昨日の岡田投手は本当に酷かったぜ!!!
緒方監督も「中心選手だけれど使い方を考えなければ」とコメントしていたようですが、今後は後ろに回ることもあり得そうです。。。
まあ、切り替えて!!
今日は2連敗中の大瀬良投手が先発です。
なんとしても今日はスカッと勝利して最多勝を100%確実にして欲しいですね!
そして、もしデイゲームでSが負けたなら一気に勝利して3連覇を決めてた欲しいです!!
Go! DAICHI!
Go! CARP!
ところで。
「切り替え」といえば。
身頃に切り替えがある代表的なアイテムといえばモーニングゴートであります!!
そのモーニングコート。
超久し振りにお作りしたのでご紹介します!
こちらです!!
お嬢様のウェディングでお召しになる目的でのご注文、仕立屋冥利に尽きる光栄です!
上述の通り、モーニングコートをお作りしたのはものすごく久し振りだったので、そして、当たり前のことですが間違いがあってはならないアイテムですので、デザイン画&指図書を作る前にじっくりと復習しました
英国の老舗Bespoke Tailor/Ready-to-wear retailer GIEVES & HAWKESの日本展開の仕事に長らく携わる中で、本国にてクラシックな装いをしっかり勉強した身ですが、しばらく手掛けていないと曖昧な箇所がいくつか出てくるものですね(汗)、復習してよかったです
という訳で、復習の成果もあり、オーセンティックながらもモダンでダンディな1着が仕上がりました!
これだけモダンな仕上がりならデニム + Tシャツを合わせてステージにも立てますね!とご注文下さったH様と話していたのですが、本当にそうですよね〜〜〜〜〜!!
ではディテイルを見ていきましょう!!
ラペルはハイゴージ&かなりワイドにしました!
これだけでもかなりモダン、そしてとってもエレガントですよね!!
僕もモーニングコートを作る時にはこれくらいのラペルにしたいな( ̄▽ ̄)
いつもロックな1着をご注文下さるH様です、ライニング
うん、やっぱり今回は着用シーンも考えたらこのシルヴァ
ちなみに、本番は既にお持ちのヴェストとコールストライプのボトム
スリーヴボタンです。
– リアルホーン(本水牛)ボタン
– リアルボタンホール(本開き切羽)
– スランテッドボタンホール
– 5個ボタン
はい、すべてアップチャージなしのディテイルです!
フロントカットとともに一番難しいバックです!
ベンツの構造は正確に思い出すまで少し時間を要しました
GIEVES & HAWKESの仕事をやり始めた当時、Savile Rowに行く度に勉強のために書きまくっていた膨大なメ
あそこにSavile Rowスタイルのモーニングコートのメモもあったはずだけれど。。。
以上です。
モーニングコートって、最近では縫えないファクトリーさんも多いと聞きます。
が、そこは超熟練の職人集団と契約/仲良くしているLOUD GARDENです、そして、GIEVES & HAWKESできっちり基本を学んだRYOJI OKADAです。
かようにモダンクラシックな一着もバッチリお作りすることが可能です!!
という訳で、モーニングコートもぜひ当店までご用命を(^_-)
H様、いつも本当にありがとうございます。
そして、お嬢様のご結婚本当におめでとうございます。
そしてそして、昨日は新たなコートのご注文を誠にありがとうございました!!
◆本日の一枚◆
今日はTHE WATERBOYSではなくVAN MORRISON音源を。
というのも、本作の13曲目Before The World Was Madeはアイルランドが産んだ偉大な詩人WILLIAM BUTLER YEATSの詩にVAN MORRISONがメロディをつけた曲、そうです、昨日聴いたTHE WATERBOYSの作品と同コンセプトなのです。
なので、久し振りに聴くことにしました。
San Franciscoで観たライヴでは2回ほど披露されたClose Enough For Jazz(ライヴで披露されているのはヴォーカル入りヴァージョン、本作はインストヴァージョンと違いはありますが)もその前、12曲目に収録されていてその並びが最高なのも思い出しましてね〜〜〜〜 ( ̄▽ ̄)
と書くと「ジャズっぽい?」あるいは「スピリチュアルな方向性?」と感じられるかもしれませんが、実はまったくそんなことはなく、この15曲入り(LPでは2枚組)の大作、全体的にはかなりブルース寄りの内容に仕上がっています。
自作曲、カヴァー曲ともにブルース曲が多いし、ゲストに以前から交流があった(というよりも、VAN MORRISONがかなり影響を受け、深く敬愛していた)JOHN LEE HOOKERを招いたりもしていますしね。
今でこそそういった傾向は少なくなりましたが、かつての僕はあまりホワイトブルース(白人が演奏するブルース)が好きではなく、本作を初めて聴いた恐らく1995年前後(リリースは1993年)もそうだったに違いありません。
いや、というよりもかなりの黒人ブルース原理主義者だったかも。。。
それが証拠にあまり本作には好印象を抱かなかった記憶があります。
「黒さが足りない!」なんて思ったりしてね〜〜〜〜(笑)。
同じ2枚組でも前作Hymns To The Silence(1991年作品)の感触が僕は大好きだったし。
といった感じで、個人的には思い入れがそこまで強くない作品なのですが、そこはVAN MORRISONの作品ですからね良作です!!
御大の歌も絶好調、ハープとサックスとギターも冴えています!!
そして、GEORGIE FAMEのオルガンもなんとも心地良いです!!
そんな力作です、当時はROBERT JOHNSONブームが起こったり、メジャーレーベル傘下でブルース専門レーベルが立ち上げられたりと、ちょっとしたブルースブームだったこともあり、スマッシュヒットも記録しました。
まあ、それも納得の内容ですね!!
では、本作でもJOHN LEE HOOKERと共演しているTHEM時代からの代表曲、先月末のライヴでも最後にやったGLORIAをライヴ動画でどうぞ。
JOHN LEE HOOKERの凄みよ!!!
23rd. Sep. 2018
Ryoji Okada