大谷選手が昨日放った43号は豪快でしたね⚾️
前日に117球も投げているのにすごいの一語です!!
これにて50本塁打まであと7、100打点まであと10、25盗塁まであと3、10勝まであと1。
残り試合数(今やっている試合を除けば25試合かな?)を考えると最も難易度が高いのは50本塁打ですかね。。。
既に前人未到の域に達している訳ですけれど、どうせなら50本塁打/100打点/25盗塁/OPS1/10勝を達成して欲しいですね〜〜〜!!
どこかで1日2発が出ると一気に50本塁打が濃厚になるのですがどうでしょうか。
しかしながらです。
昨日の本塁打は4試合振りだったそうです。
なんだかしばらく一発がなかった感じがしましたけれど打っていなかったのはたったの4試合だったんですね。
4試合振りが長〜〜く感じられるほど今シーズンの大谷選手は打ちまくっている証左でしょう。
いずれにしても、残り試合は打ちまくって欲しいです!
Go! OHTANI!
ところで。
「4」といえば。
4日連続で新作バンチブックをご紹介します。
7回目の今日はイタリアンミルのスーツ素材がコンパイルされた2冊です。
今日はご紹介冊数を多くしようと試みたのですが、改めて今日ご紹介する2冊をチェックしてみたら内容がとっても充実しているので増やせませんでした(汗)。
連日書いています通り内容が優れているのは嬉しいことでもあるのですが、このペースだと全バンチブックをご紹介するのに結構時間が掛かってしまいそうです。。。
先月末に入荷したオーダーシャツ用の新作素材やオーダーネクタイ用の新作コレクションもまだまったくご紹介出来ていませんし(汗)。
でもまあ、仕方がないですね!
気を取り直して今やれることに全力投球、今日はご初回する2冊をしっかりとご紹介することに傾注しましょう💪
早速ご紹介します!
今日は↓こちらの2冊↓です!
ナチュラルストレッチのパイオニアTrabaldo Togna/トラバルドトーニャ。
糸の紡績から整理までの一貫生産を行う(ので良質な原毛を多く確保出来る)希少なメーカーDrago/ドラゴ。
上質な素材をリーズナブルに提供し続けている老舗Tollegno/トレーニョ。
上記3社の新作です!
今日はそれぞれのバンチブックから選りすぐった素材をご紹介していきます。
どちらかというと個性的な素材に心惹かれる僕ですのでクラシカルな色柄は選外になりがちです😎
でも、無論のこといずれのブックにもしっかりとクラシカルな素材がコンパイルされております。
「今秋は素材もデザインもシックにキメたい!」という方はぜひとも店頭でじっくりご覧下さいませ。
あるいは、e-mailやSNSで高解像度画像をお送りしますのでお電話/e-mail/SNS等でご依頼下さい。
ではいきましょう!
まずは左のバンチブックからご紹介します!!
今シーズンのTrabaldo Tognaは100% Super 150’s Woolを14マーク展開しております!
上の柄物6マークは少しミルド(起毛)加工が施されていて280g/mのウエイト、下の無地8マークはクリアカットの所謂Four Seasonsタイプ(ヨーロッパ基準の「オールシーズン」で日本では「盛夏を除くオールシーズン」でしょうか)のクオリティで260g/mのウエイトになります。
いずれも高級原料/細番手素材ならではの滑らかで豊かな肌触りと上品な光沢に恵まれております!
また、Trabaldo TognaのコレクションはこのSuper 150’sレンジを筆頭にした全マークにナチュラルストレッチ加工が施されております。
僕がこの業界に足を踏み入れた30年近く前のメンズウェア市場ではまだストレッチ素材はほとんど求められていなかったのですが、その当時からナチュラルストレッチを「売り」にしていたパイオニアですから、そして以降も果敢に天然素材のみでストレッチ性を高める研究・開発・投資を続けてきたフロントランナーですからその優れたストレッチ性は本当に素晴らしいものがあります。
「一日の長」ってやつですね!
というなんとも高スペックの素材ながら、LOUD GARDENのプライスリストでは「Fランク」に位置しているのも嬉しい限りですね。
オススメです😊
僕が特に心惹かれるのはこの2マークでしょうか。
色柄も素敵ですし繊細かつ絶妙なミルド具合が最高にいい感じです。
エレガントなダブルブレステッドスーツを作りたいです!
甲乙つけ難いですけれど敢えてどちらかを選ぶとすれば上のグレンチェックでしょうか。
絶対にかっこいいスーツが仕上がるはずです😎
*この2マークは少し明るく写っているようで実際はもう少しダーク/シックです。
Trabaldo Tognaの続き、こちらは100% Super 120’s Wool中心のセレクションです。
ラスティックなタッチの素材感がとてもナイスだと思います!
スーツはもちろんボトムスにも良さそうですよね。
この中で最も気になるのは↓こちら↓です!
選んだのが唯一(Super 120’sではなく)普通のWoolという。。。
やっぱり僕は天邪鬼ですね(笑)。
それはともかくこのカヴァートタイプのツイル素材、すごくいいですよね!!
カントリーテイストが効いたスーツを作りたいです。
そして、上下をセパレートしての着こなしも愉しみたいですね😊
今日ご紹介するTrabaldo Tognaは以上なのですが、バンチブックには他にもシックなオルタネイトストライプや100% Super 120’sの無地等々が収録されております。
ご来店の際にはそちらもぜひともご覧下さい!
続いてDragoを見ていきましょう!
こちらは昨日Italian jacketings and overcaotingsをご紹介した際に「目玉!」として猛烈にオススメしたSkyfallのスーツ素材ヴァージョンになります。
はい、14.5マイクロンという細さを誇るSuper 180’s原料を使って織り上げられた逸品です!
最大の魅力はSuper 180’s原料由来のカシミアライクな極上の肌触りと美しい光沢です。
なだけでなく、395g/mのウエイトを持つしっかり打ち込んだ素材のため堅牢性も優秀でシワになりにくいというメリットもあります。
もちろん、ほのかに英国テイストを感じさせるナイスな色柄も魅力です。
プライスが「Fランク」、Trabaldo TognaのSuper 150’sと同じなのも嬉しい限りです!
スーツとコートをともにSkyfallで仕立てるというアイディアもいいかもしれません!!
Skyfallは確か昨年デビューした素材で、僕も「これはいいわ!」と思ったのですが昨年は入荷時点で個人的な「作れる枠」がいっぱい(今年も間もなくいっぱいになります汗)になっていたので「時既に遅し」だったような記憶があります。
という訳で今年こそ作ってみようかと考えております😊
ちなみにですが、映画007 Skyfallで主演のDaniel Craigが着用したスーツに使われた素材のためこの名前がつけられています。
確か最新作は近日公開でしたよね?
さてDaniel Craigさん、新作ではどこの素材のスーツを着ているのでしょうか?
僕が作ろうと思っているのは↓こちらの2マーク↓のどちらかです!
やっぱりストライプかな〜〜〜?
Daniel Craigにも負けないくらいセクシーでダンディなスーツを作りたいです!!
あ、Skyfallは収録全11マークをご紹介しました!
次もDragoで僕が以前からとても気に入っているCortinaです。
Cortinaはかなり英国ミルっぽいアプローチをした素材です。
具体的には「Super 130’s原料の70番手双糸(ソウシ)」を使って織り上げた「滑らかな肌触りとハリ/コシに恵まれた素材」です。
簡単に説明を。
よくこのDiaryでも書いている例えばSuper 130’sやSuper 150’s等にある「Super以下の数字」は原毛のクオリティを表しているのですが、その数字が大きくなるほど原毛が細く/細番手糸を紡績しやすくなります。
Super 130’s原料なら100番手前後の糸を引くのが一般的でしょうか。
*糸の細さ/太さの単位である番手も数字が大きくなるほど細くなります。
そして、ソフトさを追及する素材を織る場合、緯糸(ヨコイト)を単糸(タンシ)使いにするのがイタリアンミルの常套です。
*経糸(タテイト)はほとんどの毛織物/綿織物が双糸使いです。
例えば「70番手糸を2本撚り合わせるイメージの70番手双糸の実質的な番手は35番手(70番手単糸の倍の太さ)になる」ため、同番手糸であれば単糸を使った方が素材がソフトに仕上がるのです。
もちろんそれによって失われるモノ(堅牢度やハリ/コシ等)もありますが、よりソフトでエレガントな素材を織り上げるひとつの優れた方法であることは間違いありません。
また、一般的には70番手の糸を紡績するのにSuper 130’s原料は必要ありません。
しかしながら、このCortinaは「ハリ/コシと滑らかな肌触りを両立させる」ために敢えてSuper 130’s原料を使用しています。
素晴らしい考え方ですよね!
もちろんこれは紡績大手でもあるDrago(一説には世界市場においてSuper 130’s以上を使用した高級細番手糸の約70%をDragoが紡績/生産しているようです)だからこそ実現出来るという側面もあると思います。
という感じで、英国素材とイタリア素材のいいところ取りをしたようなDragoならではの素材がこのCortinaなのです!
なので僕はこの素材がかなり好きなのです!
もちろん英国フレイヴァーが香る色柄もナイスですよね😉
僕は上から2番目の1番上:ブルーにレッドのストライプを狙っています!
英国テイストあふれるモダンクラシックなスリーピーススーツが作りたいですね。
1番下のカヴァートタイプ2マークもいいですよね!
下のダークブラウンでジャケットを上のベイジュでボトムスを作りたいです。
Cortinaは上の11マーク以外にも無地6マークが収録されています。
↓こちら↓もDragoです。
こちらのVantageは17.0マイクロンのSuper 130’s原料を素直に細番手に紡績して織り上げた素材です。
コンセプトはCortinaが好きですけれど色柄はこの3マークが大好きです!!
ダブルブレステッドのスーツが作りたいですね😊
Dragoは以上なのですが、他にも10マークほどご紹介出来ていない素材があります。
そちらはぜひともご来店時にじっくりチェックしてみて下さい!!
続いてTollegno(右のバンチブック)にいきます!
Tollegnoが現在最も力を入れている3D Woolコレクションからのセレクションです!
3D Woolとは “Dynamic, Daily, Different” の頭文字を取ったTollegnoが作った造語で、優れたストレッチ性と復元性を誇るコレクションを指します。
上:ミルド(起毛)加工を施した3D Woolで品質は90% Wool + 8% Cashmere + 2% Polyurethan(360g/m)です。
中:コットンを使うことでカジュアル感を強めた3D Woolで品質は49% Wool + 40% Cotton + 10% Linen + 1% Polyurethan(280g/m)です。
下:デニムライクな顔を持つ3D Woolで品質は100% Wool(270g/m)です。
いずれも個性は異なりますがとても素敵ですよね!
他にもクラシック柄、カヴァートタイプの無地、完全な無地等が収録されています。
では、上の3種の中で僕が特に気になっている素材をピックアップしましょう!!!
ミルドタイプのお気に入りは↓こちら↓です!
大胆にして繊細なカラーリングが見事ですよね!
ジャケットを作ってみたいです。
コットンブレンドのお気に入りは↓こちら↓です!
このラスティック感が堪りません!!
10%ブレンドされたリネンも効いていますよね〜〜!!
これはスリーピーススーツが作ってみたいですけれど。。。
軽快なコートもいいかもしれませんね!
デニムタイプのお気に入りは↓こちら↓です!
デニム風ですからね、やっぱり最もデニムっぽいカラーをセレクトしたくなりました!
軽快な仕立てのダブルブレステッドジャケットを作りたいです!!
Tollegnoのひとひねり効いたクラシカル素材です。
どれも魅力的ですよね!
僕はチェックの1番下:ブルー&レッドのビッググレンチェックに惹かれました!
皆さまはどれがお気に入りですか??
Tollegnoは以上です。
が、今日ご紹介した3倍以上のコレクションになっておりますのでご来店の際にはぜひともじっくりご覧下さい😌
また、Tollegnoはご覧の通りに素材がナイスなだけでなくプライスもナイスなんですよね!
3D Woolのミルドタイプとコットンブレンドが「Dランク」で他は全マーク「Cランク」です。
コストパフォーマンス高し!であります。
以上です。
じっくりバンチブックを吟味して、リサーチをして、写真を撮って、文章を書く。
かなり時間が掛かりますけれど商材への理解を深めるのにとてもいい活動です!
が、雑務がすごく溜まっているので新作バンチブックのご紹介は数日お休みするかもしれません(汗)。
よろしくご理解下さいませ。
◆本日の一枚◆
引き続きMEDESKI MARTIN AND WOOD(MMW)関連音源を。
ドラマーBILLY MARTINのソロプロジェクトBILLY MARTIN’S WICKED KNEEの2ndアルバムHeels Over Head(2013年作品)、ベースシストCHRIS WOODのソロプロジェクト(というか兄弟プロジェクト)THE WOOD BROTHERSの2ndアルバムLoaded(2008年作品)と続けたので、今日はキーボーディストJOHN MEDESKIの番ですね!
という訳で、そのJOHN MEDESKIが音頭を取って結成したスーパーバンド/プロジェクトTHE WORDの1stアルバムThe Word(2001年作品)を!
当時はまだデビュー前で知る人ぞ知る存在だったペダススティールギタリストROBERT RANDOLPHをフューチャーしたインストゥルメンタルアルバムです。
彼らふたりを支えるのは、当時はデビュー直後でまだあまり知られていなかったNORTH MISSISSIPPI ALLSTARSの3人です。
記憶によれば、近年まで僕が購読していたBlues & Soul Recordsという雑誌がプッシュしていたので興味を持ってリアルタイムで購入したはずです。
その時既にMMWは聴いたことがあってNORTH MISSISSIPPI ALLSTARSは辛うじて存在だけは知っていたと思う(もしかしたら既に1stアルバムは購入していたかもしれません)のですが、ROBERT RANDOLPHはまったく知らなかったので本作を聴いて「おお、すごいな!」とびっくりした記憶があります。
それが証拠にROBERT RANDOLPH AND THE FAMILY BANDの音源は1stアルバムからずっとリアルタイム購入を続けております!
それはともかく本作ですが、芸達者なメンバーをバックに伸び伸びとプレイするROBERT RANDOLPHの卓越したペダルスティールギターを堪能出来る良作に仕上がっています。
すごく心地良いグルーヴに満ちた作品ですね。
では、2014年のフルライヴ動画をどうぞ!
今朝はまだチラッとしか見れていないのですが最高っぽいですね!
今夜ゆっくり見てみたいと思います!!
6th. Sep. 2021
Ryoji Okada
My friend with big heart made LOUD GARDEN's PV!!