少し前にも書いた通り、昨日THE WATERBOYSの新曲が公開されました。
はい、4.4 Friにリリースされる新譜Life, Death And Dennis HopperのリードトラックHopper’s On Topです。
これがまたゴキゲンなグルーヴに満ちたナイスソングなのであります!
今日は最後にHopper’s On Topのミュージックヴィデオを貼ります。
ぜひお楽しみください。
ところで。
「リード」といえば。
2日連続で「オーダーメイドシャツ2枚 = 税込¥22,000~ キャンペーン」のオススメ着分をご紹介します。
この3連休はいわゆる今回の成否を分ける大事な「天王山」になると思いますので、3日連続でのご紹介を考えています。
だって。。。
まだまだご紹介できていないナイス着分がザクザク状態なんですもの!
7回目の今日は長きに渡ってオーストリアのShirting(シャーティング:シャツ向けテキスタイル)業界をリードしている老舗Getznerです。
今回も厳選に厳選を重ね極上の3マークをセレクトしました。
ご来店の際にはぜひともじっくり手に取ってご覧ください。
なお、「集合写真」奥のチェック以外はいずれも1点モノ(奥のチェックは2本入荷)です。
気になる方がいらっしゃいましたらどうぞお早めにご注文あるいはお取り置きのご連絡をお願いします。
*お電話/e-mail/SNSのメッセージ等でのご注文・お取り置きは個別画像冒頭に記すSFから始まる品番でお願いします
*お取り置きは1週間程度を目安にお願いします
*インポート着分は2枚税込¥33,000~です
では、早速ご紹介を始めましょう。
今日ご紹介するオススメ着分は ↓こちら↓ です。
Getznerは1818年創業なので実に200年以上の長い歴史を誇る名門です。
100年以上の歴史を持つ会社が多いShirtingメーカー業界ですが200年以上はかなり長い方だと思います。
1818年といえば日本は江戸幕府11代将軍徳川家斉の時代ですからね。。。
想像を絶する長い歴史です!
また、アルプス山脈の麓に会社/工場があるそうでスイスが誇る超高級ShirtingメーカーAlumoとはかなりご近所だと聞きました。
Alumoが位置するあたりは水質が抜群にいいという話ですので、どうやらGetznerもそれにあやかっているようです。
そして、従業員にはイタリア人が多いとも聞きました。
Getznerのコレクションはその長い歴史および伝統に裏打ちされた高い品質とともにさりげない遊び心やそこはかとないセクシーさが「ウリ」なのですが、その個性は近隣の国のエッセンスを巧みに取り入れてきた上記の背景に由来するのかもしれません。
実はGetznerって僕もすごく好きなメーカーで、前回の2枚キャンペーンにて奇跡的に最終日まで残ったブラウンのストライプで久し振りにフレンチカフス(ダブルカフス)シャツを作ったんですよね。
シャツ自体のデザインもバッチリでしたし素材の色柄もナイスでしたし数年振りのフレンチカフスも心地よいのですけれど、それと同じくらいに肌触りの素晴らしさをめちゃくちゃ気に入っています!
今日ご紹介する3マークも僕が作ったブラウンのストライプに負けず劣らず、そしてご覧の通りに上品でありながらも確かな個性を持ったナイス着分ばかりです。
品質はいずれも100% Cottonです。
続いて、手前のホワイト無地から順番に&「個別画像」とともにもう少し詳しい説明を加えていきます。
SF98111
少し「刺し子」にも見える織柄でグラフチェックを表現したホワイト無地です。
刺し子風グラフチェックとワッシャー加工が見事な化学反応を起こした楽しい素材だと思います。
こういった素材ですから、これはもうカジュアルシャツが「本命」だと思います。
このキャンペーンはご存知の通り納期が2.5ヶ月程度かかります。
つまり、今ご注文をいただくと仕上がりは3月です。
となると。。。
僕ならこの素材ぴったりあったデザインで春らしい軽快なカジュアルシャツを作りたいです!
具体的には「ややゆったりサイズのプルオーヴァースタイル + ラージラウンドカッタウェイカラー + 6.0cm巾の大丸シングルボタンカフス + 38cm巾の4ボタンフロント + フラップ付きラウンドポケット + ハンガーループ付きのセンターボックスプリーツ」といったイメージでしょうか。
ボタンは4.0mm厚の高瀬貝ボタン、カラーとカフスのエッヂにはホワイトのハンドステッチを入れたいです。
身頃裾にホワイト糸でダイナソー刺繍を入れても面白いかな?
とにもかくにも絶妙にレイドバックした1枚に仕上がると思います。
あるいは。
カプリシャツを作ってよし!
バンドカラーのややロング丈シャツを作ってよし!
アウター使いできるサイジングでオーヴァーシャツを作ってよし!
色々とアイディアが膨らむ素材だと思います。
そして、Linen系素材ほどカジュアルではなく、一般的な100% Cottonのホワイト素材ほどドレッシーではない「よき意味で曖昧なニュアンス」が素晴らしい素材ですのでもちろんドレスシャツを作っても間違いなく悪くないと思います。
その場合、僕ならカラーとカフスをブロード/ポプリンのホワイト無地素材にして思いっ切りドレッシーなデザインで「料理」したいです。
皆さんならどうしますか?
SF90422
高貴にして美しいラヴェンダー無地です。
Getznerらしい手の込んだ個性も持った素晴らしい素材です。
具体的にどう手が込んでいるかというと。。。
ベースの組織がかなり細番手のマイクロツイル(綾織)ゆえにシルキーな肌触りと優雅な光沢に恵まれていること。
*キャンペーン専用着分は糸番手が不明なのですが触った感じだと120番手双糸(ソウシ)以上だと思います
ドビー織で超細かなマイクロドットを表現していること。
経糸(タテイト)にかなり薄いラヴェンダー糸を、緯糸(ヨコイト)に濃いめのラヴェンダー糸を使うことで微妙かつ絶妙な「メランジ」を表現していること。
そして、冒頭に書いた高貴にして美しいラヴェンダーカラー!
等々です。
シック&エレガントながらとってもクリエイティヴな素材だと思います。
遠目には完全な無地に見えるアンダーステイトメントさも素敵ですよね。
間違いなく「さりげなくも力強い個性を持つひと味違うラヴェンダーシャツ」が仕上がると思います。
上記の通り光沢がある上に遠目には完全な無地にも見えますのでドレッシーなシャツが「本命」でしょう!
しかもかなりクラシックなデザインで「料理」するのが個人的にはイイと思います。
僕はこちらなら「ワイドピンホールカラー + 9.0㎝巾のスクウェアフレンチカフス + フライフロント(比翼仕立)+ 胸ポケットレス仕様」で作りたいです。
ボタンはLOUD GARDENが持っているオーダーメイドシャツ用ボタンの中で最もエレガントな二重タライデザインのマザーオブパール(白蝶貝)ボタンがベストチョイスですね。
想像するまでもなく超スーパーシックでエレガントでスマートなドレスシャツが仕上がると思います!
が、それだけで終わらせずロックな味付けもしたいかな?
例えばバックヨークにパープル糸でスター刺繍を入れたり、カラーとカフスの裏面をラヴェンダーあるいはパープル系のLibertyプリント素材にしたいです!
SF97140
ピンポイントオックスフォード組織(一般的なオックスフォードよりも細番手糸を使ってきめ細かな「顔」に仕上げたドレス/カジュアル兼用前提のキレイめオックスフォード)のミニチェックです。
かなりの細番手糸に由来する極めて滑らかな肌触りも素晴らしいこちらですが、やっぱり最大の「ウリ」はカラーリングだと思います。
美しいブルーとミッドナイトブラウンとでも申しましょうかブラックに限りなく近いダークブラウンのが見事な化学反応を起こしていると思います。
これは多分。。。
ホワイトのピンドットで入れたラインの功績が大きいと思います。
はい、僕は「ホワイトのラインがないとかなりぼやけた感じのチェックになったんじゃないかな?」と想像しました。
この辺の芸の細かさもGetznerのよさだと思います。
ぜひとも若々しくもスマートなカジュアルシャツを作って欲しい素材です。
いや。。。
敢えてのドレスシャツもカッコいいに違いありません!
それが証拠に、僕はこちらならビシッとドレッシーにキメると思います。
具体的には「ギャザースタイル + デタッチャブル仕様のクラシックラウンドカラー + 8.0cm巾&コンヴァーチブル仕様の大丸シングルボタンカフス + クラシックプラケットフロント(本前立)+ 胸ポケットレス仕様」といったデザインで作ってみたいです。
ボタンは二重タライデザインのマザーオブパールボタン、ホワイト無地素材およびブルー系のLibertyプリント素材のスペアカラーも作っておきたいです。
デタッチャブル仕様はカラーを外すとバンドカラーシャツとして着用可能なのも嬉しいですよね。
この素材ならそのスタイルで着る機会も多くなると思います!
また、上述の通りこちらのみ2本入荷しているのでロングシャツやゆったりサイズシャツもイケます!
以上です。
次回もインポート着分のオススメをご紹介予定です。
次はGrandi & Rubinelliあたりかな?
乞うご期待ください!
◆本日の一曲◆
Hopper’s On Top
THE WATERBOYS
動画自体もとてもエキサイティングですよね〜!
アルバムがますます楽しみになりました。
まだ3ヶ月も先だけど。。。
12th. Jan. 2025
Ryoji Okada