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「Sherlock coat / シャーロックコート」を(ほぼ)完全再現しました!

Loud Garden / Ryoji Okada

 

 

 

 

 

 

 

 

お電話(03-6438-9563)、e-mail(info@loudgarden.com)、SNS(FacebookInstagramのメッセージやコメント等)、web会議アプリZoom(←こちらをご希望の方はまずe-mail等でご連絡下さい!)等でのご注文も可能です!!

 

 

10月の水曜日は14:00-20:00で営業いたします。

 

 

キッズシャツ・親子シャツのオーダーも可能です!

 

 

Debut! Detachable collars for made-to-measure shirts!

 

 

オーダーシャツ用新ディテイル:本前立始動!

 

 

オーダーシャツの「後ろ身頃のニット素材切り替え」オプションスタート!

 

 

 

 

今日はMLB World Series 2020 Game 6ですね⚾️

昨日のMNF: CHI@LARの中継中にも実況が触れていましたけれど、今年はNBAでLALがリーグ制覇、MLBでLADがリーグ制覇に王手中、そして、昨日も勝利したLARも好調です。

LARがSBで勝利するイメージは湧きませんし、全チームが好調なNFC Westに属しているのでそもそもPO出場が叶うかどうかも「?」ですが、昨日も勝利して5-2ですからね、もしもLARに何かが起これば、K.Bryantを失った年にLAがNBAとMLBとNFLの三冠に。。。

さすがにそれは難しいかな??

何はともあれ日本時間の今週金曜日からWeek 8に突入、RSも折り返し地点まできた今シーズンのNFLです、更なる熱い闘いが繰り広げられることに期待したいです🏈

 

 

 

 

ところで。

「難しい」といえば。

今日は日曜日にお渡ししたばかりのダブルブレステッドコートをご紹介します!

イギリスBBCが制作した人気TVドラマシリーズ「Sherlock/シャーロック」おいて、主演のBenedict Cumberbatchが着用していたコートの「完全再現」を目指してお作りしたコートです!!

今までも「シャーロックコート」がキーワードとなるご注文を承ったことは複数回ありましたが、その際はあくまでも「イメージソース」としてのシャーロックコートで、皆さまかなり自分流のアレンジをお加えでした。

が、今回はお客様が「高い再現性」をご希望なさっていたので、僕も諸々研究し直して、0.5cm単位で様々な計算をして(比喩ではなく実際の計算です!)、店頭でトワルを組む等々の作業を行ってから縫製職人に依頼しました。

思い返せば縫製中も、職人と「これはどういうこと?」とか「ここはどうしたら再現出来ますかね?」とかやり取りをあれこれ重ねたり、ボタンが一時的に品切れてしまい足りくなってしまったり(最初に僕がセットしたボタンの総数が足りていれば問題なかったのですが。。。つまり僕の計算間違いが原因です汗)、職人がしてしまった小さな失敗の完璧なリカヴァリーに取り組んでもらったり等々もありました!!

なかなかどうして難しかったです(笑)。

そんなこんなで時間はかなり掛かってしまいました(申し訳ありませんでした汗)が、その甲斐あって納得の仕上がりとなりました!!

ご注文下さったU様も大満足のご様子でした。

そして、羨ましいくらいの高身長にしてとってもスマートかつハンサムなU様です、お召しになった雄姿は、まるで「日本版シャーロック」で主演を務める俳優さんのようでした😎

では、早速ご紹介しましょう!!!

 

 

 

 

↓こちら↓です。

 

 

「検索するとよく出てくる着方」を真似て着せつけをしてみましたがかなりの再現性、とってもいい感じです!!

(下半身?になにもない)トルソに着せると、素材の重みもあってなかなか裾のフレアー感が表現出来ないのですが、実際にご着用いただくと裾はかなりフレアーしています😊

あ、ご着用の際のお写真も撮らせてもらえば良かったです(汗)。

それから、写真を撮った後に「フラワーホール(衿穴)を止められるボタンが下前(右手側の身頃)の前肩についていない」ことに気付いて急ぎつけたのですが、ボタンをつけた後に再度撮影するのを忘れてしまいした(汗汗)。

渾身のコートが出来上がったのに、最後の最後でぬかりました。。。

後悔しても仕方がないので気を取り直して詳しくご紹介しましょう!!

 

 

 

改めまして↓こちら↓です!

 

 

あまり資料が多くないコートでしたので、動画を何度も見直したり、ネットに落ちている画像を拡大したり、絵を書いたり、トワルを組んだりしてバランス等々を決めていきました。

もちろん、バランスはU様のご身長等も考慮して決めております。

難しくも楽しい作業でした!

素材はHarris Tweedのヘリンボンです!

実際のシャーロックコートとは異なる素材ですが、雰囲気はバッチリですよね😉

恐らくは5年後、10年後には更にいい感じに「仕上がってくる」のではないでしょうか??

 

 

 

ミリタリー感がアップする↓こういう着方↓もかっこいいですよね!

 

 

 

うん、めちゃくちゃいい!!

カジュアルスタイルならこの着方が最高に映えるでしょうね!!

ワイドなアーミーパンツやデニムパンツを合わせてもよさそうですね😉

裾をロールアップして無骨な編み上げブーツを合わせてね😉😉

僕も何だか思いっ切りこのコートを欲しくなりました!!

今回お作りしたパターン/型紙をベースにすれば、1ヶ月ちょいで。。。出来るかな???

ずっと寝かせているBlack Watchの100% Casahmereとかどうだろうか???

いや待てよ、あの素材もいいなあ???

という果てしない妄想の引金となる一着であります!!!

ちなみに。。。

この写真は「フラワーホール(衿穴)を止められるボタン」をつけた後に撮りました。。。

この写真を撮った後に、ボタンを外してもう一度「一番上の画像の構図」で撮り直せばよかったのですが、気が回りませんでした(汗)。

 

 

 

バックです。

 

 

とっても優雅な「ザ・男の背中」が完成しております!

ただこの背中もですね、裾のフレア同様にどうしてもトルソだと雰囲気が出ないんですよね。。。

実際にご着用いただいて歩いていただくととっても「シャーロック」なのですが。。。

ともあれ、すご〜く素敵な後ろ姿ですよね😉

では、ディテイルを「寄り画像」を見ていきましょう!

 

 

 

ラペル(下衿)裏にはお名前からとったT.UTUという刺繍をお入れしました!

 

 

U様のお気に入りのカラーということで刺繍糸と衿穴糸はイエローにしました😊

とってもいいアクセントになっていますよね!!

 

 

 

 

大きめなアルスターカラーとともにこのコートの大きな特徴であるフロントです!

 

 

両胸のハンドウォームポケット、ミリタリーフレイヴァーを醸し出す6ボタン3つ掛けスタイル、やや低めかつ横が広めのボタンスタンス、4つ穴のレザーボタン、パッチ&フラップの腰ポケット等々がポイントです!

ここはですね、何度も何度も計算しました!!

途中、スランプに陥ったのか「う〜〜〜ん、分からん!」となったタイミングもありましたがなんとか乗り越えて、かなりの高い「再現性」を実現することが出来ました✌️

4つ穴のレザーボタンはヴィンテージも考え探してみたのですが、どうしても必要数の手配が出来そうになかった(上述の通りこのボタンも途中で一時的に足りなくなりましたけれど笑)ので、こちらにしました。

でも、考えてみればこのボタンも数年経てばエイジングされて絶妙な加減の色艶になってくる(より濃色に、より艶やかになります)ので「正解」だったかもしれません😉

エッジのステッチ風の意匠もクールですしね!

 

 

 

ターンナップカフスです!

 

 

はい、こちらももちろん「再現」です!

 

 

ライニングは「シャーロックコート」ということで、ロンドンの様々な「通り」の看板がデザインとして使われている↓こちら↓にしました🇬🇧

 

 

ちなみにこのライニングは2色あって、もう1色はこのライニングのブルー部分がレッドになっています。

今回は表素材がブルーですから当然の如くこちらのブルーをセレクト!

このコートにこれ以上相応しいライニングはありませんよね、きっと!!

このご時世ながら、じっと見ているとなんだか無性にロンドンに行きたくなってくるのが唯一の難点でしょうか(笑)。

 

 

 

アクションプリーツやバックベルト、バックベルト上下のプリーツ等々も再現しました!

 

 

手前味噌ではありますけれどとてもよく出来ていると思います!!

 

 

 

インヴァーテッドプリーツです!

 

 

ちらりちらりとライニングが見えるセンターベントも捨て難いですが、歩くたびに優雅な裾のドレープを演出してくれるこのインヴァーテッドプリーツもやっぱりいいですね!!

 

以上です。

 

GIEVES & HAKWES時代に仕込んだ既製品から始まり、今まで数多くのコートを仕込んできた僕ですが、このコートは間違いなく過去に作ったコートの中で5本の指に入る傑作だと思います🖐

BRUCE SPRINGSTEENの新譜Letter To Youと同じくらいに心が揺さぶられましたもん😎

このようなコートを作る機会を与えて下さったU様には、改めましてこの場を借りて厚く御礼を申し上げたいです!

それから。。。

今回お作りするにあたり色々調べ直してみたところ、「シャーロックコート」と称して「(少しだけ)似て(完全に)非なる」コートを販売しているブランドさんが複数あることを知りました。

LOUD GARDEN/RYOJI OKADAがかつて承ったように『お客様のご意向で「オリジナルなアレンジ」を加えている』のとはまったく違う意味で「似て非なる」コート。。。

洋服屋の矜恃という面から考えたら、ちょっといただけないなぁと思ったりもしました。。。

基本的にはこのDiaryやSNSでは同業者さんのことを悪くは書かないようにしていますし、普段も同業者さんの悪口は発しないように気を付けています(というか、同業者さんのことは気にしないようにしています)けれど、今回はちょっと書いてしまいました、お目汚しすみません。

ともあれ、「現物(見本サンプル)なし&仮縫なしの一発勝負(まあ、トワルは組んだけれど)」でここまで高い再現性を実現出来たことは大いに自信になりましたし、仕上がったコートを見た時にはかなり感動しました!

スタッフのF君とY君、そして、Gordenさんまでも「かっこいいね〜〜〜!」と絶賛してくれました😊

Gordenさんが褒めてくれるのって珍しいんですよ(笑)。

それだけ出来が良かった、インパクトがあったということの証左でしょう。

U様に加えて、職人さんにも大感謝です!!

 

U様、いつも本当にありがとうございます。

お時間をいただいてしまい誠に恐縮でしたが、きっと何年もお召しいただける思い入れいっぱいの一着になると存じます!

どうぞ永くご愛用下さいませ。

そして、今後とも当店を何卒よろしくお願い申し上げます。

そしてそして、前回見ていただいたツイードやBlack Watch/Brown Wacthもぜひともご検討をお願いいたします!!

 

 

 

最後に、今回再現に挑戦したのはこのコートです!

 

 

勝手に画像を貼り付けるのはあまりよろしくない行為かもしれませんが、7年ほど前でしたか、DVDが発売された際に発売元のPR担当の方から請われてノーギャラで文章を寄稿したことがありますからここはひとつヨシとしましょう!

それはともかくとして、ご覧のようにかなり近い線までいっています!

そして、(トルソに着せつけた状態よりも)U様がお召しになったら更に再現性は高まると思います!!

もちろんお好みの素材でこのコートをご注文いただくことも可能です!!!

「この冬は特別なコートが欲しいんだよね」とお思いの方がいらっしゃいましたら、ぜひともこのシャーロックコートも候補に上げてやって下さいませ。

どうぞよろしくお願い申し上げます😌

 

 

 

 

◆本日の一枚◆

 

もう数日BRUCE SPRINGSTEENの新譜Letter To Youを。

何度も何度も耳と心を澄ませて聴いてみたけれど。。。

素晴らしいですね!

もう4日目(だよね?)となる昨日だって、思わず手を止めて聴き入ってしまうこと複数回。。。

まだまだ未熟者故一聴した時には気がつかなかったけれど、これはとてつもない名盤かもしれませんね😊

コロナ禍以前に録音は終わっていたらしいのですが、このコロナ禍と先行き不安が渦巻いている2020年10月でも極めて有効な音楽と言葉に満ちているのはさすがの一語です。

数日前にここでコメント/感想を書いた6曲(プラスタイトルトラック)がやっぱり好き(9. If I Was The Priestはここ数日で更に大好きになっています、名曲です!)ですが、新たな発見(?)もありました。

まずは6. The Power Of Prayer、この曲も聴けば聴くほど味合い深く沁み入ってきますね!

新しいメロディや主題がある曲ではありませんが、本当にとてもよく出来ています。

より一層盛り上がっていく後半(8. Rainmakerから12. I’ll See You In My Dreamsの流れは最高に秀逸です!)へのつなぎとしても本作内でとても重要な役割を果たしているような気がします!

昨日も2回ほど「ハッ」とさせられました。

それから、3. Burnin’ Train。

恐らく本作中(THE E STREET BAND用の曲としては)最も普通の曲ですが理屈抜きに楽しめるこういった曲もアルバムには必要だと思いますし、本作はオープニングトラックOne Minute You’re Hereが静かな曲なので3曲目にこの曲が控えているというのはかなりの必然性があると思います。

ギターもとても爽快な良曲ですね。

5. Last Man Standingももうしばらくするとぐっと近い曲になりそうな予感がします!

7. House Of A Thousand Guitarsはそこにあるべき曲だということは理解しているのですがまだちょっと馴染んでいません。

いずれにしてもすごくいいアルバムですので、機会がありましたらぜひとも聴いてみて下さい!

 

 

 

 

では、そのThe Power Of Prayerのオフィシャルオーディオを。

 

 

これまた良曲ですよね!!

 

 

 

 

28th. Oct. 2020

Ryoji Okada

 

 

 

 



My friend with big heart made LOUD GARDEN's PV!!

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