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Diary

Introducing new bunch book collection for 2022 Spring/Summer. vol.15: Piacenza 3-1 Celebration

Hiroshima Carp / Loud Garden / NBA / Ryoji Okada

 

 

お電話(03-6438-9563)、e-mail(info@loudgarden.com)、SNS(FacebookInstagramのメッセージやコメント等)、web会議アプリZoom(←こちらをご希望の方はまずe-mail等でご連絡下さい!)等でのご注文も可能です!

 

4月~5月の水曜日は「14:00-20:00」で営業いたします。

 

Arnys/アルニスの銘ジャケット:Forestière/フォレスティエールをRYOJI OKADA流に再現しました!

 

LOUD GARDENの季刊ニュースペーパー:The Loudest Voice vol.30 完成しました!

 

Pen 5月号:気鋭のノンフィクションライター石戸諭様がLOUD GARDEN madeの最新作について書いていらっしゃいます!

 

 

<新作バンチブックのご紹介>

 vol.1: Darrow Dale 2-1

 vol.2: Darrow Dale 2-2

 vol.3: Ermenegildo Zegna

 vol.4: Trabaldo Togna / Drago

 vol.5: British suiting collection 2-1

 vol.6: British suiting collection 2-2

 vol.7: Tallia Di Delfino

 vol.8: Jersey collection

 vol.9: Super stretch

 vol.1o: Indigo by Harrisons

 vol.11: Jacketing collection – Ferla / Novara / Drago etc.

 vol.12: Jacket & Trousers – Dondi / E.Thomas etc.

 vol.13: Loro Piana

 vol.14: Warp & Weft – Ferla / Cerruti / Loro Piana etc.

 

 

 

昨日も複数ゲームが行われたNBA Playoffs 2022であります🏀

僕が応援している2チームのうちの1チーム:MILはASプレイヤーかつ2ndエースのK.Middletonを欠いた状態でCHIとのGame 3に臨みましたが、昨日僕がこのDiaryでも名前を挙げたロールプレイヤーたちが見事に躍動して完勝しました。

特に久し振りに先発に抜擢されたB.Portis(25mのPTで18P/16R)とG.Allen(25mのPTで22P/6R/1B)の活躍は光りましたね!

簡単ではないと思いますが、明日行われるGame 4も昨日同様に全員が最高の仕事をして勝利をもぎ取って欲しいです!

そして、今日は僕が応援している2チームのうちのもう1チーム:DALが5:30 ToのGame 4を戦っています

エースL.Dončićは復帰しましたが惜敗しました。。。

なんというか勝てるゲームを落としたので結構痛恨かもしれません。

が、Game 5はホームに戻れるのでしっかり切り替えて欲しいですね。

Go! MAVS!

Go! BUCKS!

 

それから昨日のカープは2日連続で快勝、4連敗後の2連勝で貯金を5に戻し2位を堅持しました⚾️

注目の打順は1番を大盛選手から堂林選手に変えただけで2番以降はおとといと同じでした。

堂林選手はちょっと前のあってはいけないバントミスで多くのカープファンを失望させましたが、調子自体は悪くないんですよね、実は。

規定にはもちろん達していませんが、OPSは末包選手に次いでチーム2位(昨日の試合前で.812)です。

加えて一発もあって、盗塁も上手い選手ですからね、僕は想像していませんでしたけれど好調ならば1番は適任かもしれません。

緒方監督時代に1番堂林選手が機能していた時期があった記憶もありますし😊

という意外な1番起用が大的中して、貴重な先制2ラン本塁打とビッグイニングに繋がる安打を含む4打数2安打を放っただけでなく、4回裏に本塁生還を狙った二塁走者をタッチアウトに仕留める好返球を見せるなど昨日は堂林選手が大活躍しました。

素晴らしい!

3試合連続で先発起用されたルーキー末包選手も攻守に躍動したのも良かったです。

先発した森下投手は全体的に球が高かったですし空振りがなかなか取れなかった(変化球が甘かった?)しまだ本調子ではないように見えましたが、7回無失点という結果がついてきたのが何よりでした。

今日は玉村投手が先発です。

先週は日程の関係上一回先発を飛ばしていますからね、休養を兼ねたうまい調整が出来ているといいのですがどうでしょうか。

若き左腕の好投に期待したいです!

Go! TAMA-CHAN!

Go! CARP!

 

 

 

ところで。

「カープ」といえば。

今日は約10日振りに新作バンチブックをご紹介します!

まだまだご紹介したいバンチブックがたくさんあるのにオーダーシャツ用の新作素材をご紹介したりしていた(←これも重要です、はい!)ので少し時間が空いてしまいました(汗)。

遅くともゴールデンウィーク中にはひと通りのご紹介を終えたいと思っておりますので乞うご期待下さい😊

15回目となる今日ご紹介するのは「カープの赤」のようなレッドの「側」がとてもスタイリッシュなPiacenzaのCelebrationというバンチブックです。

現存する世界最古のミルといわれるPiacenzaの歴史は極めて長く、実に1600年代まで遡ることが出来ます。

具体的には1623年に毛織物商を営んでいた記録が残っているそうです。

1623年といえば、日本では徳川家光が江戸幕府3代将軍になった年。。。

すごいですよね!

そして、その約100年後に自分達で毛織物を織り始め今に至ります。

企業としての創業年は「その約100年後」に当たる1733年だそうです。

1733年といえば、日本では円山応挙が誕生した年。。。

これまたすごいですよね!

そんな重厚な歴史を誇るPiacenzaはイタリア随一の高級毛織物産地として有名なビエラ地区で創業して以来今日まで、最上質原料の使用を徹底しハイクオリティ&ハイクリエイティヴィティな素材を生み出し続けている超名門イタリアンミルです。

数々の逸話を誇るPiacenzaですが、1913年に初めてイタリアに伝えたとされているCashmereを筆頭とした高級獣毛やSilkを使用した素材でも極めて有名です。

実は先日、Piacenzaのバンチブックを急遽3冊手配することが出来ました。

そこで、今日から3日間連続(の予定)でじっくりその内容をご紹介したいと思います。

初日にご紹介するCelebrationは文字通りにパーティウェア用素材、フォーマルウェア用素材、華やかでゴージャスなビジネスウェア/スマートカジュアルウェア用素材のバンチブックです。

Piacenzaらしいラグジュアリーかつクリエイティヴな素材が「これでもか!」とコンパイルされているエキサイティング&エモーショナルな一冊に仕上がっておりますので、ご来店の際にはぜひともじっくりと見てやって下さい。

もちろん引き続きお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも大歓迎で承っております。

例えば、「100% Mohairはどれくらい光沢があるの?」といったご質問等がありましたらどうぞお気軽にお申し付け下さいませ。

すぐに詳細のご説明や分かりやすい画像をお送りする等いたします!!

という訳で、早速ご紹介しましょう。

 

 

 

今日ご紹介するバンチブックは ↓こちら↓ です。

 

 

美しいレッドの「側」が目印です!

ちなみにPiacenzaのロゴ上にある植物はアザミの一種だそうです。

これは昔からの手法なのですが、ミルド(起毛)加工をする時にこの植物をローラーにセットして使っているそうです。

昔、Taylor & Lodgeの工場を訪れた時にアザミを使ってミルド加工を行っている工程を見せてもらった記憶があります。

その時に「今では起毛針布を用いるのが一般的かもしれないけれど風合いが違うんだよね」と当時社長をなさっていたGordonさんが仰っていたような。。。記憶もあります。

というこだわりをPiacenzaも持っているんですね、きっと。

そして、数あるモノづくりへのこだわりの象徴としてロゴの一部に使用しているのでしょう😊

なんとも爽快な気高さを感じるのは僕だけでしょうか。

では、肝心の中身をご紹介していきますね!

極めて素晴らしいコレクションですのでもちろん「全マーク」をご紹介します!!

 

 

まずは相当にリアルな表現のパイソンジャカード4マークです!

 

 

(Celebrationというよりも)Rock & Rollな4マークがいきなり鎮座しているのはちょっとPiacenzaらしくない気がしないでもありませんが、インパクト大で冒頭からワクワク感が「ストップ高」ですよね!

今までBiellesi等でパイソン柄はありましたけれどこれが最もリアルではないでしょうか??

爬虫類嫌いの方には申し訳ないことですけれど。。。

品質は78% Wool + 22% Silk(245g)です。

上質なシルクならではの光沢も極めて美しい逸品だと思います!

素材感的にもウエイト的にもヨーロッパでならAll Season、日本でなら盛夏を除く3シーズン着用可能な素材です。

もちろん日本でもお祝いの席でしたら間違いなく冷房が効いているはずですから、「冷房」を前提としてなら盛夏もイケル素材です。

ゴージャスでロックでセクシーなスーツ/ジャケット/ボトムスをお探しの方にイチオシです😉

 

 

パイソンジャカードの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

どのカラーもかっこいいのですが僕はこちらのブラックをセレクトしました!

というのも。。。

このバンチブックは基本的に全マーク在庫があるのですが、このブラック(ともう2マーク)だけ在庫僅少なんですよね(汗)。

なので、「これは!?」と思った方には早めに見にいらしていただきたくセレクトしました!!

という背景もありますけれど、これでシャープなスーツを作ったら「めちゃくちゃかっこいいだろうな〜!」と思ったのも事実です😎

10周年パーティを派手にやるのであればこれでも良かったかもいしれませんね!

現在のところは「派手にやるのはちょっとどうかなぁ?」と考えています。。。

それはともかくとして、絶対にゴキゲンなスーツが仕上がると思いませんか!?

スーツでなければ、ライダースジャケットやM-65フィールドジャケットを作っても間違いなくスーパークールだと思います!!

 

 

続いてクラシカルな無地5マークです。

 

 

いずれもパーティウェア用/フォーマルウェア用バンチブックならではの素材です!

具体的には、上2マークが「70% Wool + 30% Silk(220g)のシルクシャンタン風の横に走るランダムな織柄が魅力的な高密度のトロピカル(平織)素材」で、下3マークが「100% Wool(330g)のタキシードクロス」です。

上2マークは素晴らしい張りに恵まれているのですごく仕立て映えがすると思います!

また、品格あふれる控えめな光沢とクリアな表面が魅力のタキシードクロスは3カラー展開というのがいいですよね!!

 

 

クラシカル無地の「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

「集合写真」下からの2番目のネイヴィブルーです!

ネイヴィブルーのタキシードクロスって珍しいのですごく魅了されました!!

ミリタリーテイストあふれるダブルブレステッドブレザーを作ってみたいです😊

 

 

次は織柄の無地8マークです。

 

 

いずれもSilk混紡の贅沢な素材です。

具体的には上4マークが「80% Super 130’s Wool + 20% Silk(250g)のシャドウストライプ」で、下4マークが「78% Wool + 22% Silk(245g)のオーナメントジャカード」です。

仲間のようで仲間でない2種ですが、いずれもとても個性的でスタイリッシュではないでしょうか?

 

 

織柄無地の「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

オーナメントジャカードのグレイです。

高貴かつ華やかなスーツやジャケットを作るには最高の素材ですよね!

僕はロックなディナージャケットかロングジャケットを作ってみたいですね😊

ヴェストにも間違いなくいいと思います!

 

 

ラメ入りジャカード4マークです。

 

 

ジャカード織を用いてアートのようなタッチで描かれたペイズリーとフラワーモチーフがとてもカリスマティックですよね!

これは実際に見ていただかないと分からないのですが、角度によって「表情」が変わるのも最高にナイスです!!

バンチブックの見本でもそうなのですから、服に仕上がった時にはその効果が倍増するに違いありません!!!

具体的には、動く/歩く度に角度が変わるので「ん、あの人の服って無地っぽい?」「いやいやキラってるよね?」といった反応を生む1着が仕上がると思います😎

ラメ入りなのですごく華やかではありますけれど、ギラつき過ぎていないのもすごくいいですよね〜!

品質は84% Wool + 10% Polyester + 6% Polyamide(250g)です。

 

 

ラメ入りジャカードの「僕のイチオシ」は ↓こちら↓ です。

 

 

久し振りに超ロックな1着を作りたくなりました!

具体的にはフォレスティエールか、袖だけこの素材を使用したジャケットを考えています。

現在、後者にした場合を考えて身頃に使う用の素材を捜索中です!!

 

 

多彩な無地シリーズです。

 

 

 

 

上7マーク:59% Silk + 29% Wool + 12% Linen(210g)のサマーフォーマルウェア素材です。この上品な「顔」と繊細で爽やかなカラーですから淑女のサマードレスにもいいかもしれませんね。紳士ならフォーマル用ではなくスマートカジュアル用のジャケットにも最高だと思います!1番上のオレンジやその下のイエローで軽快なジャケットを作ったら素晴らしく素敵だろうなぁ。Silkが59%も混紡されているので少々高額ですがその価値はある絶品だと思います!

中2マーク:久し振りに巡り会えた100% Mohair(260g)です。Piacenzaが100% Mohairをやっているとは知りませんでした、さすがですね!素晴らしい張りがある(100% Mohairですから当たり前ですね!)一方でバシバシではなくソフトなタッチを併せ持っているのも白眉です!ぱっと見は超クラシックながら「実は100% Mohair!」というスリーピーススーツ。。。粋過ぎですね〜〜〜!!!憧れます。下のブラックは在庫僅少です。

下12マーク:超絶に美しいピンヘッド組織の80% Super 130’s Wool + 20% Silk(250g)です。これもなかなか画像ではお伝えが難しいのですが光沢が優雅極まりないです!そして滑らかな肌触りも見事です。「とにかくラグジュアリーな無地スーツを作ってみたい!」という方にイチオシです。

 

 

最後はコールストライプ2マークです。

 

 

洗練されたストライプがとてもスタイリッシュですよね!

一般的にはモーニングコートかディレクターズスーツ用のボトムスとして使用する素材ですが、このストライプならスーツもアリですよね😉

でも、この素材のウリはストライプだけではありません!

品質が100% Super 140’s Wool(260g)なのであります。

肌触りも極上の極みです!

ご来店の際にはぜひとも触ってみて下さい。

 

以上です。

 

もう少し深い解説を加えたかったのですが「貧乏暇なし」ですのでこれくらいにとどめておきます!

でも、本当に素晴らしい、そして楽しいコレクションに仕上がっていますのでぜひともご来店の際には見てやって欲しいと存じます!!

明日は魅惑の無地が42マークも展開されているSensorialをご紹介します!!!

 

 

 

24th. Apr. 2022

Ryoji Okada

 

 

 



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