカラーリング、ナチュラルなシワ感もすごくいい具合ではないでしょうか?

僕は上のホワイトでシャツを下のベイジュでシャツジャケットを作ってレイヤードスタイリングを楽しみたいです!

 

FM82713(上):ホワイトベースにライトグレイのチェックです。

FM82714(下):ベイジュベースにネイヴィブルーとグレイのチェックです。

 

オーダーメイドシャツ:¥16,500~

 

 

 

FM82715(上)/716(下)

 

 

55% Linen + 45% Cottonのデニム風素材です。

Basicsの新作100% Suvin Cotton素材同様に「インディゴ染料を使用していないので色落ち・色移りの心配がない」けれど「見た目は完全にデニム」という「顔」がウリの素材ですね。

糸番手は経糸が16番手単糸で緯糸が20番手単糸と太めなのでなかなかの存在感、素材感を楽しめるのが嬉しい限りです。

これはシャツというよりシャツアウターがいいでしょうね!

でも。。。

ウエスタンシャツを作っても間違いなくよさそうな気もします!

僕の時々(というかしばしば?)外れる予感によれば、この素材は早期に完売すると思います。

気になる方はぜひともお早めにお願いいたします!

 

FM82715(上):ブルーです。

FM82716(下):ブラックです。

 

オーダーメイドシャツ:¥17,600~

 

 

 

FM22113

 

 

人気のHerdmans Linenをインディゴ染めしたナイス素材です。

深みのあるインディゴがすごくいいですよね!

こちらもBasicsでご紹介したリップストップ同様に「製品加工シリーズ」の新作です。

もう一度簡単にご説明すると。。。

「製品加工シリーズ」とは、シャツ完成後にバイオ加工を施すことで「色落ちや*アタリ、ふくらみといったヴィンテージタッチあふれる味わい」を表現するインディゴ素材シリーズのことです。

*アタリ:加工によって「素材が縮み」「糸が縮まない」ことによって縫い目やエッヂステッチ沿いに生まれるランダムな波打ちのような「表情」のこと

*「製品加工シリーズ」には通常バイオウォッシュとバイオブリーチの2種の加工があるのですが、こちらは前者(バイオウォッシュ)のみのご用意となります

「製品加工シリーズ」はBasicsにコンパイルされるのが基本ですが、こちらは100% LinenということもありBook Ⅲの新作として入荷しました。

 

オーダーメイドシャツ:¥23,100~

 

以上です。

 

気合を入れてお届けしたオーダーメイドシャツ用新作素材のご紹介も今日が最終日でした。

最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました。

明日からはまた新作バンチブックのご紹介等々に励みたいと思います!

乞うご期待ください。

 

 

 

 

◆本日の一枚◆

 

 

今日でBOBBY CALDWELL音源ともお別れです。

という訳で今日は、昨日このDiaryでご紹介した動画内のインタヴューで「最も好きなアルバム」とBOBBY CALDWELL自身が語っていた3rdアルバムCarry On(1982年作品)に心を委ねながらご冥福をお祈りしようと思います。

なるほど、改めて聴いてみるととってもいいアルバムですね!

特に2. Sunny Hills、3. Loving You、6. Jamaica、8. Carry Onの仕上がりが素晴らしいです。

加えて、冒頭のAll Of My Loveも上々ですね。

 

 

 

 

では、Jamaicaを弾き語りライヴ動画でどうぞ。

 

 

いいですね〜!

 

 

 

 

21st. Mar. 2023

Ryoji Okada

 

 

 

 



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